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初心忘るべからず、粘り強さと新鮮さが生みの親になるコツだと思う(タイ支店Asami KOSAKA)

こんにちは、パンダバスです。金曜日の社員の声「私が生みの親です。」シリーズ、4人目!今回もタイ支店からお送りします!

実は、書いている中の人まだお会いしたことがないのですが会いたくて仕方ない!社員の方です。シンガポールからタイに赴任されて充実した生活を送っているようですが、商品にも反映されていますね。人気タイ支店をを支える彼女の話をお伝えできればいいな~と思っています。

プロフィール:Asami KOSAKA
オーストラリア(ゴールドコースト)/シンガポール/タイ(バンコク)にて勤務。パソコンの待ち受けは阪神タイガース!プロ野球観戦が大好き。苦みのあるIPAビールが最近のお気に入りの様子…。料理上手でお酒が好きだと最高ですね~!光の速さで仕事をする、しっかり者の彼女は社員たちから羨望のまなざしで見られています。

__今年度新しく作った商品を教えてください。

タイデンマーク ファーム体験ツアー」というツアーを作りました。

バンコクに異動してくる前はシンガポールに3年いました。大都会シンガポールは国土も小さく、郊外に自然は少し残っていますが、ファームというものはほぼ皆無です。

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田舎育ちなのできっとシンガポールにいるときは自然や動物を無意識に欲していたんだと思います。タイには広大な土地、自然がたくさんあるので、その特色を生かしたツアーが作れないかと思って体験型のファームツアーを作りました。

__その商品を作ることになったきっかけと、推しポイントを教えてください。

バンコクには駐在員が7万にいると言われています。また家族連れの方が多く、幼稚園児や小学校低学年のお子さんが多いと聞きました。

自然or動物=子供が好き、ですよね?


実はすでにタイ支店ではファームに行くツアーはありました。ただそのファームではショーは見れるけど、自分で体験をするというのが少ないんです。なので、参加した全員が体験できるようなファームがないかな、と思ったときにこのファームを見つけました。

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このツアーでは、牛の乳絞り子牛へのミルクあげヨーグルトづくり石鹸づくり、そして有機肥料の作り方のお勉強などが出来ます。
ファームの名前は「タイデンマーク」、タイ?デンマーク?と意味不明な名前ですよね。実は前国王がデンマークに赴き、牧場を作るノウハウを学んでこのファームを作ったことからこの名前が付けられているそうです。お子さんには少し難しいかもしれませんが、どういう思いで前国王がこのファームを作ったのかも知ることが出来ます。

__作るときに苦労した点は何ですか?

苦労というほどのものではないんですが…。
ファームにはすでに誰でも参加できる園内ツアーがあったんですよね。そのままその園内ツアーをツアーに組み込んでも面白くないし、自分で行くことが出来る人はパンダバスのツアーに参加する必要がない。どうにかオリジナル性を出せないか、ということで視察に行ったときにスタッフに交渉しました。最初はツアーで使うトラムの数が限られているし、1時間毎に園内ツアーがあるので、私たちのオリジナルツアーをスケジュールに組み込むのは難しいと言われました。

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粘り強くお願いをして、タイ人団体が比較的少ない時期ならなんとか、、、ということで交渉成立!既存の園内ツアーより体験が2つ多いツアーを作れた時にはホッとしました。初めての催行日にはツアー終了までソワソワしましたが、ガイドからお客さんみんな楽しそうでした、と聞いた時には苦労が報われたなって思いました。

__商品造成で大切にしている「想い」を教えてください。

参加した方が少しでもプラスの感情を持ってくれるか、ということですね。せっかく自分がいい!と思って作っても、参加してくれた人が楽しいと思ってくれなかったり、「よくある観光ツアーだな」程度にしか思われるのは寂しいですよね。

せっかくなら「楽しかった!」「良い思い出になった!」「パンダのツアーはおもしろいな!」「子供にいい経験をさせられた!」など思ってほしいな、と思いながらツアー作りをしています。

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あとは海外生活が長くなると、旅行者の目や感覚からどんどん遠ざかってしまうんですよね。なので「その街に初めて到着した日を忘れない!」ということも念頭においています。空港の入国審査の列渋滞のひどさ店員の適当さなど、滞在期間が長くなればなるほどそれが「普通」になってしまいます。でも旅行で来られた方にとっては「普通」ではないんです。そこから何か商品づくりのヒントを得られることもあるので、なるべく観光客と同じ目線でいるように心掛けています。

スワンナプーム空港

カオサンロード2_M
__最後にこれから挑戦していこうと思っていることを、教えてください。

まずはコロナ禍の早期終息と少しでも早くコロナ前のように
・たくさんのお客様にタイに来てほしい!
・たくさんのお客様にパンダバスのツアーを知ってほしい!
・楽しかったと言ってもらえるツアーを作る!
という目標はありますが、まだまだ先が見えない状況ですよね。

幸いなことにタイは市中感染が数か月0の状態なので、マスクの着用や検温以外、コロナ前とほぼ同じ生活スタイルに戻っています。(10月現在)
タイには在住日本人が約7万人いますので、まずは在住者の方々にリピーターになってもらえるような面白いツアー、パッケージ商品、そしてサービスをご提供していきたいと思います。

__ありがとうございました!在住邦人が多いため、現在では国内ツアーを運行しています。私たちの普通、を普通に捉えない、忘れがちなことを思い出させていただけるインタビューでしたね。Webサイト、SNSなどでいろいろ見てくださいね!

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