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「かざぐるま」「しゅりけん」…マクラメのアイデアがどんどん湧いてきたよ

 皆さまこんにちは! いろんな手芸に興味のある owarimao です。今はマクラメ(おもに巻き結び)という手法でクリスマスオーナメントを作ることにはまっています。目標は20個以上! とは言ったものの……

 先週は「しゃこ結び(ツブツブした立体的な結び方)で八角形を縁取る」というコンセプトの作品をなんとか作り上げましたが、苦労したわりに思ったような効果が出なかったので、ややがっかりしました。色違いを作る気になれません。
 このままでは、20個以上という目標は危うい……
 そこで、もう少し確実に作れそうなデザインから着実に仕上げていくことにします。
 菱形を組み合わせた六角星はすでに作りました。マクラメでは菱形とか台形とかが作りやすい形なので、それらを組み合わせてもっと面白い形が作れないか考えました。まず思いついたのは下のような風車の形です。

 この前「ハウス型」を作ったとき、巻き結びの「うね」が歪んで、隙間ができてひどい出来でした。
 何がいけなかったのかと、何冊ものマクラメ本の基礎の部分を読みあさると、ある本の中にこう書かれてありました。
 
 「1回目を引き締める際に間をつめる」

 そうか、1回目か……。
 巻き結びは同じ動作を2回繰り返して一目になりますが、私は1回目はそんなに強く結ばず、2回目だけ思い切りきつく結んでいました。「1回目はふつうでいい」という、根拠のないマイルールを作ってしまっていたのです。
 でもそうじゃなく、1回目も2回目も同じようにキツめに結んでみたら、お手本に近いきちんとした結び目になりました。↓

 マクラメを独学で始めて、半年以上かかってやっとここまで来ました。同じ台形を4つ作って、前と同じようにビーズを入れながらつなぎ合わせます。
 あれ? 「かざぐるま」を作るつもりだったのに「しゅりけん」ができてしまった。同じパーツでも、組み合わせ方を変えると「しゅりけん」になるんです。どっちも子どものころ、折り紙で作りましたっけ。

「かざぐるま」と「しゅりけん」

 巻き結びが上達すると、過去に作った「六角星」(写真右上)はずいぶん下手くそに見えます。あー恥ずかしい。そのうち作り直さなけりゃ。でもいつになるかな……。
 思いつくままに新しいデザインを描いていたら、どんどん湧いてきて止まらなくなりました。実現できるかどうかはともかく、こうしてデザインを考えるのはとても楽しいです。何でも作れそうな気がしてきます。

 ただし厳しい現実もあります。太く固いレース糸を使っているので、ビーズに通すとき「糸通し」(細い針金でできている)に負担がかかり、すでに二つを使いつぶしました。きょう新しいのを買ってきましたけど、またすぐダメになりそう……。
 (がんばれ)

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