うつ病の自殺願望について考える
うつ病を支える家族が直面する最大の修羅場が
希死念慮・自殺願望
だと思います。
私の妻はうつ病です(今は寛解しています)。私も例外なく、その妻の希死念慮と幾度となく対峙しました。
専門家は
と平然と言いますが、それを聞くたびに
とイラっとします。クソバイスは他にもあります。うつ病の人が
と口走るときは例外なく
私は生きている価値がない
生きている意味がない
私はただの排泄物製造機だ
といった旨のことも叫びます。そんな修羅場の中
なんて綺麗ごとを面と向かって言えますか?私は言えません。
うつ病の人は
そういった薄っぺらな考えを見抜く能力
に非常に長けています。そんな綺麗ごとをいうと
とカウンターパンチを食らうことは必至です。実際のところ、現実としては
とひそかに心配しながら、そのうつ病の人が発する「絶望の言葉」にただひたすら耳を傾け、その真意を理解するように努める。
これしか打開方法はないと思います。
ただ、この修羅場はとても奥が深いです。何故なら
「生きることに何の意味もない」
といううつ病の人の叫びから、赤裸々な真理が感じ取れるからです。