離れる人の想い
はじめに
今日、オレの学校では離任式が行われた。離任式とは昨年度末に人事異動で、学校を離れる先生が、最後のあいさつをして下さる式典である。おれ自身も人事異動を経験し、もちろん離任式で話をした。何年も過ごした学校を離れるさみしさもあり、思い入れのある子ども達に「最後の言葉」を贈る場面なので、どんな内容を語るか必死で考えるし、一言一言に全力で熱を込める。そんな価値ある話を聞けるのが今日という日だ。
今日のつぶやき
中学校にいると、誰かが語りかけてくれることが当たり前になり、その価値を忘れてしまう。そうならないように、事前に意識をさせる声掛けをする必要があると考えた。
そして、離任式の話の中で、自分の考えと重なる部分があるものを、思い出させるような形で、つぶやきに掲載する。翌日にもう一度、内容を思い起こすことで、その内容が印象に残りやすくなる。
集団の質は、何を当たり前にするかで決まる。逆を言えば、当たり前のを見つめなおすことで、集団の在り方を再考することができる。連続で自分が担任している生徒もいるため、学級活動をマンネリ化させないためにも、定期的にクラスの在り方を見つめなおさなきゃいけないよな。4月の過ごし方で、クラスとして望ましい習慣を身につけ、学級を軌道にのせる必要がある。
今日の名言
変化するには、古い習慣を新しい習慣に置きかえなければならない。
By W.A.ピーターソン
名言はクラスの状況や、つぶやきの内容とリンクさせて、ストックの中から伝えている。つぶやきで3週間という具体的な数字を述べていることで、どうすれば変われるかを可視化する。
今変わりたいと思うみんなも、3週間踏ん張ってみよう。
おわりに
離任式の中で、実はもう一つ、印象に残った話があった。
「言葉はただ」
手元に何もなくても、制限なく届けることができるのが言葉である。
このnoteもオレが綴ろうと思い続ける限り、果てしない言葉を並べることができる。
みんなも「ありがとう」「ごめんなさい」「幸せです」って伝え忘れないようにしよう。
それでは、今日も一緒にいい日にしよう。