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第34回文学フリマに「文芸」で出店しました

文学フリマとは?「文芸誌Sugomori」で出店

第34回文学フリマに参加しました。文学フリマとは、オリジナルで創作した作品を持ち寄り販売するイベントです。小説や俳句、エッセイなど、親しみやすいものから、個性的なZINEやリトルプレスといった、ここでしか買えない商品も新刊として販売されます。

2020年に発足した「文芸誌Sugomori」も今月で2周年を迎え、いよいよ3年目に突入です。もともと「文芸誌Sugomori」はコロナを受けてオンライン文芸誌として創刊しました。現在までシナリオライターで発起人のふくだりょうこさんを中心に物書きメンバーたちが「暮らし」をテーマにした短編小説や連載小説を更新しています。

おととしの秋から、オンラインだけでなく紙本も、と「文芸誌Sugomori vol.1 令和3年の○○」を作り「文芸誌Sugomori vol.2 隣人」と続き、とうとう今回は新刊「文芸誌Sugomori vol.3 団地」を上梓しました。

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初夏を思わせるブルーが映えます。

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来場に立ち寄った方にも「表紙がいいね!」と手に取ってもらえました。嬉しい!デザイナーは創刊号、ロゴとお世話になってる南さんです。

ふくださんとの準備も手馴れて、開場までの空いた時間でTwitterのスペース配信をしました。直接会うのは久しぶりだったのですがオンライン上でやりとりしているせいか、打ち合わせなしトークでも余裕でした(笑)

その後店番をしながら久しぶりに出会えた人の面々。ひとり「わああ!」と驚きながらおしゃべりに夢中になっていました。「告知してた場所が間違ってるよ!」と指摘うけたり(自力でたどり着いてもらった)、買ってもらった本を渡しそびれたり(渡してサインした)、「順序だててはなして!」と言われたり(かわりに話してもらった)、コロナ禍で失われつつあった人づきあい……舞い上がって勢いトークになる失敗のオンパレードでしたがどうにか1日を終えることができました。

通販について

あまりの人出に、急ぎ場足の方も多数、前半は苦戦模様だったのですが、おかげさまでvol.1「令和3年の○○」は文芸誌Sugomoriの持ち分は完売です。文学フリマで話題の本もまとめて購入できる、オンライン書店「ビーナイスの本屋さん」でも残り1冊のもよう。

会場では「令和3年の○○」のテーマを見て「エッジが効いている」と購入してくれた方もいました。読み返すと昨年の出来事ではありますが、コロナ渦中にあった、あの日々でしか書けなかった作品も多かったように思います。

vol.2の「隣人」も購入できます。執筆陣6名の「すごもり」エッセイも読めます。この時すでに、わたしは巣ごもりに反して?映画制作の沼につかっていました(笑)

アパートに住む主人公の隣の部屋で起きた、”隣人”の殺人事件、を設定に短編小説を書きました。(「とある殺人」少し読めます)

また若干ですがvol.3の在庫は西日暮里BOOKAPARTMENT「ひかり堂」に卸しています。

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お近くの方はお立ち寄りください。その他物書きメンバーの個人誌についてはBOOTHからもお買い求めいただけます。

文学フリマで買った物

第34回文学フリマで買ったものは、普段よりかなり少なめでした。これが本当の店番スタイル!カタログで事前チェックしておくべきでした(笑)

#ひびをおくる #鯨の仔 #いくつかの条件 #推しって呼べない #彼女と付き合ってた中3女子だけど  

いずれも製本の可愛さ、内容のかわいさ、紙の手触り、なでなでしちゃいます。

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本屋好きの縁を感じて「#本屋めぐり」エッセイも買ってました。かわいい積読カメの置物も、手作り?わたしの雑貨コーナーでなじんでいます。

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すでに読んだ本もこれから読む本もありますが、どれも力作ぞろいで。自作についても、もっと面白いものが書けたらいいのにな~&わたしも雑文集や短編小説を個人で出したいよ~と思いがムクムク湧き出てきました。あと昨年から「北欧の至宝」でおなじみの俳優・マッツミケルセン沼におちたのでそのへんとか……ファンタビ3で絶大なる公式の供給量にひえ~、と驚いたままなので、海外ドラマ「ハンニバル」についてファン視点の愛をざっくり語ってみたい……ところ。需要あるのか???

次回「文学フリマ35」も出店します

ということで、次回「文学フリマ34」すでに募集開始してると聞いて驚きでした。11月10日(日)だそうです。文芸誌Sugomoriもすでに申し込んでもらったようです!次はどんな話を書こうかなと構想しちゃいますね。

店番については、・・・・今回は「十七時退勤社」の後援として参加していた、本屋ウォッチャー・どむか氏から「奥多摩ブックフィールド」単体での出店に参加することになりそう?なるかも?なんて、本好きのための本も作ってみたいなあとムクムクです。

久しぶりに会えた方々や、ファンとして本を買ってしまう方も文学フリマで再びお会いできてほっとひと息。面白い話題も続々でてきたので、エネルギーを充填できた一日でした!

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Hikari Onodera| 小野寺ひかり
ここまでお読みいただきありがとうございました。サポートいただいた分は、映画の制作費や本を買うお金に充てたいと思います。