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マクラメを独学して思ったこと(赤のシリーズ)

 皆さまこんにちは! 執念深くマクラメを続ける owarimao でございます。
 寒くなってきましたね。巷ではクリスマスツリーやリースをぽつぽつ見かけるようになりました。「クリスマスオーナメントを20個以上作る」と公言してしまっているので、焦りを感じます。
 先週は「はなかご」を作っていましたが、時間切れで完成させられませんでした。

 こんな感じで作りましたが、いまひとつ気に入りません。

 記号図を描き直し、作り方を少し変えて再スタートしました。
 本体の底から作り始めることは同じですが、最初の芯糸に結び糸をつけるとき、フリンジのように糸端を残しておきました。本体ができてから、残しておいた短い糸で、底の部分を作りました。

 スマホで撮った写真をパソコンで拡大して見ると、底の部分は目が粗くなっていることがわかります。残しておいた糸が短すぎて、ぎりぎり結べる長さしかなかったので。結びにくかったんです。
 経験の浅さがこういうところに露呈しますね。
 でも、持ち手の部分はうまくできました。前より長くしたのがよかったと思います。
 これは「タティング結び」で作った「リボン」のパーツ↓

 マクラメにも、タティングレースと同じような結び方があります。
 芯糸をあらかじめ輪にしておくと、タティングで言うところの「リング」もちゃんと作れることがわかりました(このことは本には載っていないのでちょっと発見です)。こんな小さなものなら、シャトルやニードルがなくてもタティングはできるんです。
 2つのパーツを「まとめ結び」しているところ。奥にあるのは失敗作です。

 ほら、かわいいでしょ!

 「はなかご」を作るつもりでしたが、お花を形よく作るのが難しすぎたので、ツブツブをフルーツに見立てることにしました。けっこうかわいい「くだものかご」になりました(冒頭の写真)。

 まだ時間があるので、こんな形もつくってみます。額縁みたいな四角のフレームは、以前にも作ったことがあるので気楽です。

「2つのフレーム」

 型紙作ってマクラメボードに貼りつけます。ボードにも方眼が印刷してあるけど、型紙のほうが精度が高いです。
 角ではなく、辺の真ん中あたりからスタート。

 この手法は面白くて作りやすくて気に入っています。使う糸は4本だけ。それぞれ二つ折にすると、8本になりますよね。そのうちの1本を芯糸に使うので、結び糸はつねに7本になります。
 いちばん右の糸を水平にして芯糸に使い、前段の芯糸は下げてまた結び糸にする。これを繰り返すと、下のようになっていきます。

 できたできた!
 完璧ではないですが、かなり上手にできました。

 左側にあるのは、以前お手本を見て作ったブローチです。同じ素材を使っていますが、右にくらべて目が粗いし、角もきれいに出ていないのがわかると思います。これを作ったのは今年の6月でした。

 残った糸端をボンドで貼りつけます……おっと、二つ目のフレームは、閉じる前にもう一つと組み合わせなければ。
 フレームの閉じ目が、もうひとつのフレームの下に隠れるように気を配って組み合わせます。

 フェルトを貼って周囲をカットします。幾何学図形のシャープさが和らいで、ほっこりした感じになるのが気に入っています。

 マクラメはいろいろ本を見ながら、独学でやっています。今回は作っているうちに、成長を感じることができました。私はもう50代ですが、この歳でも成長できることがうれしいです。
 でもえらく時間がかかったな。ワークショップなどに行って、直接教えてもらえば、もっと短期間に上達したと思いますけど。
 自分のペースで続けていこう!

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