”なりたい自分”づくりを応援するたった1つのイメージ
今日は”なりたい自分”づくりが応援されるお仕事のお話、キャリアコンサルタントについてご紹介します。
将来に悩んでいる皆さん、今の自分を何とかしたいって皆さんも、今日のお話を最後までお聞きいただくと、ちょっと元気になるかと思います。
このチャンネルは、タップデザイナー35年・地方公務員歴30年のわたしFukushinが、TapLifeStyleを満喫しながら、普段感じたこと、体験したことなど、皆さんの役に立つお話をお伝えします
今日の目次です
1 キャリアコンサルタントについて
みなさん、キャリアコンサルタントってご存じですか?
これから日本は少子高齢化が進み、人生100年時代ともいわれています。ひとりひとり「自分らしい人生」を見つけて生きることが求められています。
コロナ禍やテクノロジーの進化があって、人の働き方や時間の使い方が大きく変化していきます。
キャリアとは、職歴をイメージする場合もありますが、ラテン語で「わだち」という意味のこの言葉は、人生の中でその人が積み重ねた経験から描く将来像のようなものと言われています。要するに人生そのもの、生き方や価値観という意味。
キャリアコンサルタントは、自分らしく生きることを支える役割が期待されています。仕事に、進路に、また人生に悩みを抱えている人たちの相談に対して、その人の”自分らしく”を自ら見つけられるよう整理をしたりする役割を担っています。
キャリアコンサルタントは、かつて民間の資格でしたが、平成26年からは国家資格化されています。ソサエティ5.0などと呼ばれる時代の変革期に、2024年末までに10万人にするという計画を持っています。
AIが様々な職域を台頭する時代、少子高齢化が進展する時代にこうした資格をもった人材が求められるのは、社会全体が「自分らしく生きられる」、人間本位のいい時代に進んでいくということではないかと思います。
2 キャリアコンサルタントになろうと思った理由
キャリアコンサルタントという職業があると知ったのは、オンライン市役所でした。オンライン市役所は、Facebookでつながる全国の自治体職員のコミュニティ。そこで、公務員も一生懸命学び続けている人がいることを知りました。
公務員もコーチングを学んだり、ナッジを活用したり、いろいろ勉強されている人が沢山いることをオンライン市役所で知りました。そこで、キャリアコンサルタントの存在も知りました。キャリアコンサルタントは、特に人事系の職員の方が取得している事例もあり、人事にはそれほど興味はなかったのですが、問いを重ねていくことで自己発見を促す、このテクニックに惹かれました。
また、こどもも好きな仕事につけられるようと思い、また自分の過去の経験とかももうひとつのきっかけです。
この2つがつながり、年末に急遽決断し、資格取得できる道を探し、年始の1月16日から12回にわたってあった養成講座が昨日最終日を迎えました。
この12日間はあっという間でした。とにかく学生の頃から勉強嫌いな僕が続けられるのか?身につくのか?そんな気持ちで入りました。でもこの勉強は、人間力も成長させてくれる内容が満載でした。
3 キャリアコンサルタント養成講座の内容・参加者
ぼくは、東京リーガルマインドLECのキャリアコンサルタント養成講座大阪梅田校の土曜日祝日クラスに申し込みました。Webでの自宅学習と、教室での学習があり、教室では座学に加え、グループワークやカウンセリングのロールプレイングがありました。
教室での学習は、1月からスタートして4月初めまで、すべての土曜日と祝日の10時から18時30分までびっちりでめちゃハードです。
クラスは18名。年齢も性別も様々な方が来られていました。自己紹介とか、ロールプレイングとかで、お話をする中では、いろんな背景や思いをもってこられた人たちでした。
4 思いを引き出すこと
キャリアコンサルタントの歴史って、100年ほど前にアメリカで始まったそうです。それが日本にも来て、その間人の職業や人生の研究や分析がされてきて、その理論は今でも実用化され続けているそうです。
教室での学習では、そんな歴史からはじまり、人の興味や仕事観を気づかせるツール、仕事観の最近の変化などなどキャリアをめぐるいろんな情報、さらにファシリテーションやコーチングなど現場で使う技術の概要などを学びました。
その中でも一番印象深かったのは、カウンセリングのロールプレイングです。
相談者とクライエント、オブザーバーの3人一組で行うのですが、コンサルタントはひたすら聴き役に徹して関係構築です。
表情、距離感、あいずち、うなずき、視線、まずは聴き役のための基本的な態度を身につけたあと、相談者の話を確認しながら整理していくのです。
でも、まず最初は話を展開し続けるのが難しい。普通に知り合いと5分話すのは平気なのですが、この5分が長い。
また沈黙も怖いので、なんども同じ質問を繰り返してしまう。
最初のころは、こんな状況でした。
いろいろとアドバイスもいただきながら、だんだん慣れてくるのですが、一番苦労したのが、何とかをしようとする気持を自分の気持ちを抑えて、相談者の意思を引き出すことです。
相談者は、悩みを抱え、それを解消するために何かを求めて相談に来ているにちがいない。だから何かを提供しないと・・・・と思っていたのですが、これが違うんです。
相談者は、相談者が気づいていたい自分の思いを再発見する。そのお手伝いがキャリアコンサルタントの役割です。そのため、ある時には相談者の言葉を繰り返して第三者的に聞いてもらい、また、言い換えたり、要約したり、まとめたりします。
国家試験では、15分のロールプレイングなのですが、最終日には15分はじっくり相談者のお話を深堀することができるようになってきました。でも、本当に相談者が話したいこと、これの掘り起こし、気づきがまだまだです。
相談者が自分で決めることこそが唯一価値があるものであり、そのお手伝いをするのです。素敵な仕事だと思いませんか
いろんな知識、技術、体験、それといろんな人との関わりがあり、人間力が鍛えられたような気がします。
ぼくも、まだまだ成長途上だなあと思いました。
5 コンサルタントの役割
コンサルタントって、訳すると顧問とか相談役とか
市役所に入る前に1年経営コンサルタントの会社で働かせてもらいました。その時にも、会計が自社でできるような支援をお客さんのところへ行ってしていました。
都市計画の仕事をしているときは、まちのひとたちと職員の間に立ってくれたまちづくりコンサルタントの方々にすごくお世話になりました。彼らは、まちの人たちのためになること、まち全体のためになること、客観的な目でサジェスチョンをいただきました。
これまでコンサルタントは、大きな視点に立ってサジェスチョンができる”偉いひとでなきゃ”ってイメージを持っていました。
でも、ほんとうに大切なことは、いろんな情報をきちんと聞けること、いろんな思いを引き出せること。そういうことが大切だと思います。
キャリアコンサルタントは、まずは相談者の立場に立って、その人の思いを引き出し、気づかせる。それを形にしたり、見えるかする。そんな役割です。
6 ぼくがなりたいキャリアコンサルタントたった1つのイメージ
まずは、今度の国家試験を通りたい。そのうえで、ぼくがなりたいキャリアコンサルタントとは・・・・・・
僕が学生から社会人になるときに、ダンサーになりたくて、社会から逃げようとしたり、楽だと思った公務員に逃げたりしようとしてました。
当時のぼくに今の経験があったなら、社会でニーズのあるところで勝負する。そう思います。
僕がなりたいキャリアコンサルタントは、こうした夢を持った人たちが、自分の夢にブレずに社会に活かされるようにする。そんなイメージです。
自分が”○○したい”だけじゃなく、”自分が理解されない”と社会をうらやむのでもなく、自分の思いをブレずに社会に伝えていく。社会に活かされるような道を一緒に探していく。あるいはニーズを創っていく。そんな応援ができるようになりたいと思っています。
本日のまとめです。
1 キャリアコンサルタントについて
キャリアコンサルタントは、自分らしく生きることを支える役割が期待されています。仕事に、進路に、また人生に悩みを抱えている人たちの相談に対して、その人の”自分らしく”を自ら見つけられるよう整理をしたりする役割を担っています。
2 キャリコンサルタントになろうと思った理由
ぼくは、オンライン市役所でキャリアコンサルタントの存在も知りました。問いを重ねていくことで自己発見を促す、このテクニックに惹かれました。
2人のこどもが好きな仕事につけられるよう支援できればと思い、また自分の過去の経験からも、スキを仕事にするノウハウが伝えられたら。そう思うことがあり、キャリアコンサルタントになろうと思いました
3 キャリアコンサルタント養成講座の概要・参加者
養成講座は、Webと教室の学習があり、教室の学習は3か月初めまで、すべての土曜日と祝日の一日中びっちりの授業が続きました。
クラス18名は年齢も性別も様々な方が来られていました。自己紹介とか、ロールプレイングとかで、お話をする中では、いろんな背景や思いをもってこられた、本当に素敵な人たちでした。
4 思いを引き出すこと
相談者は、相談者が気づいていたい自分の思いを再発見する。そのお手伝いがキャリアコンサルタントの役割です。相談者が自分で決めることこそが唯一価値があるものであり、そのお手伝いをする素敵な仕事です。
5 コンサルタントの役割
コンサルタントは、いろんな情報をきちんと把握できること、いろんな思いを引き出せること。そういうことが大切です。キャリアコンサルタントは、まずは相談者の立場に立って、その人の思いを引き出し、気づかせる。それを形にしたり、見える化する。そんな役割です。
6 ぼくがなりたいキャリアコンサルタントのたった1つのイメージ
僕がなりたいキャリアコンサルタントは、夢を持った人たちが、ブレずに社会に活かされるようにする。そんなイメージです。
自分が”○○したい”だけじゃなく、”自分が理解されない”と社会をうらやむのでもなく、自分の思いをブレずに社会に伝えていく。社会に活かされるような道を一緒に探していく。あるいはニーズを創っていく。そんな応援ができるようになりたいと思っています。
とにかく、試験前1週間を切っていて、いま、公務員試験以来の勉強中です。とにかく、がんばります
。
これからも、私が感じる日常で、皆さんにも伝えたい、ちょっとしたことを、発信していきますので、ぜひよければ、いいね、スキと、登録をよろしくお願いします。
今日の最後までお付き合いいただいてありがとうございました
また来てくださいね。
先週、受験票が届きました。あとラストスパート。Lecのみなさん、頑張りましょうね。では。