週1しかグラウンドが使えない開成高校が勝つ秘訣『弱くても勝てます』
開成高校は、毎年200人弱の生徒が東大に進学する超進学校です。
1学年400人なので、4~5割程度の生徒が東大に進学するというワケですね。
進学校ゆえか、開成高校の野球部は週に1回しかグラウンドが使えません。
そんな野球部の戦績を見てみましょう。
激戦区と言われる東京大会で、ベスト16に入っています。
この結果を見ると、野球部員は、
という生徒ばかりだど想像できませんか。
でも、違います。
『勝敗を分ける上で最も重要なポジション』と言われるピッチャーを務める生徒は、
と告白します。
では、なぜそんな開成高校野球部は、弱くても勝てるのでしょうか?
『弱くても勝てます』には、開成高校野球部が勝利する秘訣が書かれています。
1.開成高校とは
開成高校は、国際数学オリンピックで世界1位になったり、
資金を集めて難民問題に取り組んだり、
と、すっげぇ優秀な生徒が通っている学校です。(個人の感想です)
noteのフォロワー数が7万人を超える落合陽一さんも開成高校の出身です。
2.弱い野球部
ただ、野球部に専用グラウンドはなく、週に1回しかグラウンドが使えません。
当然、弱い。
キャッチャーは、練習試合でピッチャーの球を取ることができません。
外野を守る3年生は、
と言ってしまいます。
キャッチボールでもエラーするレベルなので、ポジションの決め方は実にシンプル。
ピッチャーに「投げ方が安定」が求められるのは、ストライクが入らないと試合が成立しないから、とのこと。
納得できますが、シンプル過ぎませんかね・・・・・・。
ただ、前述のとおり開成高校は勝っています。
公式戦で5回戦まで進んでいます。
青木監督は、
と言います。
では、その普通ではない戦法とは?
弱くても勝てる秘訣❶
〇〇をしない
野球の練習といえば、私は厳しい守備練習をイメージします。
下記ツイートの『秋田県立平成高校野球部』の守備練習を見ていると、「相手に1点もやらないぞ!!」という気迫が伝わってきます。
しかし、開成高校は守備の練習をほとんどしません。
なぜか?
青木監督は、「守備の上手さは、案外差が出ない」と言います。
あっ、そう言われるとそうなのかも・・・・・・。
素人である私は納得です。
と思われた方もいかもしれません。
監督はそのこともわかっていて、
で試合を考えています。
10点も取られて大丈夫なのか?と思ったら、その下にちゃんと書いてありました。
一気に15点取る!?
それができないから、どのチームも苦労しているのではないんでしょうかね・・・・・・。
弱くても勝てる秘訣❷
一気に点を取る
もう一度、開成高校の戦績をご覧ください。
大量得点でコールド勝ちしています。
コールド勝ちしてしまえば、守備の回数が少なくて済みます。
そうすれば、守備が下手でも失点する機会は減るわけなのです。
問題は、どうやって大量得点を取るか・・・・・・。
守備練習をしない分、攻撃の練習に時間とエネルギーを注ぎ込む、という作戦ですね。
それも、バントやサインの練習は、なし。
ひたすら「打つ」練習です。
たしかに、素人の私が野球をするとしたら、バントや盗塁などの小技を考えてもうまくできそうにないです。
「バットを思いっ切り振れ!!」と言われた方が伸び伸びプレーできる気がしますね。
部員なんて、
と開き直るほど・・・・・・!
とはいっても、週に1回しかグラウンドが使えませんので、打撃練習が可能な時間も限られています。
そこで自主練に励むのです。
学業と両立しながら。
涙ぐましい努力を積み重ねる野球部員。
しかし、どこの学校の野球部も必死に練習しています。
ましてや、開成は守備に不安があるのです。
大量得点を取らなければなりません。
そこでの秘策が、打順。
一般的な打順と言えば、次のような具合でしょうか。
しかし開成の青木監督の考え方は違います。
私は青木監督の作戦を読み、「これがハマれば、たしかに15点取れるかも・・・・・・」と思いました(事実、試合で大量得点を取って勝っていますからね)。
なんと、
と書いてあるのですが・・・・・・。
その驚きの打順、ぜひご自身の目でお確かめください!
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