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親の収入が、子供の運動能力に影響するという調査結果

こんばんは!鬼ごっこ協会です。

先日、プレジデント誌で、とても関心を寄せられた記事を読みましたので、ぜひシェアできればと思います。

「親が低収入だと、子は学力だけでなく運動能力も低くなる」

プレジデント

という衝撃的なデータが調査を基にして公開されていました。
詳しいデータなどは、下記のニュース記事をご覧ください。

これは、想像こそはしていましたがデータとなって現れてくると、実感として認識をさせる力があるので、衝撃を受けたことは間違いありません。こちらは、様々な社会的背景がもとによって、所得という分かりやすい指標で結果が現れたのであって、問題の本質はもっと奥の方にあるような感覚を得ました。

■昔と現代の社会環境の変化

一昔前は、所得の差に関わらず、多くの子ども達は外遊びをして、自由に近所の空き地や公園、河川敷で身体を使って遊んでいました。これは、時代的に遊びのレパートリーが少なく、テレビゲームやスマートフォンなども存在していなくて、数少ない遊びの種類から選択するしかなかったという事情もあります。ですが、現代にはなくて昔はあったことは、社会環境が今ほどに窮屈ではなかったことも挙げられます。昔は近所の空き地や他人の家の中に、追いかけっこやかくれんぼなどをして遊んでいる時に少し侵入しても怒られることはなく、温かくご近所の大人に見守られていた気がします。ですが、今は他人の所有地に入ることは犯罪ともなりかねず、近所付き合いも消滅している中で、安心して外で自由に遊べる環境も少なくなっています。

■遊びやスポーツの習い事化の弊害

他の問題としては、基本的に上記のような社会環境から、外で遊ぶという行為をするためには、自由に遊びまわるのではなく、学校や習い事教室で習うのが遊びやスポーツであるという環境になってきていることも挙げられます。習い事を習うためには、もちろん月謝を支払うことや、様々な備品購入や交通費などもかかってくるので、親の所得差によって体験の総量が大きく格差が広がってしまうということがあります。

■鬼ごっこ協会は、課題解決に邁進します。

私たち鬼ごっこ協会としては、こういった課題には力をいれて取り組んでいかなければならないと強く考えています。子ども達が遊ぶことは、ただ時間を暇つぶしするということではなく、これからの長い人生を生きていく上で必要な知恵や経験を積むためには、必須で必要となる体験であると考えているからです。コロナ禍で、ますます遊びの時間は少なくなり、体験の総量にも家庭や地域によって差が生まれてきてしまっている中で、鬼ごっこのような比較的自由度が高く、様々な種類の遊び方があるものは、これからの時代において子ども達が運動能力や体力をつけていくためには、必須の体験となっていくことは間違いないと考えています。

引き続き、今回の記事にあるような課題には目を向けつつも、現状を何とかポジティブにクリエイティブに考えて、楽しく乗り越えていける活動方針を今後ともとっていければと思っております!

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