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「砂糖」とその正体「ショ糖」

人類最古の甘味料はハチミツといわれています。

しかし現代では「砂糖」が最も普及している甘味料です。

その主な理由としては

  • 原料の栽培技術の向上

  • 砂糖の主成分「ショ糖」の扱いやすい性質

以上の2つがあげられます。

この「ショ糖」、一体どのような

性質を持つのでしょうか?


目次

  1. ◇「ショ糖」の構造

  2. ◇「ショ糖」の優れた特徴とその理由

◇「ショ糖」の構造

「ショ糖」とは我々が普段使用する

「砂糖」の主成分であり、甘みの元です。

その構造は、

「ブドウ糖」「果糖」と呼ばれる2つの成分が

結合した状態です。

ブドウ糖  +  果糖  =  ショ糖


◇「ショ糖」の優れた特徴とその理由

上記の「ブドウ糖」と「果糖」は、

「蜂蜜」や「果物」の主成分で、

「還元糖」という糖でもあります。

この「還元糖」の特徴としては、

  • 「還元基」と呼ばれる化学反応しやすい部分を持つこと

  • 甘味度が温度変化で変わること

つまり、非常に安定しない糖といえます。


ショ糖はこの「還元糖」である

「ブドウ糖」「果糖」の「還元基」同士が結合した構造をしています。

反応性が高い「還元基」の部分がないため、

「ブドウ糖」「果糖」などと比べ

甘味度や状態が安定しやすい性質なのです。


このことが現在、「砂糖」が甘味料として

一番利用されている理由です。


※bitesjapansquadの投稿 : Ironman_fe

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