見出し画像

03.“本を読んでる”人ってどんな人?

理子
建築は好きだけど(好きだからこそ)建築業界に疑問を持つ2001年生まれ魚座
転職を機にENFPからESTPに ✧︎ 日々変化するのが好きで、衝動的に動くこと多め ✧︎ 私生活はとにかく可愛い子と女の子のアイドルが好き
夏幸
人の幸せに関心があり、不要不急のものと教育に興味がある2000年生まれ乙女座。
ENFP-Tの関西人。カメラと音楽と餃子と節約旅行とビションフリーゼが好き。2024年はサカナクション、SEKAI NO OWARI、SUPER EIGHT、Aぇ! group、藤井風、フェス4回。

〜前回『02.なぜ本?』より続く〜

夏幸:りこって「私は本をあんま読まない」っていうけど、本棚に結構本あるよね。
理子:そう、本はあるけど、本を読めてはないと思っとる。
情報を取り入れるっていう意味では本を読んでるけど、物語とかなにかに没入するためには読んでないんよ。だから、りこがやってる本を読むは論文とかニュースを読むと一緒なんよね。
夏幸:あくまでメディアとしてビジネス書とか建築関係の本から、情報を手に入れるみたいな感覚なのね。
理子:そうそう。りこが本を読んでるなって思う人は、例えばなっちゃんみたいに、ただ情報を入れるだけではなくてドラマを見るのと同じ娯楽として読んでるような人。
夏幸:なるほど〜、私も読めてるかわからんけど(笑)
ちなみに、情報を取り入れるために本を読んでも、“本を読んでる感覚”にはならないの?
理子:ならないんよね。最初から順に読んでやっと内容がわかるものが“本を読む”っていう行為だと思うのね。でも、りこが読んどる本って、ちょこちょこ掻い摘んで読んだとしても内容がわかるわけよ。目次とかペラペラって見て、その中で自分が必要やなと思った情報とか面白いなと思った情報だけ抜き取って取り入れるだけだから、“本を読んでない”って思ってる。

夏幸:あ、もう1個気になってんけど、いろんな人にりこのいう“本を読む”感覚を持ってほしいって思ったりはする?
理子:んー、というよりも、りこ自身がそうなってみたいっていう理想かな。
りこは本とは向き合ってるんやけど、自分の眼中になかった、興味範囲外の本に接触することがないんよ。だから、そういう本と出会える場があったらいいなっていうのが一番って感じ。
夏幸:なるほど、始めるきっかけになった秋葉原の捨てられた本と出会えなかった感覚がここで繋がるのね(『01.きっかけは理子の突然のLINE?|Pick a Bookしようと思った経緯』参照)。
りこの理想は、小説とか思想に関わるような“内面的な内容を読みたい”のが1つと、未知な本との出会いが欲しいっていうのがもう1つ、って感じなんかな?
理子:そうそう。
夏幸:であれば、初回のpopupのラインナップがしっくりくる。敢えて“theビジネス書”みたいなのは置いてなかったよね。知識を得るための本っていうよりも、どっちかというと考え方とか感性とか生活みたいなものが主題だった!
理子:確かにそうかもしれない。ビジネス書を嫌ってるとかそういう話ではないんやけど、物語とかを文字で追っていく感じが、自分の中で理想のわけよ。一番最初のページから追っていって、それを娯楽として楽しんで、映画とかドラマを見るような感覚でできればな〜って。

夏幸:「本が趣味です!」っていうのって結構ハードル高いよね。私も言えない(笑)
“本を読む人は真面目ちゃん”もしくは、“一握りの人”みたいなイメージがどうしてもあったし。
理子:うん、めっちゃわかる。でも、時代を遡ると、本は読んでるけどドラマが受け入れられないみたいな人たちはおるかもしれん。今逆に、当たり前にドラマとかがあるからこそ本に戻すのをやってみたい!
その入り口として、「誰かに本を選んでもらうのって面白そうなサービスだから手に取ってみよう!」っていうのを私たちで作れたらいいよね。
夏幸:確かに。本との出会い方を増やして、娯楽としてのハードルが下がる入り口になれたら良さそう!
てことで、りこ個人が理想の“本を読む”を実現したいっていうのもあるけど、それをひとつのムーブメントとして作っていきたいみたいなとこには行きつきそうやね。


Pick a Bookとは、「もしこの1冊と出会わなかったら?-What if I had never come across this one book?」をコンセプトに、理子と夏幸が選んだ詩集、絵本や小説など様々なジャンルの本を、シークレットブックとしてお届けするブランドです。中身が分からないように1冊ずつ包み込み、コピーとハッシュタグを添えています。今の自分にぴったりな本、大切な誰かに贈りたい本、偶然をきっかけに出会えますように。

ooとは、Pick a Bookを1つ目のブランドとして、ただのものの行き来やお金の行き来ではなく、背景にある想いやストーリーと共に、モノや機会や時間や人との出会いをプロデュースするチームです。B“oo”kに限らず、世の中には、“oo”が含まれる愛らしいもので溢れています。(『ooでやりたいこと〜ロゴ、コンセプトを言葉にしてみる〜』を参照)いろんな展開を妄想しながら、2人のg“oo”dを突き詰めていこうという想いを込めています。


次回、2024年8月15日(木)に『04.本をタイムリーにシェアしたい!|Pick a Bookしようと思った経緯』を投稿します💌
また、2024年8月18日(日)14時30分〜20時00分に、下北沢フリーマーケット@下北線路街 空き地にて出店します☄️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?