チーズケーキと乳化
ベイクド、ニューヨーク、バスクチーズケーキは材料を混ぜるといった比較的シンプルな製法です。
1.クリームチーズをなめらかなクリーム状にする
2.お砂糖、卵を入れて混ぜる
コーンスターチを入れる場合はこのタイミングで加える
3.生クリームや牛乳を加える
4.薄力粉を入れる配合の場合はこのタイミングで加える
5.レモン汁を加える
作る上での1つのポイントとしてしっかりと乳化をさせることがいえます。
油や水分のような本来混ざり合わないものが均一に混ざり合う乳化。
乳化剤と呼ばれる物質を入れることで、乳化した状態を保ってくれる役割をしてくれます。
身近な食材でいうと、卵黄は乳化剤の役割を果たしてくれます。
例えば、マヨネーズは卵黄、酢、塩、油からできていますが、酢は水分のため、油と合わさると本来は分離してしまいます。
ドレッシングはまさに分離の現象が起きています。
ですが、卵黄を加えることで乳化し、なめらかな状態に仕上がります。
そして、分離を防ぐためには
・しっかり混ぜる
・材料を室温に戻しておく
この2つが重要なポイントです。
これをチーズケーキの作り方に当てはめると、
・クリームチーズと卵、乳製品は常温に戻す。
(または少し温度をつける)
・しっかり混ぜるにはハンドミキサーやブレンダーを使う。
といったことも一つの参考例として頂ければと思います。
※bitesjapansquadの投稿:kanade_mt