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喋りのお手本

はじめに

 今日はおすすめのお笑いを紹介するシリーズの記事を書こうかなぁと思います。教師というのは「人前にたつ」という仕事柄、しゃべる能力に敏感である。そんななかでもオレはその「喋り」を武器にしているタイプの教師だから、話すことに対するアンテナは比較的高いと思う。そんなオレが喋りのお手本にしている芸人がいる。それが兵動大樹だ。すべらない話などでみたことあるかもしれない。ハンチングにメガネの中年オヤジ。この人の計り知れない話術を、今日は紹介しよう。

兵動大樹

特徴

よしもとプロフィールページより

 この写真の右にいるぽっちゃりした男性が、オレが勝手にとあがめる兵動大樹さんだ。矢野・兵動というコンビで漫才を披露する傍ら、ひとりのトークライブも定期的に開催している。主に関西を中心に、NGKを拠点に活動している。漫才は兵動さんのエピソードトークに、矢野さんが合いの手やツッコミを入れながら進行していく。そのエピソードトークをさらに昇華させているのが、ひとりしゃべりだ。トークの構成から、くすぐりの頻度、の取り方や、表現の仕方など、すごさを挙げればきりがない。かつて、カジサックを相手にその考え方を語った動画があげられたが、感心以外の言葉が見つからなかった。

しゃべるのがうまくなりたい人はこの人を真似することからスタートするといい。

おすすめネタ

・プール作り

 このネタはちょっと長いが全く飽きることがない。それは、途中の小さな笑い、通称「くすぐり」が絶妙な間合いで入り続けているからだ。そして、尺の長い話であれば、当然のことながら、オチへのハードルは上がっていくわけだが、途中の笑いの量に甘んじることなく、しっかりと落としてくる。話すスピードも爽快感がありながら、聞き取りやすく、その場にいるような臨場感も表現している。気づいたら兵動さんの描いている世界の中にいた。そんな経験をこの話なら体験できるだろう。

・マーメイド 27:03~

この話はさっきの話よりも、より臨場感が強く出ている。緊張感といってもいい。兵動さん目線で語られる恐怖がどこか滑稽でほほえましい。しかしながら、それは大の大人が真剣に感じていることなんだと思うとさらに面白い。が話に出てくるが、本人との温度差が笑いを増幅させる。振り幅は笑いに直結する。緊張と緩和が重要である。そんな笑いの定石を再確認できるトークである。

・iPod 6:24~

 これは自分が中年オヤジであるという特徴をふんだんにいかしている。どんな人も立場やキャラクターがあるため、トークではそれをいかした方が効果的だ。このトークはそんなことをひしひしと感じさせてくれる。ちょっとバカらしいけど、なんとなく共感できる絶妙なラインで話がすすんでいく。知ったかぶりしたくなる気持ちも理解できるが、客観視すると笑えてしまう。バランス感覚が素晴らしいネタである。

おわりに

 正直に言おう。なんどもオレは兵動さんのトークを参考にし、自分なりにアレンジして話している。いや、トレーニングとして、そのままコピーして話していることもある。それくらいお手本になる。ちなみにどうでもいいが、オレの誕生日兵動さん久保田利伸さんと同じである。なんとも誇らしい(笑)

それでは、今日も一緒にいい日にしよう。

おまけ(今日のTikTok)

@oshaberi_sensei

毎日生徒に贈る名言。あなたに届く言葉が、必ずここにあります。ひとりでも多くの人に届くよう、いいねやフォロー、シェアをお願いします。#つぶやき#今日のつぶやき#名言#今日の名言#中学校#学校の先生#国語#国語の先生#学級通信#おしゃべり先生#今日を一緒にいい日にしよう#言葉で人生を変える

♬ 紡ぐ - とた


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