
ポメラニアンを参考にしてセルフイメージを高めてみる
こんにちは、oriです!
今回は自己成長のために必要な「セルフイメージ」について書いていくわよ。
先日道端で見かけたポメラニアンからセルフイメージに関する気づきがあった。
私は犬が好きなんだが、飼っていないので散歩中の犬を眺めるのが趣味の一つ。
わんころは何とも素直な生き物なので、すれ違っただけでも性格やその瞬間の感情が何となく読み取れる(本当のことはどうであれ)。
犬種によっても性格の傾向が異なる。
だけどよくよく観察すると本当に一匹ずつ性格が違うので、犬種で一括りにするのは少々ナンセンス。
タイトルが示している「ポメラニアン」とは、先日私が見かけた名も知らぬ「黒いポメラニアン(以下黒ポメと略)」一個体について書いていることを先に明記しておく。
この黒ポメは自身のことを「おいらはワイルドな熊」というセルフイメージを抱いていた(ように見えた)(ほぼ妄想)(でも大体合っていると思う)。
彼のこのセルフイメージに触れたとき、二つの気づきを得た。
一つ目は「今の自分と全く違うセルフイメージを持っていい」ということ。
二つ目は「今の自分と全く違うセルフイメージでも他者に良い影響を与える」ということ。
アイデンティティとセルフイメージの違い
アイデンティティとセルフイメージがごっちゃになるので、ざっくり説明。
アイデンティティとは場面によって変わる自分の分身。
仕事をしているときの自分。恋人といるときの自分。親といるときの自分。
“本当の自分”の遺伝子を受け継いだ、色とりどりの分身を、時と場合に応じて出現させている。
自己認識と他者からの認識が一致していることが多い。
母である、娘である、教師である、生徒である…など。
他者が存在するからアイデンティティは生まれる。
アイデンティティは「国境」に例えると分かりやすい。
国と国の間に「国境」という共通認識があるから、一つの国が認知される。
「国境」という共通認識がなければ、単なる地(海)続きの表面でしかない。
黒ポメは、自身が「犬である」「ペットである」と認識しているかは危ういが、「寝床がある」「時間になったらご飯をもらえる生命体」のは黒ポメと飼い主の共通認識なはずなのでアイデンティティになりうる。
一方、セルフイメージは限りなく自由に選べるし持てる。
他者にどう思われていようと関係ないのだ。
しかし、多くの人は過去の出来事や経験からセルフイメージを形成している。
特に、あるとき人から言われた言葉が、無意識の領域に浸透して本人でも気づかぬままその言葉に応じた自分になっていることがある。
「運動神経いいね」と言われたら「自分は運動神経がいい」というセルフイメージが完成され、その通りの人になる。
「音楽の才能ないね」と言われたら「自分は音楽の才能ないし、そもそも音楽自体苦手だ」と音楽から遠ざかる人生になる。
セルフイメージはアイデンティティが入る器だ。
アイデンティティという自分の分身は時間とともに形を変え、器にフィットしていくから、器の形がどうであるかが重要だ。
「ワイルドな熊」という形の器(セルフイメージ)に小型犬というアイデンティティが入る。
黒ポメは若かったからまだ器にアイデンティティが行きわたってはなかったが、きっとこの先彼が描いた通りのセルフイメージを生きるだろう。
セルフイメージは「アイデンティティが着る服」と説明されることがあるが、自分のしっくりくる解釈でお願いしたい。
気づき①今の自分と全く違うセルフイメージを持っていい
今の自分に似合わないセルフイメージを持っても構わないのだ。
似合わないの大歓迎。
黒ポメを参考にしよう。勇気をもらおう。
黒ポメは自分が犬であるとか、小型犬であるとか、現実のことはまったく気にしていない。「いや言うておま、ポメじゃん」「小っこい生き物じゃん」と他者からの意見ももちろん気にしていない。
「ワイルドな熊」というセルフイメージを純粋に設定している。
そのほうが楽しいから。そのほうが勇敢に在れるから。
理由はいくつか挙げられるだろう(※妄想です)。
人から何を言われようと関係ない。
セルフイメージって結局、将来自分がどうなりたいか、どう在りたいか。
それは”自分の可能性を信じる力”で、”生きる姿勢”になる。
人は意識できる方にしかいけない。
「自分の上司の姿が数年後の自分の姿」だとよく言われる。
上司に憧れている人には大歓迎だけど、そうじゃない人が大半なはず。
理想の器を自分自身に用意してあげるだけで、自分の分身は変形していける。
気づき②今の自分と全く違うセルフイメージでも他者に良い影響を与える
あなたが「自分は○○だ」とセルフイメージを持ち始めたとき、自分とセルフイメージとのギャップに嘲笑ってくる人がいるかもしれない。
でもそんなあなたの生きる姿勢を見て勇気をもらう人もいる。
黒ポメを見た私のように。
私から見ると黒ポメは「ポメラニアンで愛らしい小動物」なのに「ワイルドな熊」というセルフイメージを持ち、世界と接している。
この姿にどんなに励まされたか。
そして彼を応援したくなったか(もう二度と会えないけど推しだよ、あなたの幸せを願ってる)。
嘲笑ってくる人たちのことは気にせずに、他者に良い影響を与えられる存在であることを自分で認めること。
そしたらハッピーの連鎖が起こる。
自分を高めるおすすめのセルフイメージ
ここまで黒ポメから得た気づきとともに、セルフイメージを高めることの大切さをお伝えしてきた。
とは言え、将来像がはっきりせず、自分が持ちたいセルフイメージが出てこないかもしれない。
そんな人にとっておきのセルフイメージを紹介しよう。
それは
\自分は運がいい/
そして、何か良い出来事があったら(どんなに小さなことでも)大いに喜んでほしい。
「運がいい」というセルフイメージを持つことで、脳が幸せなことやラッキーな出来事にフォーカスするようになる。
そこであなたが喜んで幸せな気持ちで受け取ったら、脳はまたあなたを喜ばせようと良い出来事を探し当てる。
これが続くといわゆる「強運体質」になり、いいことがたくさん起こるようになるのだ。
ぜひ今日から
\自分は運がいい/
と呟いて一日を過ごしてほしい。