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ふぃろ@사랑하다👿【DeSci6-16:DAO-RED/DAR】
2017年8月22日 11:55
ファニー「顧問さん、明日、村のリーダーと魔物を鎮める儀式をするんだけど、一緒にお手伝いして頂けますか?」ファニーと顧問は席を外し、別の場所へと移動した。ベラ「娘さんと会うためにはお父さんもご同行頂けなければなりません。明日、明けの明星が見える時刻に交易路に起こしください」娘の父親「そうか、わかったぞ。魔物に娘がさらわれた!そういうことだな。よし、精鋭を連れて行くことにしよう」
2017年8月1日 12:31
ファニー「なんで皆して心にもない謝罪してるの?可笑しい♪」クスクスクスいや、ファニー!謝れ!話しを変えよう。いやこの機会を利用して不和を起こしてみようか。ベラ「娘さんが行方不明になった原因が、そちらの顧問さんだという心当たりはありませんか?」ファニー「顧問さんで決まりっ!」娘の父親「それは、どういうことですかな?」顧問(なんなんだ。藪から棒に私にどんな手違いがあったっていうんだ!全ては
2017年7月25日 12:31
二人は朝食を食べ終え、寝泊まりした場所を片付けると、行方不明となった村娘の家に向かった。そこは村でも随一の交易商が集う場所にあり、ファニーが獣肉を購入した市場を通り抜けた先にある。市場では通りでファニーに声をかける村人が多くいたことで気持ちを紛らわしてくれた。ファニー「そう言えば、昨日ベラが寝ている間にお屋敷見せてもらったんだけど、獣の置物とか出来るだけ置かないでねって伝えてあるから安心して
2017年7月18日 12:31
ファニー「ベラ、何かあったら言ってね。そうそう、昨日の蔵にあったのは、ツノでできた壁飾りが7つ、その内の1つが落ちてきたやつね。獣の置物が4つ、毛皮は大小合わせて10枚はあって、何かの包みが3つと奥に大きいのが2つ」ベラ「それは今は別にいいんだけど」ファニー「なーんだ」ベラ「これから行方不明者のお宅に行こうと思っているけど、その時にも教えて」午前中に村のリーダーの家によってからと思っていた
2017年7月11日 13:31
ベラ「明日はファニーも気になっている、村のリーダーと話をしてみましょう。今日はもう寝ましょう」ファニー「食事は?食事もしないで寝ちゃうの?あ、そんな気分じゃないってことね。私は何か食べちゃうよ。ベラはいらないの?本当にいらないの?ベラ?ベラ?」ファニーが何か必要に訴えているようだけど、今日はダメ。もう疲れたわ。ごめんなさい。ファニー。おやすみ。目蓋が重くなり、視界が真っ暗に落ち込んで
2017年7月4日 12:31
ファニーが持ってきてくれた冷たい布がひんやりと心地良い。ベラ「あんまり意識しないようにしていたんだけど、この村って狩猟の村でしょ?」この冷たさを額に感じながら目を瞑ると雑念がスゥーッと引いていくようだ。ファニー「はい」ベラ「いたるところで苦しみの声が……この布団も」ファニー「毛布だ。じゃあこれ、師匠には合わなかった依頼ってことですねー。落ち着いたら、帰りますか?よし、帰りましょう!」そ
2017年6月27日 12:47
私が顧問の言っていることに注意をはらいながら、質問を続けようと口を開くと。ベラ「貿易商の……」と言いかけた瞬間、部屋全体がざわついた気がして思わず口を閉ざす。顧問「今?なんて?」と、顧問が聞き返して身を乗り出すと、近くにあった獣の装飾品がガタッと傾き、顧問の頭の上に落ちてきた。私は素早く獣の装飾品を手で抑えた。ドクン!しまった!顧問「ふぅ、危なかった。どうもありがとう」ドサッ!私は顧問
2017年6月20日 12:19
「あれ~、顧問さん。やっぱ訳あり~?」私が弟子を肘で小突いて黙らせようとするのだけど……「だって、ベラ。今、顧問さんの顔がホッとした顔したんだよ」私は、私の弟子にベラと呼ばれている。私がベラベラ喋るからではない。「もう!ファニー!ちょっと静かにして!あっち行ってて」そして、このちょっとおしゃべりな、というかスンゴイおしゃべりな弟子を、私はファニーと呼んでいる。ファニーが似合わない。顧問
2017年5月23日 16:49
「続きまして、ご報告があります。ある交易路にて魔物が出現した可能性で調査依頼が入っており、すでに上層部より木霊使いが派遣されたとのことで、その後の統制をお願いされています」通信係が事件についての資料を召喚士に手渡した。「護符の力で執着していたものを忘れられるか、私の過去もほんの少し忘れさせてもらいたいものだね」召喚士はボソリと呟いたが、通信係の耳には届いていなかった。「今、何か言いましたか
2017年5月23日 16:06
護符使いが席を外してお面を付けると、誰かが一時の宿場に入ってきた気配を感じる。背中越しに弟子と依頼主が入ってきた1人と会話を始める。依頼主の知り合いなのだろう。少し揉めているようだ。「繋がりました。ご報告をどうぞ」お面の視覚が中央機関のロビーを映し出す。そこには鏡に映された私がいる。私ではない、このお面を付けているのは別の人間だ。この感覚はどうもなれない。まるでそこに居る自分のコピーに対