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02.なぜ本?|Pick a Bookしようと思った経緯

理子
建築は好きだけど(好きだからこそ)建築業界に疑問を持つ2001年生まれ魚座
転職を機にENFPからESTPに ✧︎ 日々変化するのが好きで、衝動的に動くこと多め ✧︎ 私生活はとにかく可愛い子と女の子のアイドルが好き
夏幸
人の幸せに関心があり、不要不急のものと教育に興味がある2000年生まれ乙女座。
ENFP-Tの関西人。カメラと音楽と餃子と節約旅行とビションフリーゼが好き。2024年はサカナクション、SEKAI NO OWARI、SUPER EIGHT、Aぇ! group、藤井風、フェス4回。

〜前回『01.きっかけは理子の突然のLINE?|Pick a Bookしようと思った経緯』より続く〜

理子:何がきっかけだったかというと、秋葉原に行った時に、大量に捨てられとる本を見たんよね。ブックオフに本を買いに行ったんやけど、いろんなところから大量に本が詰められた箱が送られてきていて、その中に漫画とかエッセイとか小説とかもいっぱいあって。
夏幸:本って、書いた人とかの人生詰まってるから「捨てられます!」って顔されたら切ないよな。
理子:そうそう、りこは本を捨てれんタイプやから、本が大量に捨てられるってめっちゃ悲しいなって普通に思った。だし、そもそも捨てられる前に出会う機会すらないのが嫌だなって思ったのね。
あと、新品は2000円とかするのに、なんで中古になったらこんなに価値下がらないけんねんとも思った。
夏幸:100円とかで当たり前に売られてるもんね。
理子:そう、あれ不思議よね。ただ、安くなることで、気軽に自分が読んだことない本に出会うきっかけにはなるから良いことでもあるとも思うんよ。
夏幸:確かにね。値段下がると手に取るハードル下がるのは間違いないし、新刊だけの本屋とは陳列とかも全然違うからものは同じなのに違った面白さもある。
理子:そうよね。でも実際、自分が好きなものの棚の前にしか行かんから、決まったものにしか出会わんなぁとは思うけどね。
夏幸:確かに…。そもそも本の適正価格っていくらなんやろ。服とかと違ってタイムセールとかができひんやんか日本って。本は原価でしか売れない。
理子:規制がいっぱいあるってこと?
夏幸:そうそう、再販制度っていうて、規制が結構日本厳しいっていうのを中学生の時に知ったんよ。国によってそのルールが違うってこともめちゃくちゃ驚きやった。
そう思うと、買いたい!って思う値段より高いんではないか?と思ったりもする。そこはちょっと知識不足であんまり語れへんけどね。

本の原価はまず、「直接原価」と「間接原価」に分かれています。

本の原価でまず考えるべきなのが「直接原価」です。「直接原価」は以下の要素で構成されています。

・製版代(原稿をもとに版をつくる。何部刷っても料金は同じ)
・印刷代
・製本代
・資材費
・印税
・原稿料+画料
・編集費

<中略>

一般的に原価率を35〜38%に設定している出版社が多いとされています。

https://note.com/pimabook/n/n67c975d9ec34

理子:初めて知った!
夏幸:なんで私が中学校でこれを知ったのかみたいな話も後ほどしたいとは思うんやけど。とにかく最初のきっかけは、秋葉原で見た捨てられた本の山にショック受けたってことやったんね。
理子:そう!で、その場でなっちゃんにLINEした(笑)


Pick a Bookとは、「もしこの1冊と出会わなかったら?-What if I had never come across this one book?」をコンセプトに、理子と夏幸が選んだ詩集、絵本や小説など様々なジャンルの本を、シークレットブックとしてお届けするブランドです。中身が分からないように1冊ずつ包み込み、コピーとハッシュタグを添えています。今の自分にぴったりな本、大切な誰かに贈りたい本、偶然をきっかけに出会えますように。

ooとは、Pick a Bookを1つ目のブランドとして、ただのものの行き来やお金の行き来ではなく、背景にある想いやストーリーと共に、モノや機会や時間や人との出会いをプロデュースするチームです。B“oo”kに限らず、世の中には、“oo”が含まれる愛らしいもので溢れています。(『ooでやりたいこと〜ロゴ、コンセプトを言葉にしてみる〜』を参照)いろんな展開を妄想しながら、2人のg“oo”dを突き詰めていこうという想いを込めています。


次回、2024年8月13日(火)に『03.“本を読んでる”人ってどんな人?|Pick a Bookしようと思った経緯』を投稿します💌
また、2024年8月18日(日)14時30分〜20時00分に、下北沢フリーマーケット@下北線路街 空き地にて出店します☄️

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