しんどい時に読みたい一冊¦ありのままの自分を受け入れてくれる、漢方の世界
なんとなく、周りに「置いて行かれているな」と感じることはありませんか。
周りの友人がどんどん結婚したり、同期が次々と出世したり……。なにも成せないまま、年だけが確実に重なっていく焦りは苦しいものです。
今回は、そんなしんどい時に読みたい本をご紹介します。
その名も、中島たい子著『漢方小説』(集英社文庫 2008年)。私たちと同じように、「置いてけぼり感」に苦しむ女性が主人公です。彼女が漢方と出会い、少しずつ自分を受け入れていく過程はきっとあなたを勇気づけるでしょう。
一