「天才 (石原慎太郎著) 」 を読む
雑文です
作品の内容には全く触れていません
本作の内容や解説は、良識ある方のレビューをお読みください
混迷する政局もあり、
政党、派閥なんたるか、政治家とはなんたるかを考えるため読んでみる
「天才 (石原慎太郎著) 」
この著者も政治家として認識されている方が大半だろうが、構成力・筆力等々、作家であると改めて思う(編集者がスゴいのでしょう)
そんなことを言えるほど、この著者の作品は読んでいませんが、
この著者、どうしても政治家後期の暴走老人(田中眞紀子が名付けたそうです )のイメージが強く残っていますが、
1995年4月の衆議院予算委員会での質疑「国民への遺言」を拝見して、驚いた記憶があります(YouTubeで見れます)
質疑の内容・主義主張の是非ではなく、
賛同するか賛同しないかではなく、好きとか嫌いではなく、
記憶に残るヒトと言うのは、
このように自己の考えをしっかり持ち、明確に説明できる
まさに、気概のあるヒトなんだと思った
そこには、それ相応の壮絶な生き方をし、その生き方に信念を持っている人だけが持てる「気迫」が備わっている
それは人を圧倒するものではなく、人を引き付け、魅了するものである
そんな作家が書いたこの作品の政治家が、今の時代に語り継がれるのは、同様なのかもしれない
なとど、考える
ワタシは幸いにして、政治や宗教に関わることも無く、未だにその本質もわからない
適当に生きてきたオヤジである、
ちかごろめっきり覇気が無いとよく言われるようになった
ここは、もう一度頑張りましょう
今更、到底無理なコトであるが、この人たちのように、気概のある老人に少しでも近づけるように、と
そんな作品でした
ちなみにワタシは、戦後のおける政治の歴史は、
「大宰相(さいとう・たかを著)」で学びました
重厚な漫画です
この政治家は第5巻に出てきます
政治に疎いワタシでも名前を見聞きした方がたくさん登場します
現在、世襲議員と言われる方の、継承する側の方が登場し、活躍や立ち位置が出ていて、今となっては改めて大変興味深い作品となっています
そう言えば、日本の歴史も全部、小学館の学習まんがで読んだ世代です
若いヒトに聞きましたがは、日本の文芸作家の名前と作品は、
「文豪ストレイドックス」で覚えたそうです
登場人物の異能力が凄いです、相当深掘りしないと書けない発想です
後世に、いい未来を残せるように
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