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1on1やりたくない/そんなあなたへ



1.メンタルダウンしないために

■私の体験

2年ほど前YouTubeで、

株式会社KAKEAIのCM(著作権:カケアイ)

「1on1あなたがやると取り調べ」
というCMが、株式会社カケアイから流れた。

株式会社KAKEAIのCM(著作権:カケアイ)

上司版もある。「お主こそ、うなずいているけど、それ本音?」

当時、私はこのスクショを撮り、偉い人に会いに行き、懇願した。
「うちの会社は良い会社だけど、さらに良くなるように社を変えてほしい」

あれから2年、私はまだ職場で社内コミュニケーションにこだわっていた。日の目はまだ見ていない。

だが、未来を信じることにした。

2.まずは上司と部下の関係から

■1on1はブラックボックス、だからこそ工夫が必要だ

リモートワーク下で、日本企業に浸透した、社内コミュニケーションの「1on1ミーティング」。上司と部下が行う1対1の会議で、一般的には「部下のための時間」とされている。だが、実際にはいくつか問題が生じていることもあった。

リアルで会ったことのない上司やチームメンバー

私はなぜか、コロナ以降に社内で異動が多かった。それで知らない人との会議はオンラインだと神経を非常に使い、慣れない業務に気疲れした。

一方で、気心知れた元上司に連絡すると、会話は弾んだ。

同じオンラインなのに、雲泥の差がある。それは、管理職でも同じようだったが、当時はこの話にあまり理解がされなかった。

おそらく、コロナ前からずっと同じチームの人には問題がなく、異動や中途の人だけが陥る問題だったからであろう。だが、遠くない将来に、きっと苦境に陥る社員がいるはず、と考えた。

そこで、私は1on1ミーティングの実施方法に着目した。
上司が変わる毎に「1on1のやり方」を観察した結果、「実施プロセス」が、バラバラのようだった。

そこで、私は実施のプロセスを均一化し、どんな上司とのミーティングでも安心して話せる1on1を演出できればきっと仕事しやすくなる、と考えた。

3.新1on1が出来た

■大きな違いは、二人の対等性

2022年、私は終業後、プロトタイプ(試作品)作りに精を出した。本業で実践は無理とあきらめ、社外で試していこうと考えた。周りに上司との関係に悩む人は大勢いた。それで、反応が良かったら本を出すとか、無料で配るなどして広めたい、と考えた。


主な違いは、上司と部下の二人に、上司の鎧や部下の服を脱いでもらう点にある。

そのほか、コストゼロ(無料で誰でも試せる)が売り文句だ。

※22年~23年、精神科医/オープンダイアローグトレーナーの森川すいめい氏と子ども家庭庁アドバイザー小澤いぶき氏に師事したエッセンスで考案

■身の回りに試す

完成した当時、私はビジネス書家の山口周に連絡して、オンラインで試させてもらった。そして、その後、知り合いにポツリポツリと試していった。

結果、悪くない反応であった。
最も驚いたのは、試してくれた方が定期mtgを望んでくれた点だ。型が良かったのか、或いは個人的な繋がり故なのか分からず、やはり、私と無関係の方々に試してもらい、どう反応するか観察するしかない、と考えた。

■小規模実験(パイロットテスト)へ

昨年、私に「俺がチームで試すよ」という社外の管理職が現れた。さらに、職場でも、すれ違った人に何気なく話すと、手を挙げてくれた人がいた。

この1on1は、日頃よく話し合っている上司/部下には、不向きだ。
向いているのは、こんな人だ。

・上司/部下と、ほとんど雑談しない。
・上司/部下が、何を考えているか分からない。
・忖度しすぎないで、胸のうちを話して、理解し合いたい


コミュニケーションは二人で作るパズルのようなもの

向き/不向きのある新1on1だが、色んな人に新1on1を試してほしい。
お問合せはこちらまで。


by桜子



 



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