「若返り」とコレステロール

感謝してます!

昨日は

■低コレステロールは「うつ」になる
https://note.com/opi36576/n/n247e8268fac4

というテーマでnoteを書いていました。

未だに「悪者扱い」されることが多いコレステロールは実は

がんになる確率を下げる

だけでなく、うつなどの

精神疾患の治療のキー

になることを書いていました。


今日はさらにこれらの機序を深掘りし、さらにコレステロールが

若返り

にも寄与するという比較的最新の知見を紹介します。


情報元は斎藤一人さんがだいぶ前に推薦してくれた下記本

がんになったら肉を食べなさい
 (PHPサイエンス・ワールド新書)

の著者が書いた下記本ですが、

【最新版】
「うつ」は食べ物が原因だった!
 (青春新書インテリジェンス)


この本の「最新版」が2018年に発売されてるため、最新情報を元に今日の内容を紹介します。

この著者の本の中ではこの本が一番良いと思います☆

(なので、「お魚」の話は次回に持ち越しです。)


今日のメインテーマはコレステロールが

ホルモンやビタミンの原料になる

という点です。


多くの情報はありますが、下記3つに焦点を絞りたいと思います。

コレステロールは下記3つの原料になるのです。

① ストレスに対抗するコルチゾール(ホルモン)

② 「長寿ホルモン」と言われるDHEA(ホルモン)

③ 精神疾患とも関与しているビタミンD


ではそれぞれについて解説していきますね☆


① ストレスに対抗するコルチゾール(ホルモン)の原料になる

コルチゾールは

ストレスに対抗するために分泌される一番重要なホルモン

です。

そんな超重要なホルモンの原料にコレステロールはなっているのです☆

なので

コレステロールが低下するとストレスに弱くなる

ということは昨日のnoteの話とリンクしますね☆


人は生命の危機を感じた時にこのコルチゾールを何よりも優先して大量に分泌し、ストレスに備えます。

コルチゾールが分泌され、ストレスに対抗してくれているから、ストレスが続いてもしばらくは元気でいられるのです。

しかし長時間ストレスにさらされるとコルチゾールが分泌できなくなってしまいます。

コレステロールはこのコルチゾールの重要な原料になるわけですから、コレステロールが少なくなってしまうことで、この大切なホルモンをつくりにくくなってしまいます。


② 「長寿ホルモン」と言われるDHEAの原料になる

「長寿ホルモン」と言われるDHEAは

若返りホルモン

とも呼ばれ、ストレスを緩和する効果があります。

この「若返りホルモン」の原料となるのがコレステロールなのです☆


DHEAは他にもさまざまな効果があります。

・免疫力を高める
・炎症を抑える
・腫瘍を予防する
・インスリンの働きを助けて糖尿病を予防する
など

DHEAは20歳をピークに分泌が減少していきますが、このホルモンの原料もまたコレステロールなので、DHEAの分泌の低下を少しでも抑えるためにも適度にコレステロールを摂取することは大切です☆

このDHEAはこのあと説明するビタミンDとともに「脳の解毒」を推進し、「脳の保護」をしてくれるのです。

ちなみにDHEAを食材から摂る場合はヤムイモ、自然薯(じねんじょ)、とろろなどがお勧めです。


③ 精神疾患とも関与しているビタミンDの原料になる

コレステロールを原料にして、紫外線の刺激によって皮膚でつくられるのがビタミンDです。

ビタミンDがコレステロールを原料としてつくられるなんて、考えもしなかったですよね。

ビタミンDは従来からカルシウムや骨の代謝に不可欠な栄養素として知られていましたが、近年精神疾患との深い関りがあることがわかってきています。

良く知られているのが

「うつ」との関係

で、実際に日照時間が少ないため、紫外線を浴びる機会が少ない冬にうつ症状が出やすいという報告があります。

皮膚でビタミンDを合成できないのですね。


日照時間が少ない北欧で自殺率が高い

のはこのことと関りがあると言われています。

面白いのは

日焼けサロンに行くと抑うつ症状が治る人たちがいる!

という報告があることです(笑)


1日20分程度の日光浴で十分という報告もありますが、米国の代替療法学会の報告ではもう少し日光を浴びた方が良いそうです。


ビタミンDは魚の内臓などにも多く含まれているため、サンマやイワシの内臓まで食べることや、シシャモ、しらすなどもたくさん摂ることがお勧めです。

ビタミンDに関しては下記ブログを過去に投稿しているので参考にしてみてください。


恐るべし「太陽のビタミン」
https://ameblo.jp/36576/entry-12597399659.html


まとめ


現在は「コレステロールを抑える」系の食品で溢れていますが、

コレステロールは悪者ではありません!


むしろ今日紹介したホルモンやビタミンの原料になっているという点からも

不可欠な栄養素

であることは間違いありません。

ただ「酸化」されたコレステロールは「悪者」なので、以前のブログにも書いたように「抗酸化」に働く食品(野菜や果物など)と一緒にお肉を食べれば良いのです。
(私は手軽に野菜が摂れるJOKA青汁という銀座まるかんのサプリを利用しています)

この数回のnoteでお伝えしたかったことはたった1つ

お肉って超大事

です!!


お肉シリーズはここでいったん完結で、次回は「お魚」のお話です。

お肉と合わせてお魚の話をして動物性たんぱく質の話は完結しますので。

週末は京都に帰るので、noteはお休みです。

来週も楽しみにしていてくださいね☆

今日も最幸の1日になりました!

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