猫のファスティングから学ぶもの
世の中には数多くの病気が存在しています。
そのほとんどが、食べない期間をもうける事で解決すると
最近強く感じるようになりました。
うちには猫が4匹居ます。
ご飯は朝夕の2回あげていました。
そして、毎日誰かが吐いていました。
でもごはんの時間になると「くれくれ~」と催促します。
そして、あげて吐くの繰り返し。
健康状態もこれといって悪いことろはなく
血液検査も標準内。
周りの猫飼い主さんも、結構吐くのは日常という人が多かったので
猫はこういうものだと何も改善しようとは思わず
これが普通として過ごしていました。
ある日。
私は泊りで家を空ける事があり
犬猫の食事は旦那さんに任せました。
そして
2日後帰宅したとき事件発覚。
犬と猫にあげるはずのご飯を全くあげていなかったのです。
ごはんは祖母があげていると勘違いしていたそうで、、
お互いが相手がやってると思っていたんでしょう。。
そして
もっとびっくりした事がありました。
犬猫たちです。
めっちゃ元気なのです。
なんというか、以前より活気がある。
もちろん
「おい!飯だ!いい加減だせよー」
と叫び訴えてましたが、
飢えて必死になっている感じではなく
なんかいい感じに元気なのです(笑)
犬はお腹ぺたんこで少し体形が細くなていました
ウエスとがくびれた感じ。
でも走り回って元気でした。
猫はもっと驚きでした。
前よりも元気になり、そして
体型も全く変わってなかったのです。
痩せてもない。。
ご飯あげてなかったという事実よりも
この子たちの状態にびっくりしました。
その後あげたごはんは勿論ペロリと食べ
猫たちもいつもの3倍位の量をあげましたが
1匹も吐きませんでした。
【ファスティング状態とは】
通常、胃に食べ物が入っていると
胃の内側は凸凹して吸収をしようと必死です。
現代人、現代犬猫は常にこの状態。
しかし食べ物が無くなると
凸凹がまっ平になります。
そして、修復をし始めます。
そして、腸内細菌のバランスを一変させます。
その人、その犬、その猫のゴールデンバランスに持っていき
身体全体の修復をしはじめるのです。
そして、それでも食べ物が入って来ないと
身体のあちこちから材料を集め
自分に合った、世界でひとつの栄養素(食べ物)を作り始めるそうです。
なんて凄い。この身体。
野生の動物たちはいつも食べ物があるわけではない
それはとてもかわいそう、と見ていた人間の浅はかさを感じました。
そう
要は、あげ過ぎだったのです。
それと空腹期間が全くなかった。
胃をからっぽにする時間がなく、常に食べ物が常に入っている状態でした。
身体のメンテナンスするタイミングゼロを
飼い主は提供し続けていた。
そして病気にさせ、お互い苦しむ道へと進んで行こうとしていたのです。
自然界の事でいうと
お腹が減ったら、狩りをして、そして食べる。
人間界の事でいうと
お腹が減ったら、働いて、そして食べる。
空腹時に狩りや仕事、動きが効率的にできるようになっています。
なので私は自然と朝は珈琲のみ、昼も昼休憩がありますが
空腹だと感じなければ、飲み物とか少しお菓子つまむくらいにしています。
とても調子がよいです。
犬猫も基本、1日か2日に1回の食事にしています。
とても調子はよいです。
猫も吐きません。
体格も犬猫みな逆に良くなってきています。
胃で栄養を作ってるのですね。
腹が減ったら働いてそして食べる。
この単純な事を忘れていた、アホな私のお話でした。