消滅。
消えたい。
消滅したい。
自傷してた
3歳の頃
あの頃の
悪い考えは
無くならない
ボクが悪い
ボクのせいで
ボクがいなきゃいい
頭がいっぱいになる
「オマエが悪い
オマエのせいだ
オマエが死ねば良かった
オマエなんかいらない」
どういう意味か
わからなかった
何度も繰り返し
心に覚えた
ボクが消えたら
世界は平和だ
そう思えた
4歳の時
大好きな親族が
亡くなった
事故だった
ボクは自分を呪った
こんなたくさん
周りが亡くなるのは
自分が悪い
自分が悪魔だから
そう思った
葬儀の日
ボクは会場の壁に
何度も激突して
死のうとしてた
大尊敬の高祖母から
喝が飛んだ
不幸なのは
状況ではない
考え方です
今の自分に
満足しない
利己主義です
世界中すべての人が
同じ状況
同じ条件でも
幸不幸は分かれます
こころが贅沢だと
どんな状況でも
絶望的に不幸を
感じるものです
しかし
誠心誠意、真心のひと
誠実のひとに
不幸はありません
真剣なひとに
絶望は無いのです
例え状況が
どん底になっても
必ず這い上がる
真面目で必死な努力
間違ったら
元に戻って
懸命にやり直す
努力勇気
誰かの幸福のために
必死です
そうです
必ず絶対に
自分ではなく
ひとのために
献身的な態度で
地道に日々を過ごします
明日
天変地異が巻き起こっても
この人たちは
幸福に護られます
神や仏が
見放すわけがない
幸福に護られるべき
ひとたちです
自分には何もできない
自分はゴミみたいだ
そんな風に思いながら
それでも日々
真面目に誠実に暮らす
小さなことを真剣に
どんな命も無駄にしない
それは食べ物かもしれない
植物かもしれない
どんなことにも感謝する
それは地域の
ボランティアのひとに
向けてかもしれない
それは町の
名もなき
清掃員かもしれない
ゴミ収集の
人かもしれない
そして
どなたと会っても
「貴方様のおかげで」
そう言って笑顔で励ます
「おばあちゃま
パコはまだ4歳よ
わからないわ」
いいえ。
何歳だとか
男とか女とか
何も関係ないのです
同じ人間です
言葉は心に響きます
音は心に残ります
彼女が心に受けた
暴言と云う
虐待の傷は
真心の言葉にしか
払拭できません
ボクはハッキリ覚えてる
それは
葬儀の日
動画を親族が
撮ってたからだけじゃない
高祖母の言葉が
印象的で
後に親族に
葬儀の日の動画に
残ってると云われ確認した
『3歳4歳で自殺?
あり得ないね
遊び事でしょ?』
そういう先生もいた
オトナには
「嗤い」でしか無くても
ボクは自宅の階段から
飛び降りたり
壁に突進したり
死のうとした
死に方さえ
わからなかった
それは
嗤われなきゃ
ならないことか
そんなこと
どうでもいい
ボクは消えたかった
これは確かだ
しかし
死ねなくて良かった
死に方を知らなくて良かった
生きてて嬉しい
この苦しみが嬉しい
この辛さが本当にありがたい
あの時
命がつきてたら
今の辛さも
苦しみも
悲しみも知らなかった
生きてるから
わかったこと
これは宝だ財産だ
ひとの心は
宇宙より大きくひろい
小さな平和祈る
その正義
その考えが
世界を変える
大変革する
人は自分を含め
誰も殺してはいけない
だから
戦争もしてはならない
世界中のひとは
消滅するために
生まれたんじゃない
この世を楽しむため
生まれてきた
大きな苦しみも
どんな悲しみも
どん底の辛さも
体験し生きているのは
同じ苦しみの
多くのひとを
ひとりでも
多く助けるため
生まれてきた
ボクに想像つくのは
家族を亡くした悲しみ
身体が不自由な苦しみ
イジメや虐待の辛さ
他はまだ
わからないことも多い
母は何のために
命を亡くした?
ボクを産んでも
母は亡い
意味があるのか?
自分を呪った
この状況の意味を
毎晩考えた
施設には
ボクをいだく
毛布は無かった
(無粋だが
現実の毛布の事ではない)
そう厳しい環境が
良かったと思う
施設の片隅に
積み上げられた
寄付という名の
廃品の本
水分を含み
カビ臭く
環境に悪そうだった
それらは
大人向けであり
とうてい
子供たちをシェルターする
施設にあるべき
やさしいやわらかい
絵本や童話ではなっかった
ボクはその山の中から
魔法の書を手に入れた
この本が何であるかは
他言しない
心に決めている
難しく難解で
周りのオトナに
意味を訊いても
誰も応えられず
名古屋大学出身の
ボランティアの方に
尋ねると
その書物を専門に
教えるひとを
紹介してくれた
これが運命の扉だった
講義は無料
おおよそ1時間
ボクのためだけに
公の施設で
お話をしてくださった
1ページどころか
2行読むのに
小1時間かかる
楽しくて
嬉しくて
施設で与えられた
ディズニービデオを
差し出して
お願いした
「どうかお願いです
これが今ボクの持ってる
最高の財産です
これを差し出しますから
もっと教えて欲しいです
どうしたらもっと
学べますか?」
生きることに
必死だった
それは
母が与えてくれた
その命を
何としても
意味あるモノと
見出したかった
いまにも
消滅してしまう
小さな灯り
これはきっと
母の血だ
そう
母の魂だ
いまそう思う
消してなるまい
消させない
もはや
母の執念だろうと
感じている
魔法の書の講義は
どんどん
仲間が増えた
必死だった
そのおかげで
ボクは生きる意味を
見出した
消滅するときは
「自然消滅」これだけ
命は繰り返される
母も生まれ変わる
地球じゃないかもしれない
しかしその時に
平和な世の中であって欲しい
戦争も事故もない
事件もない
世界中が幸福で
平和な世の中
そのためにボクは尽力する
「そんな理想空想」
そんな風に鼻で嗤われるが
想像し空想した理想を
追い求める
希望をもって夢を
追いかける
あきらめず
粘り強く
何度も挑戦する
何のために?
世界の誰かのためになればいい
その人は
大好きな母の生まれ
変わりかもしれない
あぁ母も誰かの生まれ変わりで
ボクだって誰かの生まれ変わり
そうだよね
世界中みんな繋がってる
消えたい
消えたい
消えたい
消えたい
何度も思った
もう死んでしまいたい
何万回も考えた
それでも
いつかは死ぬ運命
死からは逃れられない
死ぬまでに
やりたいこと
たくさんみつけた
ボクと同じ境遇のひと
励ましたい
もっと勉強して
世界中に激励を送りたい
ボクにできることは
とても小さいかもしれない
けどでも
ブログを読むこと
しかできない
環境のひとに
ボクにできること
それは
キミは本当に素晴らしい
そう伝えることだ
キミは正義だ
キミは未来だ
全力で応援する
絶対に幸せになるよ
宇宙から見たら
この地球の片隅で
努力してる
キミは輝いてる
丸見えだ
神も仏も
どこか他の遠くに
いるわけじゃない
キミの胸中に在る
それを忘れないで
キミは素晴らしい
キミは正しい
自分を疑ったりしないで
自分を信じて
ボクが護る
ボクは消えたりしない
ボクの中の
悪心は今
消滅した
ボクはキミを護る
大丈夫。