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浸透圧

◇「浸透圧」とは?

生きた細胞を包む、「細胞膜」は、

膜の内側にある液体の濃度と

外側にある液体の濃度が異なる場合

両方の液体の濃度が同じになるよう

調整するために、濃度の薄い方から濃い方へと

水を移動させます。

細胞膜は、移動させる水分を選択し、
通過させて、それ以外を通さない
「半透膜」という性質を持っています。

この膜の内と外の液体の濃度差によって

生じる圧力を「浸透圧」と言います。


◇細胞膜と浸透圧による水分の移動

○細胞膜の外側の濃度が高い場合

外側の液体の濃度を下げようとして、

細胞の中の水分が外へと流れ出していきます。

その際の細胞は脱水状態となります.



・ジャム作りの際、最初に果物に砂糖をまぶすと、
 水分が大量に出てくる。

・肉や魚、野菜に塩をふりかけると
 水がにじみでる。


○細胞膜の内側の濃度が高い場合

内側の液体の濃度が高いと、それを薄めるために

外側の水を吸っていきます。

この時、細胞は移動した水によって膨張します。


生の果物や野菜を水につけると
その水を吸い、シャキッとする。


※bitesjapansquadの投稿 : Ironman_fe

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