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怪しい短歌 ノ 5首

きれいめの短歌

しょーもない救いようのない愚かさで話の最後まで突っ走れ

青空を溶かしたラムネ飲み干して夏が私に今満ちていく

初めてのドーナツの味覚えてる?忘れちゃったけどわかっちゃうよね

春眠を呼び込むようなあくび出たのびた背中に春がかぶさる

めくられたページにそえた指先の力加減の繊細なこと


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