#001 今と今後の飲食における売り方まとめ
『現在とこれからの飲食店の売り方』について、ざっくりまとめてみたんでよかったら読んでみてください🙌
これらの売り方を一つだけ取り入れるとかではなく、いくつかミックスすることが大事です。そうすることでバリューチェーンが構築できて、競争優位に繋がっていきます。
*バリューチェーンは各自調べてね
飲食で(ある程度楽に)勝とうと思ったら頭に入れておくべきことです💪
1.飲食物やサービスなどの超一級の技術力で売上を取っていく(唯一無二の商品のクオリティで稼ぐ)
例 ミシュランの星つきレストラン、高級飲食店など
この人のこの料理!!というやつですね。
ただこの戦略は限られた少数の天才だけに許された戦略でもあり、才能というものが必要になってきます。
イチローや大谷翔平になるようなものです。
あなたが周囲の誰にも理解されないような変態、もしくはトチ狂った変態であればこの方法がおすすめかもしれません。👍
2.ある程度の技術力を駆使して、業界内の勝てるポジションを見つけて売上を取っていく(商品力はそこそこだが、競合がいない場所を見つけて優位性を築く)
例 ある程度の技術力でも1番になれるような地方などの競合が少ない地域で繁盛している飲食店
ちょっとわかりにくいですね。🤔
例えば僕のコーヒーの技術は全国規模で見るとなんてことないですが、自分の会社というコミュニティの中で見ると優位性を発揮できます。そうやって自身の(店舗の)強みを最大限活かせる場所を見つけて「井の中の蛙を狙ってその井の中で勝とう!」という方法です。
天才ではない凡人の戦略としてもよく出てきますが、自分が勝てるポジションを見つけると、技術力はそこそこでもトップに立つことは可能です。
3.競争がない場所や商品を見つけて競争優位性を築き売上を取っていく(ゴリゴリのアイデア勝負)
例 ユニクロのヒートテック(それまで機能性肌着という概念がなかったが、その市場を作った)
正直めちゃくちゃ難しい売り方です。これだけコンテンツが出尽くした現代において、凡人の思考力では限りなく無理に近い戦略でしょう。
しかしながら、みんなこれを狙いに行きます。
なぜならば当たった時のインパクトが1番大きいからです。
でも中小企業がこれをやっても後発の大手に全部持っていかれる可能性が高く、現時点で僕らの会社が狙う戦略としては優先順位は低めです。(長期的に試たり考えたりしながら探っていくことが大事でしょうね)
4.単独では競争優位に繋がらない技術やコンテンツをいくつも組み合わせて、バリューチェーンを作り競争優位性を獲得して稼ぐ
例 マクドナルドなどのナショナルチェーン、大手コンビニ、ユニクロ
マックなど商品自体のクオリティは決して一級とは言えませんし、真似すればそれ以上のクオリティのものを作れます。
しかし大規模な販促を行いつつ張り巡らされたロジスティクスを用いてあの商品数を在庫切らさずにスピーディーに提供してスタッフのクオリティも一定に保っている。そして季節ごとに新しい商品が出てくる。こういう単独では競争優位に繋がらない要素をいくつも繋ぎ合わせると、競争優位が確立できます。
割と多くの人がナショナルチェーンを冷笑しがちですが、彼らがやっていることは誰も真似できませんし、学ぶべきポイントが多いです。
余談ですが、人の個性やオリジナリティを発揮するのにもこの考えは重要です。
いろんな要素を組み合わせてその人の魅力は高まっていくので。👌✨
5.ファンマーケティングを活用し、お店や人にファンをつけて売上を取っていく
例 スターバックス、スノーピーク、ヤッホーブルーイング、スナック、地方の飲食店
あなたがひいきにしている仲の良い飲食店などもこれにあたる確立『大』です。☝️
うちの会社が採用していく戦略の一つでもあります。
ファンマーケティングができると、周囲の市場に関係なく単価をあげることができるので、これからの時代すごく重要だとも言われています。
例えばあなたの親しい、もしくは尊敬している友人知人がお店をやっているとします。(めちゃくちゃ仲良かったり好きな人)しかしそのお店の近くにあなたの友人知人のお店と同じクオリティだけど安めなお店があります。
さあ、どっちに行きます?
多くの人は「せっかくなら大好きなorお世話になってる〇〇さんのお店でお金を使いたいな。。。」となると思います。
そんな感じで好意を抱いている人やお店に対して、人は応援したい欲にかられます。
そんな関係性をお客様との間で作ることができれば、ブルーオーシャン突入です👍
6.同業他業問わず、繋がりを作りコラボレートして差別化を図り売上を取っていく
例 ワギュウマフィアなど(あまり知らなくて、すみません)
通常の営業やイベントの中でいろんな業種の方とコラボして単独では作り出せないようなコンテンツを提供してくことができれば、展開の幅を大きく広げることができます。
そのコラボにプレミア感も生まれますし、ブランディングがうまくいけば単価も上げることができるでしょう。
そのイベントには自分の会社を知らないコラボ相手のお客様もいらっしゃるので、新規の獲得にも繋がります。
お客様側としたらわくわくしますし、いろんなお店を知るきっかけになるし楽しいですね✨
繋がりはどんどん広がっていくので、可能性は無限大とあり、働く人もすごく楽しめます🙌
そのうち大きなイベントを開催したり招待されるかもしれません。
という感じでいくつかの売り方を紹介しましたが、これが全部ではなくて、他にもいろいろな売り方があります。
社会の価値観やニーズの変化に合わせてこれからもいろんな売り方が出てくるでしょうね🙌
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?