BEAMSのLABRAT(ラブラット)炎上、女性蔑視・性搾取、世に出てしまうことへの違和感
こんにちは。おり(詳しい自己紹介はこちら)です。
BEAMSから出ているLABRAT(ラブラット)というもの。
FACE氏という人がデザイナーらしいんだけど、一体なにを表現したかったのだろうか?
見た瞬間、あまりにもひどいデザインで怒りが沸いてしまった。
今回は、怒りが沸いた理由と、冷静になって考えてみたことについてちょっと言及したいと思う。
怒りの理由① DV・女性への加害・服従はデザイン・アートではない
服のデザインやアートは何かを表現するためのものかもしれない。
私はデザイナーでもなければ、アートを学んだこともないから、どんな背景があるのかはわからない。
でも、はっきり言えるのは1枚目のシャツはDVや女性へ服従させることを彷彿とさせるデザインであること。
意図してなかったとしても、そう見えること。
そもそも、男性が女性の頭に銃を突きつけて笑っているって意味がわからない。
薄ら笑いが、サイコパスのようで気味が悪いし、銃を頭に突きつけるなんて、理解に苦しむ
これはデザインと言っていいのだろうか?
女性として、怒りが沸いた。
きっと男性だって、こんな変なサイコパスのようなTシャツを見て面白いとは思わないだろう。
怒りの理由② 児童買春・性的虐待はデザイン・アートではない
2枚目のTシャツは、女子学生が体を売っている?ようなイラスト。
一体FACE氏は、なにが言いたかったんだろう。
体を売ることへの軽々しさ?面白さ?
女性としては全く面白くないし、大人がこんなイラストを描くことが恐怖だ。
(巷には溢れているのは重々承知だけれど、毎回みるだけで嫌な気分になる)
日本では割とペドフェリア(小児性愛者)について寛容。
寛容すぎて私は日本での子育てはしたくないとかなり前から思ってしまっている。
(海外の方が優れている・日本がダメだ、と言う議論をしたいわけではないけれど)
自分の子供が性的搾取の対象になることを考えたらこんなイラストをBEAMSが販売してしまうことが信じられない。
つい最近、オーストラリアので日本製の用事型セックスドールを所持していたことによって逮捕されたニュースでTwitterが少し荒れていた。
意見が割れていたけど、やっぱり私は子どもたちを守るためにも、こういった性的嗜好がある人は治療を受けるべき対象であって、人形でカタをつけるのは根本的な問題解決にはつながらないと感じている。
冷静になって考えてみた
ちょっと話がずれたけど、冷静になって考えてみた。
そもそも、なんでこんな物がBEAMSから販売されてしまったのかと言うことに対して疑問を持った人も少なくないだろう。
しかもこんなコメント付きで↓↓
<LABRAT(ラブラット)>から届いた新作は、グラフィックに定評のあるface氏とのコラボレーションアイテム。可愛さと毒々しさが入り混じる印象的なアイテムです。
可愛さなんて微塵もないし、むしろ見て吐き気(言い過ぎ)だったけれど、BEAMSのお偉いさんたちは、このTシャツのデザインにGOを出すことをなにも思わなかったんだろうか。
女性が加害され、子供が性的に売買される様子が可愛いですか?
問題は、会社の組織構成なのかもしれないし、誰もNOと言えない会社の体質なのかもしれない。
お偉いさんたちがOKを出した背景を知りたい。
そして問いかけたい。
〈あなたの息子・娘〉がこのTシャツの女性の立場だったら、どんな気持ちがしますか?
なんでこんな物がOKになったの?
って言う大企業のポスターや広告は数え切れないほどある。
お偉いさんたちの感覚はいつまでも昭和?それ以前?(もはや一周回って今の令和の最悪な感覚?)の意味わからない人権無視の感覚で時が止まっているのだろうか?
大手企業になればなるほど、実際の消費者や一般市民の感覚から遠くなりすぎる傾向なのかもしれない。
変なことには変という。
YES/NOを表明する。
『こんなこと言ったら他人からどう思われるかな?』と心配になる気持ちは日本人なら多くの人が持つ感覚だと思う。
でも、やっぱり変なことには変と、違和感をちゃんと言葉にして伝え続けたい。
だって、大手企業のBEAMSや、FACE氏のような人が、気づかずに「人権無視・女性蔑視」という今の時代には似ても似つかない代物を作り出してしまうから。
(おそらくいろいろ考えた上でのデザインだったんだろうが…)
ちなみに、Twitterで炎上してBEAMSのサイトでは今このTシャツは見れない。
私たちの声は小さいけれど、集まったら大きな声になる。
選択をすることは、社会への投票である
私たち、消費者がちゃんと発言していくことはとても大事。
そして、私たち消費者が選択することはもっと大切
買い物をするときはその企業がどんな理念で、どんな生産工程で、どんな社会貢献をしているのか、気にして行きたい限り。
買い物のインパクトについて、詳しくはブログにも書いているのでよければご覧ください。
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