見出し画像

<読書>リラの花咲くけものみち

今日2月2日。ネコ好きにとって素敵な月間へ突入。
でも、寒い日曜。そして、節分。
福は内、鬼は外。
地方によっては 鬼も内と言うとか言わないとか?
心も体も健康なら、それが一番だと思っております。

さて、今日の本は
リラの花咲くけものみち 藤岡陽子著

昨日より、NHK地上波土曜ドラマが
始まりました。
早速見逃し配信(お得意)で視聴しました。
少女期に傷ついてしまった主人公が
獣医さんを目指す再生の物語。
静ちゃんが獣医さん役ででていました。
静ちゃんの笑顔がなにげにスキです。

この本を購入したとき、ふと表紙がめくれて
びっくり。
とてもきれいなライラック色をしていました。
ライラック=リラ 素敵なお花です。
北海道にはライラックが咲くころをリラ冷えとも
言います。
ドラマで広大な北海道を観たら
どうにもこうにも行きたくなりました。

逃げることは 悪いことじゃない。逃げなきゃ死んでしまうことだってある。逃げた先で踏ん張ればいいんだ。今、辛いことから逃げたとしても
時間を経て変わることはできる。苦しんだ人のほうが初めからなんでもできるヤツより強い!

リラの花咲くけものみち 藤岡陽子著

なんと、勇気が出る文章でしょうか。
苦しんだ人のほうが、はじめからできる人より強い。
私は人づきあいも仕事も、できるヤツの居場所からは
遠いところにいるので、この言葉はお守りのようになりました。
自分にできることを、自分なりに咀嚼して会得して進歩していく。
無理はせずに、行き詰まったら逃げてもいい。
そこで頑張ればいいだけのこと!

そして、この本に出てくる副主人公の
「残雪」くん。
こちらは「大造じいさんとガン」椋鳩十著
という物語から名付けたとのこと。
昔の記憶を取り戻すべく、こちらも読んでみました。
なかなか、奥の深いお話でした。

動物ものなので好き嫌いもあるかもしれませんが
おすすめの本です。
ドラマも3回完結のようですが、
もしよろしかったらご覧ください。


~お読みいただきありがとうございました~

いいなと思ったら応援しよう!

山河恩子(onshi)
応援はエネルギー!となります。いただいたチップはクリエターとしての質を高めるためにありがたく使わせていただきます。

この記事が参加している募集