「引きこもり当事者会に当事者が来ない…。」引きこもり経験の店主が思うこと~手作りおやつ工房とさか~
「引きこもりの当事者会を作っても当事者が来ない」
引きこもりのお子さんがいるご家族の方から時々耳にしますが、ずーっと違和感がありました。「ん?来ないことが何か問題かな?」って。
そして、「なんで引きこもりって括りにはめ込もうとするんだろう…」って感じます。
「あなたは引きこもりですよ。ここがあなたの場所ですよ」って突きつけられたらどうだろう?
私が引きこもっていた時、まだ診断がつく前でしたが、精神障害者のための就労支援センターに面談に行った時のこと。相談員の方が「発達障害かなぁ?不安障害かなぁ?」と私の状態を聞いてつぶやきました。その時、何とも言いようのない怒りや不信感でいっぱいになり、通うのをやめました。
「私、登坂真代という人が困って相談に来た」のに、「精神障害者で、こういう症状の人が来た」というふうに受け取られているんだと感じてしまいました。
今振り返ると私の思い過ごしだったかもしれないし、精神障害者のための就労支援センターなのだから(手帳を取得してなくても診断がつく前でも相談は可能なところでしたが)、相談員の方が相談者の障害特性を把握するのはおかしなことではありません。
ただ…私は、私という一人の人間が困っていることを受け止めて欲しかったんだろうと思います。
「引きこもり支援」「障害者支援」「自立支援」とかたくさん支援があるけれど、手作りおやつ工房とさかは、一人一人に寄り添い、名前のある「〇〇さんの応援」をしたいと思います(^-^)
手作りおやつ工房とさか
横浜市港南区日野8-31-15
08052439954
tezukuri_oyatsukobo_tosaka@softbank.ne.jp
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