源氏物語「行幸巻」を読む
今日は映画を見て、充実した1日であった。そんな間にも、『源氏物語』を読み進めたので記事を書き進めようと思う。といっても、「行幸巻」から「藤裏葉巻」までは昨日の時点で読んでいたので、記事を書くことがまた追いついていないだけなのだが。さて、今回は「行幸巻」である。今回は面白い歌を紹介しよう。ある程度有名な歌なのでご存じの方も多いかもしれない。末摘花の歌に対して、源氏が皮肉を込めて詠んだものである。
唐衣またからころもからころもかへすがへすもからころもなる
訳すれば、「唐衣また唐衣唐衣、繰り返し繰り返し唐衣とおっしゃるのですね」とされるらしい。読んだ通りの意味であるが、皮肉がよく伝わる。何度も同じことを言う人を見かけたら、ふと思い出しそうなものである。
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さて、映画をみると予告が流れ、また映画を見たくなる。よくできた作りである。また映画館に行く理由を見つけてしまった。
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