うつ病日記：アダルトチルドレンに共感する
私の妻は長年うつ病です。
最近まで調子が良かったのですが、
昨年末に入院レベルのコロナにかかって以来、あまり調子が良くないです。
昨日は
突然気温が低くなった
生理二日目
トイレを我慢したことによる寝不足
によって
イライラする
やる気が出ない
そんな自分が嫌で泣けてくる
という状態に陥りました。
精神的に落ち込むときは、（誰でもそうかもしれませんが）嫌だった過去が思い出され、負のスパイラルに陥ります。
特に、妻自身、アダルトチルドレンという自覚があり、「親ガチャ失敗感」を抱いています。
例えば、小学生の頃に、親の叶わなかった夢を託され、無理やり或る習い事をやらされていました。そのレッスン費用捻出のために内職をしていた義母が
「あなたのためを思ってやっているのよ」
と「恩を着せてくる」態度に、妻は（小学生のときから）どうしても納得がいかなかったようです。
また、義母と義父はずっと仲が悪く、お互い口すら利かない仲のようです。
妻がいつも伝言役になってしまっています。その仲の悪さが、妻自身の精神の不安定につながっていると義両親に主張しても
「仲が悪いことはあなたには関係がない。人のせいにするな」
と言われる始末。罪意識のなさに失望しているようです。
そして、つい半年前くらいに、とうとう私もそのアダルトチルドレンに共感する現場に出くわしました。
ある日、妻と義父が電話で話していたのですが、義父が理不尽なことで突然怒りだしました（私はそばでその電話をひっそりと聞いていたのです）。ただ単に
「○○を確認して欲しい、と母から言われている」
と伝言しただけでした。なのに、何故か
「なぜ、私が○○を確認しないといけないのだ！○○は私が丁寧に設定したので、絶対に正しい！」
と、突然怒りだしました。
「いやいや、今のは絶対に怒るところではない！」
と私はドン引きしました。
私の前ではニコニコと愛想のいい義父ですが、自身の娘には「上から目線」になる態度を目の当たりにし、私自身もガッカリしたのです。
極めつけは、それから半年経った最近になっても、まだそのことで怒っていたことです。
人によって態度をコロッと変え、偉そうにする態度、しつこさ
にドン引きしました。一事が万事です。
「ああ、ずっとそういう家庭環境だったのね。そりゃあアダルトチルドレンにもなるね」
と、納得した瞬間でした。
産んでくれた親に感謝しましょう
という巷の格言がクソバイスだと改めて確信した瞬間でもあります（なお、私自身は、親に大事に育てられた身なので、自然に感謝しています）。