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漢検とか、『消費される階級』を読んで、

なんとか継続できている、漢検準二級の項が10番目にやっと突入。これでひとまずテキストの4分の1に進めたわけで大きな前進。

40項目中の10。

まだまだ先な感じは否めないけれど、一気にやるものでもないので、まあいいんじゃなかろうか。

これは別に強がりとかではないんですけれど、読書が好きな私としては、何回か目にしている漢字や熟語でもあるので、覚えられないということはない。

「あーあー、この子ね」みたいな感じで、

なんとなく覚えている身知っている漢字の数々。

でも、たまに知っていてもちゃんと知っていない漢字もいてるわけで、今日は「懸」の意味に「ぶらさがる」があって、自分の無知を自覚。そして熟語に「懸垂」もあるので、たしかにと納得。昔の人は、ぶらさがる人の姿に、その懸命な態度を感じて、こんな熟語を作ったのだろうか。微かにそんなことに思いを馳せる。

それにしても、やはりお仕事が始まると、
この更新をさらっと忘れそうになるんだから、

油断はできない。

ここで、つい最近読了した酒井順子さんの『消費される階級』について紹介したいと思う。

『消費される階級』

まずは何を言っても、表紙が可愛いんですよね。
淡い水色に、それに映えるかのような配色をされた猫ちゃんたち。もしかしたら、猫ちゃんたちにも階級があるのかもしれない。

いや、あるだろ。


ペットの枠に嵌め込まれれば、そこに価格差が生まれる。

では、野良猫にはないのかといえば、だいぶ前にYouTubeで、「三毛猫✖︎オス」が希少種で狙われかねないということで、保護団体が飼育しているのを見かけたことがある。

価値があるかないかを見定めるのは、いつだって人間だ。

そりゃそうか。

話が変な方向に向かってしまったが、この順子さんの著書、面白かったです。昭和、平成、令和を生きてこられた著者だからこそ感じる、世代間の差や、時代を跨いで映る考え方の変化などを脂ののった文体で書かれていて、落ち着いて読める一冊です。

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