”脂質”について
こんにちは。
久喜市鷲宮のスモールジム&整体「身体改善サロン ペインフリー」店長の高橋です。
今日のテーマは「”脂質”について」です。
今週は栄養について連続的に記してきていますので、本日も栄養について記していこうと思います。
これまでの内容を簡易的に復習しますと、、
・「栄養」を取る目的は ①約半年後の身体を作るため ②今の身体を動かすため ③今の身体を調整するため
・「たんぱく質」は身体を構成する要素として重要な役割を果たすだけでなく、1gあたり4kcalのエネルギー源としても活躍する
・たんぱく質の一日の摂取量目安は「体重1kg/1g/日」
・運動量の多い方のたんぱく質の一日の摂取量目安は「体重1kg/1.5~2g/日」
・「成分」<「食品」で考えるべし
などなどを記してきました。
「たんぱく質」→「糖質」ときましたので、今日は「脂質」について記していきます。
「脂質」の主な役割としては、37兆2000億個あるとされている身体の細胞を覆っている「細胞膜」の成分になるということです。
この膜の硬さによって細胞内へのエネルギーの行き来や細胞分裂にも影響が出ると言われています。
そう考えると相当重要ですね。。
脂質は大きく分けて「飽和脂肪酸(主に動物性の油)」と「不飽和脂肪酸(主に植物性と魚の油」があります。
「不飽和脂肪酸」は「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」に分けられ、このうち「オメガ3」と「オメガ6」が必須脂肪酸となります。
この二つが身体にとって必要不可欠ということですね。
「オメガ3」を多く摂ると細胞膜が柔らかくなり、「オメガ6」を多く摂ると反対に硬くなると言われています。
これらのバランスが細胞膜の硬さを決めているということです。
理想的な比率は、「オメガ3:オメガ6 = 1:2~4」と言われていますが、現代人の食事では「オメガ6」が多く摂取されがちなので、「オメガ3」を積極的に摂ることが勧められています。
油選びの基本は、、
「高オメガ3、低オメガ6、低飽和脂肪酸、トランス脂肪酸ゼロ」
で覚えておきましょう。
ちなみにトランス脂肪酸はマーガリン・ファットスプレッド・ショートニングなどを指します。
完璧にゼロにしましょうということではありませんが、基本として自分から摂りにいかないようにするのが良いかと思います。