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人の可能性を信じる【オヤジ店長のツイート日記vol.72】

こんにちは!オヤジ店長と申します!

人材育成、リーダーシップなどについてTwitterで発信している某外資系アパレルブランドで店長をしている読書好き、50代のオヤジです!

簡単な経歴や活動は、宜しければ私のTwitterをご覧ください。➡ @OyajiTencho

ツイートした事を掘り下げて記事にしています。今回のテーマは?

人の可能性を信じる

「人の可能性」についてツイートしました。結構反響♥を頂きましたので掘り下げたいと思います。

このnote記事も内容が良いと思われたら「スキ♥」を押して頂けると幸いです。コメント、感想等もTwitterの方にリプ頂いても構いませんので、合わせてよろしくお願いいたします!

不信感は臆病の表れ

今回のテーマは「人の可能性」についてです。
人の可能性というのは本当に分からないもので、私の失敗談と最後は影響を受けた本や映画もご紹介したいと思います。

私はマネジャーになったばかりの頃(30年程前w)やる気と意欲はメッチャありましたが失敗の連続でした…w

その原因の一つに人を(メンバーを)信じられない部分があったのです。当時も「人は大切」「大事にしよう」という気持ちはあったのに何故上手く行かなかったのでしょう…

それは業績を上げたい目的が「認められたい」という強い「承認欲求」と「臆病」+「支配欲」という元々の性格と願望に起因するものでした。

「承認欲求」というのは頑張る燃料になるものの、キリが無いのと自分の事しか見えない厄介な部分があります。

支配欲も管理する立場の人にとってある程度必要かもしれませんが「思い通りにしたい」という願望が強くなると人を活かす事は出来ません…

ツイートしているように当時、大人しいメンバー達を「頼りない奴らだ…そんなんだから売れないんだ」と決めつけていました。加えて何もかも把握したい気持ちからメンバーの行動を逐一チェックしたり報告させたり所謂「マイクロマネジメント」になっていたのです…

これでは人はついて来ません…しかし私は頼りないと思っていたメンバーから離れる為に会社に異動願いを出して系列店に異動します。(更に勝手なヤツですね…w)

異動してから「あのメンバーじゃあ売れないだろう…」と思っていましたが、しばらくすると頼りないと思っていたメンバー達の快進撃が始まったのです。一方で私は新しい店でも躓いていました…

私の後任者に「調子が良いね、どうやったの?」と聞くと「何もやって無いですよ、オレ来たばかりで分からないし殆ど任せるって言ったんです」と言われたのです。

私は愕然としました…

マイクロマネジメントや思い通りにしたい支配欲が失敗の原因だったと気づいたのはずっと後になってからですが「オレは間違っていたのかもしれない…」という痛い思いをした事は今でも覚えています。

「人を動かす策より育てる策を!」

「メンバーを優秀な人で揃えたい」という戦力補強に囚われた事もあります…

「自分の職場は、駄目なメンバーより良いメンバーで揃えたい…」というのは管理者としての本音ですよね…

しかし気持ちは分るもののこれも間違っていると思います。

結論から言いますと「人を動かす策より育てる策を」です。

つまり良い人を集める策ばかりに囚われないで現状の戦力で(今いるメンバー達)戦う事を考える事ですね。

私は、かつて弊社の旗艦店を任されていた時「〇〇店の〇〇さんを引き抜いてほしい」と本部担当者に働きかけて系列店から引き抜いていた事がありました。

管理者といっても人事権は無いので簡単に事は運びませんが、会社の中核を担う旗艦店の責任者の声は大きく担当者も裏で動いてくれます。

当然不要だと思ったメンバーは放出するのでスポーツで言えばトレードする感じですね…

当時は何の抵抗も無く自分の影響力に酔っていましたが、今思えば大変思い上がった考えだと思います…

トレードは成功した事もありましたが、補強されたメンバーに売上が集中して全体としては嵩上げされなかったり、現メンバーとそりが合わなかったり…あまり好転しなかったというのが戦力補強の私のイメージです。

安易な考えで人を動かすより先ずは現状のメンバー(戦力)を活かす事を考えた方が良いと思いますね。

どこかのプロ野球チー厶もスター選手ばかり集めてますが優勝にはたどり着いてないですもんね…w

少し話はそれますが、「ストレングスファインダー」という性格診断ツールがあります。今も人気のあるツールですよね。

随分前にストレングスファインダーを使って自分の診断をした事がありました。かなり前だった事もあり自分の特性は殆ど忘れてしまいましたが、今も覚えている事があります。それは、、

「あなたは優秀なレベルの人達と一緒にいたい…という気持ちが強い人です」「それは悪い事ではないですが、いずれあなたの課題となるでしょう…」という内容でした…

当時は「どういう意味…?」と思ったもののずっと私の心に引っ掛かっていたのです…

歳を重ね管理者として経験を積んだ現在「こういう事だったのか…」と思いました…それは、

優秀な人達と切磋琢磨にレベルを上げて行くのは良いですが、そうでないと思う人は要らないという勝手な思い込みは良いチーム作りなど出来ず自分の成長にも繋がらないという事。

ヤル気のない何を働きかけても響かない人は一定数いますが、そういう人達も付き合い方次第で変わる事はあります。全ての人を活かすというのは難しいですが上手く行った時の達成感は大きいですね。

強みを活かして上手く行った事や職場の「心理的安全性」について投稿しています。良かったら合わせてご覧下さい⬇

人の可能性を信じるお勧め本と映画📚🎬

最後に「可能性を信じる」という意味でのオススメ本📚と映画🎬を紹介したいと思います。

こちらの本は「落合博満」元中日ドラゴンズ監督の本です。野球に詳しく無い人でも昭和、平成初期世代の人なら知ってますよねw 選手としても王、長嶋さんに匹敵する名バッターとして活躍されました。

内容としてはツイートしてますのでご確認ください!w

社会人野球(会社員)からプロ野球選手になられた異色の雑草タイプなのでサラリーマンの気持ちをとても理解されている内容になっています。野球に詳しく無くても読める本ですね!

続いてオススメ映画🎬です!✨☺️⬇

こちらは個人別にブラピが好きという事も入ってます!w

内容的には大リーグ弱小チームの再建に挑むゼネラルマネジャーの実話に基づく話になっています。

保守的なベテランスカウト陣が昔ながらの習わしに沿って選手集めをしている所を全く違う手法と戦略で立て直して行くサクセスストーリーですね!

選手を電話一本で駒のようにトレードするシーンもあるので、今回私が主張している内容と逆行している部分はあるもののw 従来の成績評価で使いものにならない👎と判断された選手達を使って再生させる等「現状の戦力」を見直し使うという部分では大変共感しました!

人材育成は何が正解かは無いと思うので色んなやり方を参考に勉強して試したいですね!

最後までお読み頂きありがとうございました!☺️

他にもTwitterやnoteで本を紹介しております!📚⬇


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