試しにTwitterから1か月離れてみたらかなり良かった話

こんにちは、おつろうです。
今回はTwitterのお話です。

Twitterから一度離れようと思った理由

ずっと、悪習だなぁと思ってたんですよ。Twitter。
見るのは1回5分とかそんな単位なのですが、トイレで見たり、何かの待ち時間で見たり、とりあえず手持ち無沙汰になったら見たりと、結局積もり積もって1日のかなりの時間をTwitterに割いている訳で。

Twitterは楽しいし便利なんですけど、僕の中でポジションとしては2chとFacebookの間というか、匿名性もありつつパーソナリティもあって、ストレスの捌け口にもなるし承認欲求も消化できるという感じがあって。タイムラインにはそういった、人様が普段は口に出さない本音や欲望が流れる中で、バズった面白ツイートが飛んできたり、炎上やメシウマな案件が飛んできたり、それにクソリプがついて泥仕合の論争が起こったり、その隙間をしれっとハードな二次元エロ画像が通り過ぎたりするので、親指でサラサラと画面流してるように見えて、実は脳はかなりの振り回しを食らっているんじゃないかと。

もう何年もTwitterやってるので、そんな感じなのは当たり前というか慣れ切っていたのですが、いやでも良くないよなぁという思いはずっとあったので、8月に旅行して日常生活から離れた勢いを借りて、試しに1か月くらい脱Twitterしてみようと思い、成田から帰るバスの中でスマホのTwitterアプリを消しました。

離脱症状的なやつ

それまでTwitterアプリは、スマホの1ページ目の右下、最も親指に近い特等席に置いていました。
消してから数日間は、スマホ見ては何も置いてないその右下を無意識にタップしてしまい「うわ、こわ」と思ったり、Twitterやってないだけの筈なのに何故か世間から離脱してしまった感を覚えたりしたのですが（こわ）、4日目くらいでそれは収まりました。

良かったこと

■めっちゃ時間できた
これはもうほんと、思っている以上に時間ができます。物理的にTwitterを見ていた時間も空くのもそうですが、それ以外の時でも脳内メモリを食っていたTwitter関連の雑念が消えるのが相当でかいです。地味に重たい常駐アプリを消したら動きめっちゃ軽くなった感じです。

■動きが速くなった
あれやりたい、これやりたいという欲求に対して、本を読んで調べたり、試してみたり、行動に移すスピードが明らかに速くなりました。
Twitterから大量の情報が入ってこなくなったので、その分の知識欲を補うためにあれこれ動くようになったのかなぁと思ったり。
ひとりで富士山のぼったり、キャンプアイテム一式揃えたり、オフ会に行ってみたり、この短期間で色々やった気がします。あ、noteを始めたのも正にそうですね。。

■久しぶりの人に連絡取るようになった
Twitterのお友達と愉快に戯れることができなくなりましたが、逆にTwitter外のお友達に能動的に連絡を取るようになりました。

■嫁さんとの会話が増えた
これが一番でかい気がします。嫁さんのことを考える時間も増えました。
あと、Twitterでバズったネタの話を嫁さんから聞く時に「ああ知ってる、それ俺もリツイートで回ってきたわ」というリアクションじゃなくて、「何それ！ははは」と純粋にそのネタを初めて聞いて笑ったケースがあったので、それはそれで会話が弾んでいいなぁと。あえて知らないでおくという状態にもメリットがあるもんだなと思った次第です。

悪かったこと

やはりTwitterメインで繋がっていたお友達と、Twitter上で戯れたり近況を知ることが出来なくなったことには不便さや寂しさを感じますが、会いたきゃリアルで会って、その時に色々聞いてゲラゲラ笑えばいいと思えば、大きな問題は特段無いと言えるのではないかと。
それ以外の、バズりネタや香ばしいゴシップ、ニュース等々は、無くてもまっっっったく困りませんでした。

現在

ということで、Twitterから1か月ほど離れてみた結果、色んなメリットを感じることができた上に、さしたるデメリットも無いということが良く分かりました。
かつ、Twitterやめる！垢消す！引退！みたいな拒否の気持ちもなく、呑まれず適当に付き合えそうな心持ちなので、適当に付き合っていこうと思います。毒が抜けた感がすごい。

Twitterの使い方は本当に人それぞれだと思いますが、何となく毒を感じているのであれば、試しに2週間とか、Twitterから離れてみるといいかもしれません。多かれ少なかれ必ず良い変化があると思います。
その時も、わざわざ辞めますとか引退しますとか宣言せずに、ふわっとフェードアウトして、また適当にフェードインする感じでいいです。
Twitterの切れ目が縁の切れ目になるようなこたぁ無いですよ。大丈夫大丈夫。Twitterにそんな力は無いし、そんな力を与えるほどハマっちゃダメなんだろうなと思います。