『自分へのご褒美』を英語で。リワードをインセンティブにしないために
自分へのご褒美
って、なぜかちょっと恥ずかしい。
何を思い浮かべますか?
「ちょっと良いチョコレート」
「ちょっと良いホテル」
「ちょっと良い靴」
こんな感じで無限に出てきそう。
ちょっと良質で、ちょっと高価なものを自分に買い与えるための枕詞みたいです。
だから、ちょっと気恥ずかしい響きなのでしょうか。
『自分へのご褒美』は、他者からの承認・賞賛を介さずに自分で自分を労わり慈しむ意味で使われています。
「自分へのご褒美」という言葉は、
ここ25年〜35年の間に使われるようになった言葉ではないでしょうか?
・我慢、謙虚が美徳の家長制度の思想が時代遅れになったこと。
・女性も大学進学する方、職業を持つ方が増え、個人が自由に使えるお金を持てるようになったこと。
個人的な幸せを人々が模索し始めた頃なのかもしれません。
英語のレッスンで、外国人の先生に「自分へのご褒美」の話をしたら、
「何それ?」って反応でした。
そこで、例えば、
昼間に仕事して、夜は自分をケアしたいときにチョコレートを買うんです、と説明すると
あぁ、それは reward(リワード)だねと教えてくれました。
今日は、冬限定チョコの定番、Rummy(ラミー)のアイスをいただきました。
生チョコアイスにラムレーズンが入って、まさに「自分へのご褒美」にぴったりのおいしさでした。
ご褒美は英語で、reward(リワード)
報酬とか報いるという意味。
「よくがんばったね。ありがとうね。」って、ご褒美あげるイメージです。
自分へのご褒美は、my reward for myself
実は、ご褒美にも色々種類があります。
prize(プライズ)は、競技で他の人に勝たなきゃもらえないご褒美。
incentive(インセンティブ)は、馬の前にぶら下げた人参のようなご褒美。
赤と緑のチョコレートを見つけると、冬が来たことに気づきます。
When I found the red and green packages of chocolates, I notice that winter has come.
ラミーとバッカスという名前のそのチョコレートは、冬限定商品です。
The chocolates named Rummy and Bacchus are sold only in winter.
チョコレートにはアルコールとレーズンが入っていて、自分へのご褒美なのです。
They contain some alcohol and raisins, so that is my reward for myself.
勝っても負けても、何なら試合に出ないでフテ寝した日さえも、きっと自分のためにがんばってくれているのは、誰よりも自分です。
自分へのご褒美(リワード)は、これ買ってやったんだから結果出せよ!って変に取引しないで労いの心で贈りたいものです。
(インセンティブになっちゃうからね)