ツマ、富士四湖DNF(惨敗)。敗因分析とリベンジ
こんにちは!非凡夫婦の「ツマ」です。
私は3年ほど前からマラソンをはじめ、1年前からその魅力に沼っています。
思い返せば最初は100mも走れず、数kmのウォーキングから始めました。
少しずつランの距離を増やし、数か月後にはフラフラで何度も転倒しながらもハーフを完走。
その半年後にフルマラソンに初チャレンジ!
しかし30kmの壁に阻まれ途中棄権(DNF)しました。
思えばここが最初の挫折でした・・・やる気を失い、半年以上トレーニングをさぼってしまいました。
しかし再び走ってみようかと思い立ち、ぶっつけ本番でハーフに出場。
走り切ったときの達成感を思い出して半年後の君津ウルトラマラソン(55km)にエントリーしました。
3カ月半かけてトレーニングし、完走したことでマラソンに沼りました。
昨年9月には紀泉アルプス(トレイル)23km、10月にジャングル ぐるぐる MAX(トレイル)40km、今年1月に館山若潮マラソン(フル)、3月に東京・葛飾ウルトラマラソン70km走破と力をつけました。
そして憧れのウルトラ100km完走を夢見て、その門出にふさわしい「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」に参戦!
・・・・・しかしここで見事に惨敗。
圧倒的な実力不足を実感させられました。
今回の記事では、富士四湖敗戦の分析とリベンジに向けたお話をします。
I. 富士四湖の圧倒的惨敗
私はウェーブスタート第3グループ(5:00スタート)で出走しました。
大会要項には制限時間14時間とありましたが、ゴールの最終時刻が18:30だったので、5:00スタート組は実質13時間半かとあきらめて時間配分を考えましたが、スタート直前で最終時刻は19:00というアナウンス。
これは幸先が良いぞ!とテンションが上がりました。
ちなみに事前の時間配分計画はこちら。
しかしスタート直後は大人数の出走者に対して歩道を走らなければならないコースで渋滞。いきなり7分/kmを越えることも。
極力エイドでの休憩を取らずに進むも計画の30~60秒/kmずつ遅れていき、第2関門の冨士北麓公園上では制限時間のぎりぎり2分前に転がり込む始末。
第3関門一つ手前の大石公園のエイドで、制限時間内の関門到達は厳しいと察しましたが行けるところまで行こうと思い、56km地点の足和田出張所のエイドでやはり関門につかまりました。
この時、すでに平坦でも走り続けることができずに歩行と走行を繰り返す状態でしたが、気力は残っていたので、ゴールの制限時間が19:00に変更になったことを理由に”関門も30分後ろ倒しでは?”という淡い期待をもってスタッフの方に交渉するも途中関門の時間は変更なしとのことで、不完全燃焼でバスに回収されてしまいました。
敗戦の原因は、細かくあげればシューズトラブル、エイドのキャラメルで歯が取れる(これは関係ないか・・)などありますが、最大要因は圧倒的な実力不足です。
まだまだ100kmに挑戦できる器ではなかった。
と現実を突きつけられました。
通過計画のタイムは、日ごろの練習の実績をもとに作ったので、このタイムを維持するのは相当厳しいと認識しつつも非現実的な計画ではないと思っていましたが、山あり谷ありのウルトラのコースでは歯が立ちませんでした。
II. 100km直前3か月の反省点
【反省1】練習不足
第一にこれですね・・・
DNFを招いたトレーニング記録ですが恥を承知で公開するとこうでした。
1日で100km走るウルトラに向けた練習としてはこの月間走行距離は全然足りない。
一般的に、ウルトラマラソン完走には月間200km以上は必要だと言われています。
練習不足は自覚していましたが、日常的な練習習慣が定着しておらず、週末にまとめて走ってこの距離でした。
また、いつも本番に練習以上の結果が出がちな自分に過信もありました。
しかしほんの少し、良い所もあります。
運動回数の割には距離と運動時間を稼いでいる点です。
1月はフルマラソン(5時間)、2月はトレラン(40km)自主練(9時間)、3月はトレラン(25km)自主練(5時間)とウルトラ70km(9時間)を行いました。
ウルトラの場合はフルマラソンと違って「長時間動き続ける練習」が必要ですが、これについてはある程度できていたと思っています。
【反省2】ほぼLSD
LSDとは(ロング・スロー・ディスタンス)という練習法です。
私のランの方向性として、スピードを上げるのではなく距離を伸ばしていきたい、という想いがあったので、練習はひたすらこのLSDでした。
そのため当然ながらスピード力はつかず、走力はおおよそ7:00/kmでフルマラソンだとサブ5の実力です。
しかし、ウルトラマラソンを完走するには100kmを走り切る持久力はもちろんのこと、関門を突破できる「速さ」が必要で、理想はサブ4とも言われています。
「持久力さえつければいい。」と思っていた私は、タイムをあまり重視しておらず、これが富士四湖の敗因になってしまいました。
【反省3】アップダウン対策は手つかず
普段の練習コースはほとんど平坦です。
私自身、トレランが好きということもあって過信があり、普段の練習ではアップダウンを意識した練習はしていませんでした。
しかしウルトラマラソンは100kmもの距離を走るのでコース上のアップダウンはつきものです。
上りは、歩行と走行を繰り返したとしてもランのみと比べて別格にタイムロスしますし、下りは上り以上に脚に負担がかかります。
アップダウンの対策はウルトラマラソンには必須であることを学びました。
II. 打倒!100kmに向けた再スタート
私は今年中に100km完走をしたいという目標掲げて2023年を迎えました。
実はトレランにハマりつつある私は、早々に100kmを完走していったんロードを卒業し、トレイルに集中してあわよくばトレイルのウルトラに・・という夢を描いていました。
そう現実はうまくいかないですね・・・
ということで”ロード100kmを達成せずしてトレイルにはいけない!”という謎のスイッチが入り、2023年後半に予定を食い込ませてでも100kmに再チャレンジするかそれを達成できる力をつけるぞ!とメラメラしています。
目標(出場予定)があるとやる気が出るので色々検索するのですが、力をつけるにはそれなりに時間がかかるから秋以降がいいなとか、次は地域密着の小規模な大会がいいなとか欲を出すとなかなか限られて・・・
いま候補にしているのが阿賀ウルトラマラソン(新潟)です。
しかしレビューにある「世界一完走率が低いかもしれないウルトラマラソン」というコメントにビビっていまだエントリーできずにいます。
大会は未定ですが、トレーニングは再開します!
これから13週かけて走力の底上げをしていきます。
基礎体力&スピード力をつけるための訓練として計画を立ててみました。
そしてアップダウン対策として、大好きなトレイル練習を積極的に取り入れたいと思います。
日曜のLSDやM練習が時々トレイルでの練習に変更するイメージです。
IV. 今後の出走予定
2023年後期に向けた出走計画(予定含む)は、次の通りです。
この間のどこかでフルマラソンを一本入れたいと考えています。
目標はサブ4.5です!
V. やっぱりマラソンが好き!
最後に、近況をお話しさせてください。
読者様にはご存知の方がいらっしゃると思いますが、オットは筋トレマニアのため、基本的にマラソンはやりません(筋肉が減っちゃうので)。
そして私の身近にもラン好き仲間がいないため、トレ歴2年ほどはずっとぼっちランでした。
しかし大会に出場するとグループでお揃いのTシャツを着て励まし合いながら参加されている方々をよく見かけ、私もどこかのランサークルに所属したいとずっと夢見ていました。
そしてついにこの度!
歴史あるランサークルが身近にあることを知り、入会しました!
先月には練習会に初参加させていただきました。
メンバーには経験豊富なランナーがたくさん。
年代別の上位にいる方やウルトラランナー、過去にランナーズに取材されたというトップランナーも・・・(驚)
今後の出走予定のいくつか(ほとんど)はサークルメンバーと一緒に出場するので、いまからわくわくしています。
そしてそのサークルメンバーが数多く出走する「奥武蔵ウルトラマラソン」ではボランティアスタッフとして参戦します!
大会に出場すると、スタッフの皆さんの熱い応援にものすごく励まされるのでいつかボラをやってみたいと思っていました。
ラン仲間が出場するなら尚更気合が入ります。
6月のオクム、読者様にも出走される方がいましたら、応援していますのでぜひぜひ頑張ってくださいね^^
マラソン好きに、幸あれ!
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こんにちは。
或るアラサー夫婦の非凡な日常の「ツマ」です。
今回の記事をお読み下さりありがとうございました!
私達夫婦はソロモン諸島という南の島で出会いました。
体力をあり余らせている私達は夫婦で冒険旅をしたり、ボディービルダーを目指して筋トレに励んだり【オット】、マラソンにハマったり【ツマ】と非凡な日常を送っています。
このアカウントでは、その暮らしぶりを記事にしてまとめております。
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