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【HSP】調子が悪いときのお仕事論(独自研究)【INFJ】

眠れない夜を過ごしたせいでぼーっとしているとか、
低気圧にぶん殴られて頭も身体もうまく働かないとか、
腰や背中に違和感があるとか、
推しが不祥事を起こして引退しちゃってショックだとか。

誰にだって調子が悪いときがあるんですよ。
いつも完璧にお仕事をする憧れのあの上司にも、いつも真面目にお仕事をしてくれるあの後輩にも、なんならみなさまの推しにだって調子が悪いときがあるはずなんです。
でも、傍から見ているといつも安定してお仕事をしているように見えますよね。
わたしが思うに、そういう人間たちは調子の悪い日が少ない調子が悪くても周りに見せない能力が高い体調管理が上手いかなんですよ。
年中元気マシマシです!なんて人間はいないと思う。もしそんなやつがいたら、そいつはたぶん人間じゃない。
というか、元気な人間っていないと思うんだよね。
100パーセント元気なのは夜に目を閉じたらすぐ明日が来る子どもだけで、たいていの人間は70パーセントとか60パーセントの体調で生きているんだ。
みなさま(それにわたしも)、おつかれさまです。




そんな与太話はさておき。
調子が悪いときって、お仕事から家事までなーんも上手くいかないよね。
ちょっとしたズレ、ふだんならなんとも思わないようなズレでめちゃくちゃイライラしたり落ち込んだりしちゃう。
わたしなんか特にそう。
手を何かの角にぶつけるとか、並行していた作業のゴールを見誤ってガチャガチャするとか、話が頭に入らないとか。
そんな不甲斐ない自分にめちゃくちゃイライラして、少し冷静になると「なんでわたしはこんなにダメ人間なんだ……」と落ち込む。
落ち込んだ結果、ふだんから声が大きいわけでもないのにどんどん声が小さくなっていく。それはそれで「不機嫌だと思われてないかな……」と不安になっていく。

なぜ落ち込むかといえば、いつもならスムーズにできていることができなくなるからでして。
調子が悪いときってメンタルも下へ下へと落ちていくから、そのときのパフォーマンスがわたしのすべてだと思ってしまう。
失敗と自己嫌悪をループして抜け出せなくなるのがいつものわたしでございます。

そうならないためにも、わたしはちょっとだけ策を巡らせることにした。
それこそが、調子の悪いときは目標をひとつ下げる、というやつなのだ。




ふだんの元気なわたしは、お仕事をするうえで「他人に迷惑をかけないように」を毎日の目標にしている。
自分の業務は自分だけで完遂するとか、誰かの見落としをカバーするとか、他部署との連絡とか、それはもうあらゆる場面で他人への迷惑を考えて動いているわけよ。それが調子が悪くない日のわたしなのよ。

調子が悪くても、出勤したんだから不調を訴えずにお仕事をするべし

ブラック企業?

でも、調子が悪い日は一時的に目標を下げて、「目の前のお仕事を無事に終わらせる」ことを目標にお仕事をするようにした。
別にわたしがやらなくてもいい業務はほっとくことにしたのだ。
ふつうに考えればそんなのあたりまえなんだけどね。
わたしの悪い癖。いつも考え方が0か100なんだよ。白黒思考ってやつ?

「常に100パーセント全力でお仕事をしなければならない」
周りの人間は常に全力でお仕事をしていますか?
手を抜くのが上手だったり、しれっと戦列から離れていたりする同僚を見たことはありませんか?
そういう立ち回りがうまい人間たちに苛立ちを覚えると同時に、どこかで尊敬するわたしがいるのです。
そんな彼ら彼女らを見習って、わたしも調子が悪いときくらいはちょっと手を抜こうと思ったのですよ。

誰かの見落としに気づいても(そういう日に限ってよく気づく)見て見ぬふりをしたり、他部署への連絡や相談を別の同僚に任せたり、わたしがやらなくてもいいことはやらない
いつもしていることは忘れて、目標を下げていくのです。

お仕事に出てきてるなんてさすが! 責任感のカタマリ!
笑顔で利用者と会話ができていてすごい! 理性つよい!
キライな上司や同僚とも当たり障りのない会話ができてすてき! 
(すべて「調子が悪いのに」が枕につくものとする)

いつもできていることを、ちょっと大げさにほめるんだよね。
自己肯定感を保つことを最優先にしちゃっていい。
特に感情労働なんて、わたし自身が安定していないとまともにお仕事できないんだから。
他人の迷惑なんて関係ねぇ! こっちは調子が悪いのにお仕事してやってんだ!」くらいの心意気でお仕事したいよね。体調が悪い時くらいはね。いつもバカ真面目にお仕事しているからね。それくらい許してほしいよね。




極めつけは「明日でもいいことは今日無理してやらない」こと。
会議の議事録つくるとか、掲示物の更新をするとか、なるべく早いほうがべいいけど別に今日じゃなくてもいいことってあるじゃん?
そういうものを後回しにするのも、わたしを労わるためには大切かも。
「明日やろうはバカ野郎」という有名な言葉もあるけど、自分のことを蔑ろにしてまでやらなきゃいけないお仕事は、別に急いでやらなくてもいいと思う。

いろいろ綺麗事や理想を語ってきたけど、わたしはこんなふうにお仕事をしたい。
実際のわたしは、車が運転できないくらい具合が悪くても出勤して、他人に迷惑をかけないようにお仕事をして、帰宅したら具合が悪すぎて日中の記憶が曖昧だったことすらあった。
毎晩毎晩「朝起きたら身体が起こせないくらい体調を崩していたらいいのに」と思いながら気絶するように眠って、朝目が覚めて身体が起こせることに絶望して、そのまま重たい身体で出勤している。

高くないお給料で、同僚や上司に疎まれながら、会話も通じない高齢者に罵倒されるお仕事ってなに?
なにがワーク・ライフ・バランスだ。
人生を無駄遣いしている。
やってらんないよほんとうに。
はやくなんとかしないと……。


今回はこんな感じ。おつかれサマー。
読み返したら、穏やかな内容から急展開でダークサイドに堕ちていました。でも修正しません。
どうやらわたしは人生がうまくいっていないほうが文章を書けるタイプみたいです。
みなさま、よき年中元気マシマシライフをお過ごしください。