OnnanokO/オンナノコ

オンナノコです。男性です。 文字を書くのが好きだと思うのでつらつらと何か書きます。 絵を書くのが趣味。 YouTubeはじめました。 バラエティ的な番組してます。

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  • エッセイの芋虫のまとめ

    blogでもなく日記でもなく物語でもないけど考えたことエッセイみたいな。まだ羽化する前のエッセイみたいな芋虫みたいなそんな物のまとめ。

  • 物語の芋虫まとめ

    物語になる前の物語の芋虫。のまとめ。

  • のののーと

    【のののーと】ショートショートのまとめ。 主にコメディのショートショート。一日一更新できたらいいなの気まぐれ更新。

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ぐるぐるまわる

「ぐるぐるまわる」 作 OnnanokO 初夏の暑い日。蝉が鳴いている。人通りが多いこの商店街にたくさんのカメラ機材がある。このカメラを機材を準備する人の中に綺麗に着飾った女性がいる。 「今日は笑顔で頼むよ」と清潔感のない男性がその女性に声をかける。 「はい、よろしくお願いします」と果汁100%ではないかというくらいフレッシュな笑顔が弾けた返答する。どうやら今回が初めてのレポートということで緊張している。横から出てきたマネージャーらしき男性が励ましているようにも見える。 周

    • ただ、並べる。

      こんばんは。どうもオンナノコです。 今回もつらつらと言葉を並べにきました。 几帳面な方からしたら「どこが?」という言葉を並べ方をしていきすがそこは完全に目を瞑ってください。 「暗くて見えなーい。どこどこー?」というわけで自分の考えやその他もろもろを整理したくてアウトプット多くする月間としてます。なのでいやでもひねりだしているのです。 「嫌なのか?」 と問われると、そうですね。 嫌です。アウトプットするとデトックスになる気がする。 そう!なんかいい気がするのだ。頭を空にすれ

      • 頭の片隅の消しカス

        どうも。こんばんわ。オンナノコです。 久しぶりにつらつらと文字を書きます。 書くのがきっと好きで、何かつらつらするのがきっと好きなんです。でもやらなかった。それはそれはよくわからない。 じゃあ好きなのかよ。と言われるとわかりません。 そんなにくっきりとした字体でしっかりと言わないで欲しいです。 もし、僕が“シュークリーム”が好きだとして。そのシュークリームの味ではなく見た目が好きだとしたら食べないでしょ。だって見た目が好きだから眺めたいでしょ。これは食べ物ではなくオブジェ

        • しってんだぁ

          こんばんは。知ってんだぁ。こんなの夜に書くもんじゃないって。知ってんだぁ。 最近、YouTubeを始めまして。いや、いやね。知ってましたよ。 楽しい って。 元々動画好きだから。楽しい。編集も込みで。 これが趣味だからより楽しい。いいよね。肩凝らない感じが。いやぁー。リフレッシュですよね。本当に。 だから何? いや、わかってますよ。だから何もないんですよ。今もね。『あ、そういえばnoteやってたな。久しぶりに書こう』程度ですよ。知ってますよ。私はそんな程度ですよ。

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        ぐるぐるまわる

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        記事

          まめ

          コーヒーの豆をぶち撒ける。 『ぶち撒ける』ということはかなりの散乱具合である。これは片付けが大変。そして「あーあ」という心持ちと自分の怒りが頭の中を占領する。何故、コーヒーの豆をぶち撒けたのだろうか。何故、テーブルに持って行くはずの豆をぶち撒けたのだろうか。真意はわからない。でもこの思考をしている瞬間も世界は回っているからこのビジー状態の私の周りを皆恒星のようにぐるぐると動く。川の中に大きな石を置いたように流れは変わるが動き続ける。そんなことだしそんなもんだ。 机に『アイス

          ハッと

          星が瞬く夜に1人海辺にいる。 押しては返す波を眺めている。そんな波が羨ましい。押しては返せるということはそういう動きがあるということでそういう変化があるということである。 瞬く星たちは海に映っていてとても綺麗だ。この海の水をすくったら星たちもすくったことになるだろうか。ロマンチックだ。とてもロマンチックだ。ロマンチックすぎて蕁麻疹になりそうだ。こりゃいけね。 何故私がこんなところにいてこんなことを考えているかというと特に理由はない。 仕事が終わって、家に帰って足りないおつまみ

          「生きぬならイヌ探せ」

          今日も朝がやってきた。どうやら世界の始まりらしい。 外に出るといつもの道を歩き、人混みの中を目的の場所まで歩く。 見上げると高いビルがそびえ立っている。 立っているのか見下ろしているのか太陽の光を一身に受けて反射している。 僕もそんな風に他からの視線を反射したいものだ。ありもしない視線を全部受け止めてこうなっているのは自分でも分かっているんだ。 気づいたらよく知らない雑居ビルの屋上に来ていた。 ここからは自分の住んでいる街がよく見える。足が震えている。武者震いか?違う。会社か

          「生きぬならイヌ探せ」

          びこ。

          大きな山に向かって「おーい」と叫ぶと「おーい」と返ってくる。 やまびこ と言うらしい。 「ボケナスー!」と言うと「ボケナスー!」と返ってくるのだろう。 そうするとボケナスと言いたかった僕がボケナスということになってしまう。それは避けたい。なんとかこのボケナスと言いたい気持ちを発散させたまま終わらせたい。ボケナスをボケナスで返して欲しくない。 というわけで大きな大きな壺を買いました。 この壺の中にこのボケナスという気持ちを吐き出していこうと思います。 「ボケナスー!」

          近々なコトコト

          最近のコトコトについてツラツラと書いていきたい。 『夏』という一大イベントが終わりを迎えようとしている。終演に向けたフィナーレはまだまだ続き、『熱』という余韻をいまだに残している。 この件に関してはどうにかして欲しい。「暑い」という言葉では足りないくらい【暑い】どうしたものか。「溶ける」まではいかないがいまだにこの気温なのはどうにかして欲しい。 昔の恋愛のようにすんなりとフェードアウトして欲しいのに女々しく残るこの気温が鬱陶しい。 「モテないぞ」 「そんな、女々しい暑さは

          近々なコトコト

          Bon yarI

          どうも。オンナノコです。  ここ最近、カキモノを始めました。 というのもやっぱり文才はなくても 物語は書きたいという気持ちがあるからなのです。だからまったくもって拙い文章でも書きたいのです。書いて書いて。また書きたいのです。 【背中が痒くなくても初めて孫の手を見て使わせてもらった感覚に似ている】  夏休み。祖父母の家に行って、扇風機が回る中「よく来てくれたね」という言葉が飛んでそれから家の中を散策する。そこで祖父が使うまでは目に入らなかった【孫の手】という道具を 祖父が

          走馬灯だソーダ。

          大きな総合病院。元気な人もそうでない人も行き交うのが総合病院。今日もバタバタわらわら。 ここの入院病棟の個室で窓の外を眺めているのが私。 毎日の日課ように主治医による診察がある。今日はどうですか?あーですか?とか色々聞く。いつものこと。いつもの診察。でも今日はいつも同じことを言う先生の顔が暗い。 「もう長くないですね」と先生は言った。 “絶望” という漢字は書けるがどういう感覚なのか、絶望とは一体何色でどんな感触なのかどう動くのかというようによく分からなかったこの“絶望”

          走馬灯だソーダ。

          死と饅頭

          日が沈み。街の明かりがぽつぽつもつき始める頃。私はぽつりぽつりと愚痴をつぶやきながら街を眺めていた。 この場所は街から少し離れていて、高い山の上にあるから街も見渡せる絶景のスポット。だが、神社のため誰も夜は近寄らない。お化けなどが出たらどうしようと冷や冷やなのだ。無論、私はお化けなどは信じておらずただ日頃の世間への愚痴を缶ビール片手に街にぽつりぽつりと吐きにきているのだ。 この私の愚痴は誰に向けられているものでもない。この愚痴に矛先があるならそれはもう武器になる。武器というこ

          UmibE

          私は海を眺めている。特にこれといって眺める理由はない。この寄せては返す波を眺めているとこれは等間隔に動いていてメトロノームと同じようにリズムを刻めるのかもしれないなどと考えながらこの海の近くの喫茶店のカウンター席で大きめのアイスコーヒーを飲んでいる。大きめと言ったが“大きめ”という表現の内に収まらないほどに大きめだ。 じゃあもうデカいでよくない?という声も聞こえてはくるが大きめという言葉が私のサイズを表現するワードとして今一番キテいるのだ。 「どうですか?今日の紅茶は?」と

          【獅子をかぶる】

          合コン。合同コンパ。だいたい初めましての男女が出会いを求める場所。そんな場所に私はいた。今日のためにメイクも決めて服装もバッチリだ。別に飢えているわけでないが変に見られたくないのはある。だからバッチリしていく。 一通り自己紹介も終わり各々気になった人と雑談をしていく。 「ねぇねぇ」と早速声がかかった。見た目も爽やかだった少し気になる男性だ。 「それ何?」 「それって?」 「頭の上のやつ」 と指を刺す先は私の頭の上というか頭についているというか、噛まれているという表現が一番

          【獅子をかぶる】

          折る

          “折る”と“祈る“は似ている。 餃子を作る時、餃子の中身を作ってそれを皮に包む。皮に包んだらその皮を折っていく。あの餃子ですよとわかるような独特なあの形を折る。折っている時間は無心になれるし、折っている時間が好きだ。 折り目がついていく。あの感覚。あの1秒にも満たない時間で世界は回っている。私が餃子の皮を折っている間に誰かが何かを思い、誰かが希望を覚え、絶望に呑まれる。そんな一瞬。そんな祈りに似た時間。餃子を作っている今この瞬間もそう。この折り目の中に世界があるように思える

          ぎりぎりやめて

          木こりである僕は木を切っていたはずだった。だが今は女神のような人にすこぶる説教をされている。 「そういうのはダメだよ」 と怒られている。なんで怒られているのか全然理解ができない。商売道具である斧を下に置いて説教をされている。状況が読めない。仕事をしていたら急に「おいおい」と声をかけられた。この女神は近くの湖の中にいた。そこから出てきたかと思うと説教だった。 僕は手の握力が人より強かった。握りつぶすつもりはなくても大抵のものは握りつぶしてしまう。このコントロールができるよう

          ぎりぎりやめて