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イラストレーター、手芸作家向け「仕事とお金の授業」#8 活動に必要なお金を集める方法


本日の授業内容

こんにちは金曜お昼になりました。手芸作家兼若手イラストレーターの展示をメインとしたギャラリーを運営している大図まことです。イラストレーターと手芸作家に向けた「仕事とお金の授業」8回目となる本日は活動に必要なお金を集める方法です。お金を稼ぐでは無く集める??一体どういうことでしょうか?では早速はじめましょう!


クラウドファンディング

私はこれまで3回お金を集めたことがあります。集めるといっても発行枚数の少ないレアなコインを集めているというわけではもちろんありませんよ。なんでも鑑定団は大好きです。

1回目は今から4年前の2020年です。コロナで売上が激減したギャラリーの運営費を補填するためにクラウドファンディングを実施しました。当時ご支援いただいた皆さん、リターン品のTシャツ用イラストに協力してくれたイラストレーターの皆さんどうもありがとうございました。この時は支援金という名目で個人の方から中心にお金を集めました。

▼当時のクラウドファンディングページ


銀行貸付

2回目は同じく2020年にコロナ融資を受けました。こちらは貸付という名目で銀行からお金を集めました。1回目も2回目もどちらもイラストなどの成果物や商品を販売しての対価としてでありませんがそのおかげで事業を立て直し今もギャラリーを続けていられてると言っても過言ではありません。


口座残高の心理的な影響

「貧すれば鈍する」ということわざがあります。貧乏になると生活苦に煩わされて物事の判断が鈍ったり卑しい考えに流されやすくなったりするという意味です。当時ギャラリーを開けられなかった時はまさにこの通りになってしまいました。不思議なもので集めたお金でも会社の口座にお金があると無いとでは気分が全く変わりました。


借金は悪?

イラストレーターや手芸作家として個人で活動している場合、運転資金としてお金を銀行から借りた事がある人はもしかしたら少ないのかもしれません。支払いで数百万もいきなり必要になるようなことはあまり無いですよね。私はビジネスを大きくしていこうと2012年に法人化したのですが2020年のコロナ禍になる前はお金を借りたことが一度もありませんでした。

雑貨の商品企画や卸をやっていたときは毎月数百万の出と入りがあったので締め日がズレるととても大変でした。借りていたらもっと大きなビジネスに発展していたかもと今になって思いますが、借金は悪いものだと言う潜在意識があり、お金について何も勉強せずに育ってきたことが借りなかった理由として大きいです。みなさんはどう思いますか?


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お金を集めた3回目は直近で去年です。1回目と同様に支援金としてお金を集めましたが今回は個人からでは無く企業から集めました。地方で活動を行う作家さんが私たちの東京・蔵前にあるギャラリーで個展を行う際の旅費交通費分として年間を通してお金が必要だったからです。

私たちが運営するギャラリーの活動内容に共感し協賛していただける企業を探しお願いに周りました。このnoteをはじめ常日頃から活動内容を発信していたことがご支援に繋がったと思います。

自分たちが何者か、これまで何をしてきたのか、これから何をしたいのか、そのためにどんな支援が必要で、代わりに何をしてくれるのか?それらを明確に自信を持って伝えることが重要です。


まとめ

3回やってみてお金を集めるということは結果的に仲間を集めるということと一緒だと思いました。すぐに見つからなかったとしても大事なのは一歩踏み出す事です。

もしあなたが活動に必要なお金が足りないのだとしたらこの3つを参考に是非試してみてください。


本日の課題

クラウドファンディングのページをチェックしてみよう!


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はやしうき個展 potekko SUIZOKUKAN
せりのりか個展 カワイガレニンゲンドモ

現在私が運営している蔵前のギャラリー「TOKYO PiXEL. shop & gallery」では3/10(日)17時までイラストレーターはやしうきさんの個展を開催中です。同時開催として新作ソフビのお披露目が大好評のせりのりかさんの個展も開催中です。お近くの方は是非お立ち寄りください。

TOKYO PiXEL. shop & gallery
〒111-0042東京都台東区寿3-14-13-1F
TEL:03-6802-8219
12:00~19:00
※展示最終日はギャラリー、ショップ共に17:00閉店となります。

▼イベント詳細などはこちらのHPでご確認ください。


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