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月夜のブルックリン

毎月末歯科クリーニング
ここにnoteを自分の忘れ物メモに使おうとしている人がいます。
衛生士さんから3ヶ月に1回と勧められました。
それ絶対に忘れるよねと言ったら、毎月来たら?(私がいる日に)みたいに提案してくれたので、いいね!のっかりました。
歯は定期的に人の手で綺麗にしてもらった方がいいです。
(手入れはしているのだが、自分では磨き残しがよくわからない。)
最近他者に委ねることに対し何の抵抗もなくなってきました。
自宅の向かいが歯科で隣がコンビニって既に高齢者ライフですか?

これは私がインフルエンサーと呼んでいる80代女性から教えてもらったお菓子です。隣で買いました。
あれやったらお客さん来た時出しても全然恥ずかしくないでー。
確かに美味しいねえ。
でもリピートはないかな。
一瞬で終わる。ぱくっ
まだシニアではないらしい。

東京のブルックリンってご存知ですか?
森三中の大島さんが出演してたテレビドラマ、吉祥寺だけが住みたい街ですか?でそう言っました。
もうだいぶまえになりますかねえ。

蔵前。思いきり下町ですよ。
蔵の前なもんで、問屋、オフィス、倉庫が多い。
直線的で古い建物のリノベーション。
クールといえばクールだし、お洒落な場所と言ってもいいでしょう。
夕方になると静かで大人っぽいしね。
肩肘張ってると野暮なんですよ。やぼっ

どの辺がブルックリン?
行ったことがないので下町を代表して知りません。
でもブルックリンだと信じてますねえ。
ええ。

変わらないものは変わらない
スイーツ名人を虜にした喫茶で時間調整
良さそう
かめちゃん


予約していた時間が迫りました。
前々から散歩中に気になってたワインのお店へ参ります。
いつも大人たちで賑わっています。
ワンオペのお店って好きなんですよね。

理由
お一人仕事の所作をみていると気持ちがいい。
店主のコンセプトが伝わりやすい。

なに飲みますか

骨太
赤か白

どちらも飲みたいけど最初は白がいいですとお伝えする。
選択肢の中から、関心のある国、飲んだことのない品種を選んだかと思う。
先月のことで忘れかけているが、好みは変化していない。

一口飲んでみて、なんだろう・・
普段飲んでいるありふれたのと比べると硬い
変換すると最初に花袋(かたい)でてくるんですけど。
奇遇にもこのワイン、フローラ。お花だ。
だが私にはあまりお花の香りがわからない。
全感覚器官を研ぎ澄ませているのに・・
ですからあのねえ。
今ワインの話してるんで、申し訳ないけど、田山花袋先生、脳内にでてくるのやめていただけませんか?

タカミハルカさんの田山花袋先生へのラブをご紹介します。

よろしければ付録もどうぞ。(恐縮です)


話を戻します。
このワインがミネラリーだと言いたかっただけなのに話が逸れました。
程良くスッキリと引き締まっていて酸味あります。
知的な大人のイメージ。
フェミニンなエチケットが合っています。
スピリッツの蒸留所が造るワインだとシェフから教わりました。

FLORA 2022 wiederstein / フローラ ヴィータシュタイン


グリューナー・ヴェルトリーナー

ご興味のない方はロールしてね↓

オーストリアでは、ワイン用ブドウ栽培面積の約3分の2を白ワイン品種が占めますが、その中でもグリューナー・ヴェルトリーナーは圧倒的な栽培面積となっています。主な産地はオーストリア東北部に位置するニーダーエスタライヒ州。この州の栽培面積の47%がグリューナー・ヴェルトリーナーです。オーストリアの気候は朝晩の気温差が大きい大陸性気候で、ドイツより温暖。ただ、ニーダーエスタライヒ州のワイン産地はドナウ川の西にあるアスプス山脈からドナウ川渓谷を通って吹き抜ける冷風や、北にあるチェコからの北風の影響を強く受けます
州内に八つの限定的生産地域がありますが、グリューナー・ヴェルトリーナーの産地として特筆すべきはヴァッハウカンプタールです。

エノテカさんから引用

すぐに飲み干してしまいました・・。



おすすめを聞きにくい場合、ひとまず前菜の盛り合わせですよね
草をしゃもしゃ食べながら赤ワインを・・
余った生地のパンというのにツボって頼んでみました。
塩パンみたいな感じですとのこと。
ほんのり甘くてホカホカ〜



赤、軽めなのにしておきますね。
はい。

これは旨いです。ちょっと普通じゃないな。土っぽい?大地の味がする・・


さっき軽めっておっしゃいましたけど、全然そんなことはなくて、しっかりと奥行きがありますよね。美味しい・・


ありがとうございます!
よーく味わうとこう、、バナナ香が広がりますよね
(口鼻の前でグーからパーの手動作)
マスカットベリーAです。



シェフの表情が変わりました。



最初はちょっと怖かったけど、段々良い人にしか見えなくなってきた。

きっとお客さんへ愛想を振り撒くことへのエネルギーは使わないのだろう。

必ずしもそれがいいって言ってるわけじゃないけど、ワインとお料理に全身全霊の姿を見ていると魅了されるじゃないですか。
ここの部分ね。
一瞬一瞬がライブなのよ。


ああ楽しい・・
馴染みのお客さんが次々と現れる。
常連とて馴れ馴れしい態度の人なんて誰一人いない。
妙齢女性の一人飯、近くで働く人など・・
みなさん流儀を知っているようで、お酒以外は一度に注文してる。


全部美味しかったのだが、詳細を忘れてしまった。記録は早いうちにするべき。
覚えているのは全体的にガーリーなお味だったこと。ゴツい印象とのギャップ。これだ!
次は何にしようかな?なんてのはKYであり、あらかじめ決めておくのがルールだったみたい・・

ポッタルガってなんですか?

身のこなしが侍 サムライだ・・
ウヒョ〜〜〜〜っ!!

カラスミ


カラスミだと・・。 瞬時に掴んだ瓶はコレ!


いただきます。
もうエチケットを読むのとかやめて目を閉じてしまいました・・
舌はカラスミの故郷へ旅立ってしまったので。。

Cuvee Agathe  2021  / キュヴェ・アガトゥ


オーセロワ

湯美さんわたし飲んでました笑


なんのこと?
ご説明しましょう。


先日美人OLがビストロでオーセロワという品種の白ワインを飲んで美味しかったと教えて下さったのです。
ハッキリと白だと仰っているのに、黒ワインのオーセロワ(マルベック)の方と間違えてお返事してしまいました。
勘違いと知ったかぶりのダブルでしょうか。


それとこれとは別物なのですね。
大変失礼しました。
何も知らない私・・

今ここにある繋がりと、学びに感謝しました。



で、どうなのよ?
オーセロワ(白)はいかに?

酸味は少ない。
個性のカラスミをまろやかにカバーしてくれ、口の中を纏うのはちょっとだけトロッとしてるのかな。

口数少ないけど意志強そうな人みたいな?素朴なハーブの香り。
美味しいです。


ごちそうさまです
月夜の美しい蔵前でした。


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