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08.なんで2人がこんなに噛み合ってるのか(考察その1)

理子
建築は好きだけど(好きだからこそ)建築業界に疑問を持つ2001年生まれ魚座
転職を機にENFPからESTPに ✧︎ 日々変化するのが好きで、衝動的に動くこと多め ✧︎ 私生活はとにかく可愛い子と女の子のアイドルが好き
夏幸
人の幸せに関心があり、不要不急のものと教育に興味がある2000年生まれ乙女座。
ENFP-Tの関西人。カメラと音楽と餃子と節約旅行とビションフリーゼが好き。2024年はサカナクション、SEKAI NO OWARI、SUPER EIGHT、Aぇ! group、藤井風、フェス4回。

〜前回『07.夏幸は言葉を形で捉えてるらしい』より続く〜

夏幸:深く考えて言葉を発している自覚はなかったけど、りこに言われて気づいた。だから私は、りこに言われて腑に落ちること結構あるよ。
結局2人でやれてるというか、やってる理由みたいな話になるんやけど、そこの相性な気がするなって思う。
理子:見えてるとこが見えてなくて、見えてないとこが見えてみたいな。
夏幸:そうそう。言葉でいうと、私は何度も反芻してから言葉を出してるけど、逆にりこの言葉ってそのまま思ったことを口にしているから、素直さが違う、私と。
理子:でもさ、それで噛み合ってるのがすごくない?
夏幸:そうなんよ。
理子:思考の深さはなっちゃんの方が圧倒的に深いと思うんよね。だからなっちゃんの細かいところを理解できてないときは結構あるけど、一旦解釈して「こういうこと言いたいんだ、なるほど」って、大枠は理解できるみたいなこと多いかも。それをずっと聞いとって、本当に頭がいいんだなと思って。
夏幸:待って、わからんかったら言ってくれ(笑)それで大枠理解できるなら、君や、頭いいのは(笑)
理子:でも本当に難しい言葉があるんよ。1週間に2回ぐらいかな、りこ以外にも複数人いる時はその人分かってないんちゃうかなと思う。

夏幸:それってさ、言葉そのものが難しいの?それとも私の解釈で言葉を用いるから難しいの?
理子:どちらかといえば後者かな。言葉1個ずつが難しいんじゃなくて、見たことない組み合わせでくるんよ。だから時々「え、なんの話をしてるんだ?」ってなるって感じ(笑)
夏幸:時々ポカンとされるのはそういうことなんや(笑)
理子:だからめっちゃおもろい。テンプレの言葉じゃなくて、無限の言葉の中から抽出しとるから、りこが知らん言葉とかが、知ってる言葉の中に混じり合って「え、何言ってるの、この人?」みたいな状態が起きるわけ(笑)
夏幸:なるほどね。気をつけないといけんね(笑)
理子:いや、それがなっちゃんのすごいところだから。
例えばさ、この前の、「春は概念」っていう言葉(2人で話してる時に、理子が小ネタで話した動画の内容について、夏幸が何気なく「『春は概念』ってことだね」と返した時に、理子がとても感動したという話。)も、“春”と“概念”って、全然一緒になる言葉ではないわけ。春ってそもそも季節のことやから、寒いねとかそういうことしか続かないんよ。概念ってどっから言葉を抽出して春と繋げたん、って(笑)それが文章になったらもうもっと複雑になる(笑)
夏幸:そんなに「春は概念」ってりこの中に残ってたんや(笑)
理子:名言よ!この言葉とこの言葉って一緒にいる可能性がこの世にあったんだな、みたいなのを思って頭の中でいつも繰り返す。なっちゃんがくっつけんかったら多分誕生してない言葉がいっぱいやけん。やから、コピーライターとか絶対向いとうと思う。
夏幸:なるほどね。それまじで無意識にやってるからさ。
理子:それやばいと思う。やばいことが起きとうと思う(笑)

夏幸:自分ができることって、あんまり知らないよね。
理子:それはそうよ。今できとることが全てと思ってるからね、自分の意識の中では。
夏幸:そうやんな。ジョハリの窓とかいうもんね。
理子:何それ?

夏幸:自分が知ってる他人が知ってる4象限になってるやつ!いつも思うねんけど、この「未知の窓」って、他人にも気づかれずに自分も気づいてないのってもはや存在してないやんって思うんよな。
理子:確かに。見つけてもらうまでは存在せんっていうのはそうかも。
夏幸:見つけてもらえるのが自分なのか他人なのかっていうだけよね。自分のそこを広げられる人と出会うのが一番いい。
理子:マジでそうと思う。それは無意識にうちらはお互いできとるんやない?
夏幸:それはそうかも。ありがとうございます。


Pick a Bookとは、「もしこの1冊と出会わなかったら?-What if I had never come across this one book?」をコンセプトに、理子と夏幸が選んだ詩集、絵本や小説など様々なジャンルの本を、シークレットブックとしてお届けするブランドです。中身が分からないように1冊ずつ包み込み、コピーとハッシュタグを添えています。今の自分にぴったりな本、大切な誰かに贈りたい本、偶然をきっかけに出会えますように。

ooとは、Pick a Bookを1つ目のブランドとして、ただのものの行き来やお金の行き来ではなく、背景にある想いやストーリーと共に、モノや機会や時間や人との出会いをプロデュースするチームです。B“oo”kに限らず、世の中には、“oo”が含まれる愛らしいもので溢れています。(『ooでやりたいこと〜ロゴ、コンセプトを言葉にしてみる〜』を参照)いろんな展開を妄想しながら、2人のg“oo”dを突き詰めていこうという想いを込めています。


次回、2024年8月26日(月)に『09.なんでもレスが欲しい時代|Pick a Bookしようと思った経緯』を投稿します💌

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