おとき/ゲームクリエイター

ゲームクリエイター/ゲームプランナー/データベース設計

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最近の記事

いつでも、なんどでも 『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』を読んで。

僕が生まれた時から「ゲームと言えば任天堂」だった。 物心ついた時にスーパーファミコンはあったし、友達でゲームボーイを持ち寄って遊ぶ。誰かの家に行けば64でみんなでゲームを遊ぶ。 そんな任天堂ゲーム真っ盛りの中で育った人間だ。 初めて僕が岩田さんを認識したのは、スーパーファミコンで出た『星のカービィ スーパーデラックス』のスタッフクレジットだったと思う。 岩田さんの名前は、プロデューサーとして「宮本茂」氏と並んで画面に映っていた。 偶然にも僕の父親の名前が「茂」だったために、

    • 新卒採用で不合格になるゲームプランナー志望者の書類パターン

      前回まとめた新卒採用のnoteが色々と好評いただいているようですので、今回は書類の書き方に特化した内容を。 違いはあれど書類審査といえば「履歴書」「企画書」の2つがマストかと思うので、1つずつこれをやったら絶対に不合格になるNGパターンを挙げていきます。 「なんで合格の必勝パターンじゃなくてNGパターンなの?」と思うかもしれませんが、これは自身の新人ゲームプランナー研修経験に基づいてます。 「こうするといいよ!」とアドバイスをするとなぜか新人の皆さんは「そのアドバイスを

      • 【ゲームプランナー志望者向け】「企画書を書く上での戦略」

        今回は、新卒でゲームプランナーを志望する方に向けて「企業の書類選考で出す企画書を作る上での戦略」をまとめます。 まとめるに至ったきっかけですが、これは単純に学生から送られてくる企画書を見ていると「事前の準備が足りていない」と感じることが多いからです。 確かにこの辺りは自分が就活中も「応募で求められる企画書って一体なにを書いたらいいのか?」と悩んだ覚えもあります。 漠然と「企画書」と言われてもどのくらいにまとめるのか、画像は使うべきなのか…等々、初めのことは不安が募ります。

        • 会社説明会でゲームプランナー希望者から来る「よくある質問」に正直に答えます

          回答する時に考えていること毎年このくらいの季節になると会社説明会に駆り出され、ゲームプランナーのお仕事について話すことが増えてきます。 新卒の方々と直接話す、ポートフォリオのレビューを頼まれるなどなど… せっかくの機会なので良いように使ってくれれば、くらいの気持ちで受け答えをしてます。 とはいえ色々伺っていると「個人的にはこう思っているけど、色々と考慮した結果そうは答えられない」質問が多いです。 色々と考慮ってなんだ?と思うかもしれませんが、簡単にまとめると以下

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        • 仮面ライダーのゲーム話
          3本

        記事

          ゲームクリエイターは『リボルバーズエイト』を遊ぼう!!

          1月末にリリースされたSEGAの新作スマホゲーム『リボルバーズエイト』ですが、そのパンチのあるキャラクターデザインやストーリーが早速話題となっています。 ゲームルールが近い『クラッシュ・ロワイヤル』をより日本向けにカルチャライズしており、日本ではプレイ人口が少なそうなリアルタイムストラテジージャンルに対して、多くの人に遊んでもらおうという思索も感じられ、開発者目線で見ても、とても学びのあるタイトルだと思いました。 個人的な着眼点としては、だいたいこんな感じでした。 ・U

          ゲームクリエイターは『リボルバーズエイト』を遊ぼう!!

          仮面ライダーのゲームをつくった時の話③【完結】

          最後は「ファンだからこそ、ファン目線は辞める」について。 これまでの内容もそうですが、色々とまとめてたら今回の内容がゲームクリエイターとしてはもっとも大切な点かなと思いました。 【これまでの記事はこちら】 ファン目線はなぜダメなのか?「ファンだからこそ、ファン目線は辞める」というのはゲーム開発に限った話ではないと思いますが、好きものを追いかけているのはいいが、ゲームクリエイターが「好きなだけ」では全くダメだと、ハッキリ言わせてもらいます。 仮面ライダーのゲームを開発す

          仮面ライダーのゲームをつくった時の話③【完結】

          仮面ライダーのゲームをつくった時の話②

          「ホンモノの仮面ライダー」とはなにか? 「昭和vs平成」みたいな問いかけですが、今回も引き続き仮面ライダーのゲームをつくった時のお話です。 前回は「1.原作を必ず知る」として、原作を深く理解することの大切さをまとめました。 今回は「2.ホンモノの仮面ライダーであることを意識すること」について、まとめていきます。 これは一言で言うならば 遊ぶ人が見た時に このゲームの仮面ライダーが本物であるか? を意識することです。 仮面ライダーは漫画原作ではありますが、TV放送

          仮面ライダーのゲームをつくった時の話②

          仮面ライダーのゲームをつくった時の話①

          はじめ おときはゲームプランナーです。 ゲームディレクターをしている時もあれば、プランナーをしている時もあり、データベースをいじっている時もあります。 noteでは、ゲーム業界のお話や担当したゲームでのノウハウなど、色々とまとめて行こうと思います。あまりnoteにゲームデザインやディレクション観点からの製作の話がなかったので、徐々に増やしていければ さて、そんな私の初めてゲームディレクターを担当したゲームが仮面ライダーのゲームでした。 今回は自身の振り返りも兼ねて、「仮

          仮面ライダーのゲームをつくった時の話①