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12 二十四節気「小寒」七十二候「雉始雊」

遅ればせながら2025年、開けました。
今年はもっともっとnoteを充実させる年にするぞ!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月に入ったらさすがに寒いですね…
今日は自転車に乗ったら体の芯まで冷えて、「アッ これが冬の寒さ!!」と実感しました。
でも、この時期にしか感じられない痛みを含んだピンと張った冬の空気とか、もこもこの帽子の手触りとか、湯たんぽのじんわりとしたあたたかさとかが大好きで。
不思議なもので、曲がりなりにも日本人の四季魂を受け継いでいるんだなーなんて思います。

季節は二十四節気「小寒(しょうかん)」七十二候「雉始雊(きじはじめてなく)」です。
七草粥は食べましたか?
わたしは今年は大根オンパレードで、値段の高い葉物を避けてひたすら大根と人参と豆腐で今のところ冬を乗り切っております…。
今年はまだ鍋物に白菜を1度しか入れていません…
悲しい。

「小寒」
ご存じの通り小寒に入ると新年の挨拶は「寒中見舞い」に変わります。
子供の頃知らずに年賀状の返事を書いたのは良い思い出です…
いよいよ「真冬の寒さ」に入るころ。
ちなみにこの小寒から2月2日の節分までの時期を「寒」と呼びます。
…え、今年の節分は2月2日なんですね!?
ここで小話ですが、二十四節気や七十二候って、毎年国立天文台が来年はこうですよって季節を調査して決めているそうです。
今年は立春が2月3日になったので、その前の日が節分になるので2日が節分。(ここらへんはまた後で書きたいです)
2月2日に豆投げて恵方巻食べなきゃですね!

「雉始雊」
雉、キジ。
日本の国鳥です。
キジってこのあいだ上野動物園で見た鮮やかな鳥ってキジじゃなかった?
と思ったら、やっぱりそうでした。

紅綬鶏(ベニジュケイ)
金鶏(キンケイ)

残念ながら鳴いてるところは聴けなかったですが、ベニジュケイもキンケイも、この鮮やかな色を見せつけて求愛行動するそうです。
このキジたちがメスを呼ぶために鳴く時期がこの侯。
国鳥といえど、正直自分には馴染みがないため鳴き声を聞いたことがない…
国がこんなに栄える前はもっと身近な鳥だったのかもしれませんね。
だとしたら少し残念、ですが、実際はかなりうるさい鳴き声のようです。
そんなうるさい声でも冬をしのぐ季節の手がかりになり得たのでしょうか?
現代人のカラスのようなものか…?

和の魅力たっぷりの白椿最高

次の節気は「大寒」なので、いよいよ一年で一番寒い時期に入ってきたなという感じ。
ここ最近は帽子ストールコートブーツと全身完全防備の服装での出勤です。
それもまた良きかな。

紅梅も咲き綻びはじめ

蝋梅をまだ取材していなくて、そろそろ咲いているようなのでまた見に行ってきます。
冬の香りだ。わくわく。


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