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大海明日香
2020年7月30日 19:50
あおいろの蝶がはばたくと君の匂いがするから、ぼくは夏に置いていかれるんだと思った。 こころ とか君を構成するもの窓みたいなかたちクリーム色の木の枠の窓みたいなかたちをしている 適切な風がふく夕方にそっとぎいと音を立てながら開け放ってみるあの蝶がそういう、そういうものだったとしてあの色は空からうばいとったのだと思ったもう今日はこんなにあかいのに君の匂いをおもいだすの
2020年7月17日 18:44
ほんとうにいいたいことなんてもっと、乱暴なくらい散らかっているのに、ぼくたちはいつも銃弾がひとつだけ込められた拳銃を手渡されている、いちばん、だいじなところを撃つんだよ、例えば心臓とか、そういうところ、教えてくれたひとはいつだって変に優しくって、あぁきっと、このひとは、ためらいなく、まちがいなく、一発で、そういうところを撃ちぬけるひとだと思った。しなないためには間違えてはいけなくて、間違え
2020年7月2日 20:03
せまいワンルーム捨てられたミラーボール ほしいものもいらないものも大体わたしよりエモーショナルインテリアになりたくないからほんとうはみんななくてもいい花を1輪だけ買おうきみが来るころには枯れるからきみが来るころには枯れるから 愛しかないってこのままじゃ証明しちゃう部屋の香り好きだよって言われるのってかわいいねっていわれることよりどれくらいうれしいんだろうかどれ