映画「落下の解剖学」感想 結婚×夫×妻
■結婚って何なのかみたいに思った。
■夫が亡くなって、妻に容疑がかかるが無罪。過程が重要で二人の子供の発言で決まったように見えた。
■結局、理想を追って結婚しても事情が変わるし、理想も変わる。夫からしたら自分のアイディアで本を書いて売れたと思うし、妻からしたらさっさと小説を書きなさいと思ったはずだ。
■夫はは教師だったと思うが、本を書くためにあっさりと辞めるのはどうかと。家も民泊用に改装するのだが資金も時間も足りない。見ていると見通しが悪かったと思わざるを得ない。
■作家に大切なのはとにかく本を書き上げることだと何かで読んだことがあるが、まさに夫はそうするべきだったのでは?妻が結局先に書き上げてしまうから。
■悩むなら書けと言いたかったし、何か大音量での音楽が気になった。お客さんが呼べなくなる。
■作品が書けないことが溜まりに溜まって、二人は喧嘩する。夫もその様子を録音するとかかなりヤバかった。いや、作品のためとはいえ。
■妻に正当性があるように見えたし、何か闇が深い部分はわからないままだった。何だろう、妻目線で夫婦関係が進むから夫の本心も分からなかった。そーゆー演出なんだろうけど。