内科でアーンしても見えにくいところの炎症が身体の不調の原因かもしれない
身体の不調を「もう歳だから仕方ない」と諦めてる方。このような症状はありませんか?
・頭痛
・慢性疲労
・めまい
・後鼻漏
・慢性かぜ
・腹痛、胃痛
このような症状でお悩みの方にはお悩みの解決に繋がる一冊になるかもしれません。
フェミニケンケアセラピストの受講時、たつの先生から勧めて頂いた本です。
ざっくりいうと、「喉の上の方が炎症を起こしたら身体のあちこちに不調が起こることがある」
という内容なのですが、
一年前は全く意味がわからず、購入したもののしっかりと読むことはないまま本棚に眠っておりました💤
1年前はあまりピンときませんでしたが、
最近自分の周りで身体の不調を訴えられる方が多く、、、
そういえばこの本に同じような症状の方に効果があったと載っていたなぁ、と思い出して読み直してみました。
ナルホド。
今なら内容が理解できました。
つまり、ポイントは「鼻の奥!」です!
内科でアーンてしても、
耳鼻科で鼻を見てもらっても見えにくいところ。
その上咽頭というところの炎症を治すと身体の色んな症状に効果が期待できるのだとか。
そんなことが書かれています。
たつの先生はどうしても取れない喉の違和感が、上咽頭の治療をすると一回目からその効果があったとおっしゃられていました。
そもそも上咽頭は、
風邪など不調のない人でも「いつでも戦えるぜ」のリンパ球が存在する、身体の中でも特異な部位だそうです。
何らかのウイルスや細菌が呼吸と一緒に体内に入ってきたら、最初に捕まえてやっつけてくれる場所です。
なので例えば、風邪が長引いている方の鼻の奥では、いつまでも上咽頭での戦いが続いていて、
「炎症」がずっとおきてる状況なんです。
炎症が続くと、炎症によって生じた身体に良くない物質が血流に乗って全身を駆け巡る。
そして、上咽頭から遠く離れた腎臓や関節や皮膚などに、炎症を引き起こすこともあるのだとか。
例えば、歯周病になった時、歯周菌が血流にのって全身を巡ってしまう、という話は聞かれたことはありませんか?
同じように、何らかの理由で上咽頭に炎症が続くと
炎症することによって産生される身体にとって「毒」とも言える物質が血流にのって身体のあちこちに運ばれてしまう。
身体のどこかで、くすぶっている炎症があったら、、、、
そのくすぶっている火種を大きくして大火事にしてしまうこともあるのだと。
こちらの本を読んでいたら、身体は繋がっている、とよく耳にしますが、本当に繋がっているのだと感じました。
だから、この本では風邪が長引いてる人は、ズバっと上咽頭の治療をお勧めされていますよ!!
風邪が治りにくいのは、歳のせい〜、なーんて諦めている方、一度上咽頭炎の治療をされるのもアリかと思いますよー!
また、上咽頭には迷走神経という自律神経が多く分布してるから、
上咽頭に炎症があったら自律神経にも少なからず影響を与えるということが述べられています。
自律神経の乱れって色んな不調を引き起こしてしまいますが、
病院を受診しても「不定愁訴」といわれ、特に原因が見つからない症状に対しても効果は見られた、という内容も載ってました!!
「このような不調に悩んでる方のための本」ということで、沢山の症状がのってます。
その一部です。
・風邪が長引く
・頭痛
・声枯れ
・咳喘息
・うつ
・過敏性腸症候群
・慢性湿疹 などなど。
ちなみに、どこの耳鼻科でも上咽頭炎の治療を
積極的にしてくれるわけではないみたいです。
全国の上咽頭炎を治療してくれる病院名の記載もあり。
色んなことを試したけどスッキリしないなぁ、という方は上咽頭を意識されてみても良いのかと思いますので、興味のある方は一度手に取り、読んでみてくださいね!!