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勘違いするな!本当に好感度の高い看護師の特徴ベスト5【“現”入院患者が解説】

けいゆうです。

 どんな看護師が患者から好感度が高いのか?
 “現”入院患者がその特徴を教えます。

 看護師さんにおいては、仕事とはいえ、様々な生活感の患者さん一人ひとりに丁寧に対応して、精神的な疲労やストレスも多いかと思います。
 好感度という点においては、恐らく、看護師さんと患者さんで考え方が違うと思います。そこで、看護師さんのせっかくの努力がムダにならないよう、患者さんがリアルに考えている、仕事がデキる好感度の高い看護師さんについての記事を作成しました。

 また、あまりにもかけ離れた内容にならないよう、今回、記事を作成するにあたって、他の患者さんの話に加え、いくつかのサイトのリサーチもしました
 しかし、サイトで見かけるものは、「親切・丁寧・気づかい・明るい・話しやすい」などで、解説としては「それを心がければ好感を持たれます」など、表面的な事ばかりでした。
 もちろん、これはこれで間違いではありませんが、今回の私の記事は、もう少し具体的というか本質的な解説になります。
 特に、今回の第2位、第1位は他サイトでは何故か見かけないものでした。“現”入院患者としてのリアルな声と、本質的な解説をしていきます。ちなみに、倫理教育などはわかりませんので、あくまで、患者の視点からの内容、解説です。

 そして、今回ランキング形式で解説していきますが、全ての本質は1つにたどり着くと考えています。それを最後に解説して、患者が願う看護師さんの行動(アクションプラン)もお伝えします。

 私は、急性前骨髄球性白血病の再発で、現在入院中です。期間としては、通常の治療(入院)を半年間行って無事退院。その半年後に再発し、現在は自家移植に向けてさらに8か月程、入院生活を送っています。

 それではいきましょう。

勘違いするな!本当に好感度の高い看護師の特徴ベスト5【“現”入院患者が解説】

第5位 明るく健康的で清潔感がある

 見た目での“印象”の好感度として、“明るく”“健康的”で“清潔感”があるという3つをひとまとめにしました。

 では、見た目や立ち振る舞いの印象がどのように好感度に繋がるのかを解説します。

 見た目や立ち振る舞いから与えられるもの、それは『影響』です。
 影響を受けて好感を持つと、患者さんの行動も変わってきます。

 “明るく”“健康的”で“清潔感”がある看護師さんから受ける具体的な“影響”と患者さんの“行動”を挙げます。

 ・明るい・・・元気をもらえる。患者が明るく振る舞えるきっかけになる。

 ・健康的・・・患者は自分を任せる事ができる。つまり、信頼に繋がる。

 ・清潔感・・・精神的にも物理的にも近寄りたいと思う。患者も最低限の清潔を保ちたいと思える。

 “好感を持つという事は、影響を受けているという事”でもあります。
 影響力のある見た目、立ち振る舞いは好感度に繋がります。

第4位 話しかけやすい・気づかいができる

 第5位は見た目、雰囲気の印象が主でしたが、第4位は実際にコミュニケーションをとるようになってからの印象、好感度になってきます。

 ここで言う“気づかい”とは、患者さんのために先走って行動する事よりも、根本的に患者さんが何を必要としているかを汲み取れる事です。
 そして、その“気づかい”に簡単に繋がるアクションが、“話しかけやすい”事です。
 話しかけやすい=お願いしやすいという事でもあります。

 では、なぜ“話しかけやすい事”が気づかいに繋がるのかを解説していきます。

 ・思い込みの行動は気づかいではない

 教育や経験により、推測できる事例やパターン化されている対応(気づかい)はあるかもしれませんが、当然、それで収まる事は少ないです。
 よく相部屋の人など、看護師さんがいなくなってから、「こうじゃなかったんだけどな」とか言うのを聞きます。
 経験やパターンから、最善の対応をしていると思っても、患者さんの数だけ答えが違うものです。

 圧倒的に簡単な気づかいとは、患者さんから要望など直接聞いてしまう事です。患者側としても、その方がいいです。

 ・話しかけやすいから、患者さんの求める気づかいができる

 特に患者さんで、何を言っても『はい』のイエスマンは、遠慮だったり、看護師さんに頼める範囲を理解していません。
 ここが、話しかけやすい看護師さんの場合だと、お願いしたい内容について、“まず”確認をとりやすいです。
 ちょっとした事でも気軽に確認をとれる事で、突拍子もない依頼をすることもなくなりますし、お願いできる範囲を理解して、満足してお願いできるという事です。患者さんが看護師さんの仕事の範囲を理解することにも繋がります。

 気づかいに繋がる“話しかけやすい”は、ただ世間話をするなどの話しかけやすいではなく、患者さんの悩みや要望を聞き出せる事です。

第3位 親切・丁寧

 第3位からは、特に看護師さんの“行動”に対する印象、好感度になります。
 親切・丁寧が好感度に繋がる事の解説をします。

 ・受け取り手が親切と思える事が親切

 看護師さんが患者さんに親切にするというのは、ほとんどは業務内容であり、あたり前の事です。
 仕事をするうえでの親切とは、いわゆる“神対応”のようなものだけだと思います。ただ、“神対応”というのは履き違えてしまうと“差別的な特別待遇”になり、クレームに繋がります。

 では、できる親切とは何か?となりますが、受け取り手(患者さん)がどう感じるか?になります。
 逆に言うと、親切だと思わせればいいという事です。
 その為には、第4位で紹介した“話しかけやすい・気づかいができる”事と、次に解説する“丁寧”をかけ算することで、親切を作り出す事ができます。

 ・丁寧さを感じるのは技術より見せ方

 もちろん、技術や技能はあるに越したことはありませんが、別段、処置などの作業を“丁寧”にやってもらえる事で、そこに技術や努力、真面目さを感じる患者さんは多いです。
 そして、その“丁寧”というのは“見せ方”次第で患者さんに感じさせることができます。

 極端な例ですが、
 ・素っ気ないベテランの看護師がムダなく無言でこなす作業
 ・話しかけやすい、気づかいができる若手看護師が言葉をかけながらこなす作業

 この2者の場合、患者さんが丁寧さ(好感度)を感じるのは後者のほうです。
 やはり、適切なタイミングで声をかけてもらうと丁寧さを感じます。
 例えば、採血やルート確保のときの痛みの確認や、固定のテープの貼り方(位置)など、一声かけてもらえるだけで印象が全く違います。
 患者さんは医療については素人ですから、“見せ方”次第でいくらでも“デキる看護師”に見せる事ができます。

 また、患者さんからすれば、要望に的確に応えてくれた結果も丁寧さや技術の判断に繋がります
 つまり、話しかけやすい、気づかいができる看護師さんが“見せる丁寧さ”を使うことで、最終的には親切さを感じさせ、好感度も高める事ができます。

 患者さんに親切だと思わせたり、丁寧に見せる事は、“他者志向”でなければできません。
 しかし、思わせる、見せるができるという事は実際に親切・丁寧な行動をとれているという事でもあります。
 当然、好感度が上がることに繋がります。

 第2位 判断力がある

 判断力としましたが、わかりやすく言うと、「患者に適切な提案ができる」事です。
 病棟でのチームワークでリーダーシップがとれている事などの判断力も、それはそれで必要な事だと思いますが、患者側としてはそこは問題ではありません。
 ここで言う判断力は、患者さんに向けての事です。

 患者さんがどうするか迷うような状態の時に、適切な提案やアドバイスができると好感度と信頼度はかなり上がります。
 適切な提案、アドバイスができるという事は、知識や経験がある事の裏付けになります。
 それを患者さんが潜在的に感じとれるので、効果は抜群です。

 また、看護師さんの判断で何かを決めるときに看護師さん自身が迷った場合は、あえて二択か三択で患者さんに提案するのもありです。
 提案してくれる→患者さんの意見を汲み取る
という流れは、“気づかい”・“親切”・“丁寧”の要素がありますので、好感度も信頼度も確実に上がります

 医療の知識が無い患者さんに対して、適切な提案やアドバイスができるという事は、実際に看護師さんに知識や経験があるという事です。

 第1位 ミスをしない

 ミスがあると、信頼度は下がります。そして、患者同士で話は広まります。
 好感度を上げるというよりは、下げない(無くさない)ための必須条件とも言えます。
 信頼が無いのに好感を持つ(好感度が上がる)事はありません。“信頼を無くさない=ミスをしない”という事が好感度の土台となることは間違いないです。
 ここに関しては誤魔化しは効きません。

 早速ですが、具体的にあったミスを紹介します。私の場合、血液内科になりますが、私や周りの患者さんに起こった実際のミスです。

 ・2時間で投与するトリセノックスを1時間で投与(ポンプの設定ミス)ちなみに相部屋の患者さんです

 ・4時間の補液が50分程度で終わる(ルートが腕だったので、仕方ない部分はあるかと思います)

 ・インサイト(ルート)の固定テープの貼り替えで、そのまま外れる(直接的に生命に関わらないとは思いますが、けっこうショックです)

 他には、測らなくていい血糖値を測ったり(患者取り違え?)、採血の本数を間違えたり、配膳を間違えるなど、ちょっとした事まで挙げるとキリがありませんが、そのぐらいミスは発生します。

 特に、関係者が見ればわかると思いますが、トリセノックス(抗がん剤)を倍の速さで投与などかなり致命的なミスです。
 ダブルチェックなどを怠っている事も突っ込まれ兼ねません。
 また、大部屋だったので、患者さん同士でもその話がすぐに広まりましたし、こうなると、もし他にもミスしてしまった時にミスをする看護師というレッテルを貼られてしまいます。
 患者の立場から言うと、命を預けているので、少しのミスでも発生してほしくないわけです。少しのミスでも積み重なっていくと、好感度や信頼度は上がりません

 補足すると、トリセノックスの件の看護師さんは若い女性看護師ですが、清潔感のある容姿で、話しかけやすさや気づかい、丁寧さなど今回ランキングにした要素はしっかり持っている看護師さんです。
 患者さんに何事も無かったこともあり、信頼や好感度が下がるという事態にはなっていないかなと私は思っています。

 ミスをしない仕事が、絶大な信頼と好感を得るための土台です。他に積み上げが無い看護師さんがミスをすると、全てが崩れ去ります。

 たどり着く1つの結論

 結論を言うと、患者さんに“安心”を与えるということです。
 今回のランキングの全ての内容の先にあるのは、患者さんが“安心”できる状態、また、“安心”できる入院生活をつくる事です。
 付け加えると、任せる事ができるという意味でもあります。

 人間というのは、“安心”を求める性質があります。
 特に、病気やケガへの不安を抱えたまま、慣れない入院生活になるので、患者さんに“安心”を与えるというのが全ての本質になります

 看護師さんに求めること

 ここも結論から言いますと、休養をしっかりとってほしいという事です。

 疲労や睡眠不足は確実に判断力の低下に繋がりますし、注意力が散漫になり、ミスの発生に繋がります。

 よく看護師さんが「眠い」と口にする事があります。私の場合、入院生活も長く、普段から看護師さんと話しをするので、会話の一部の何気ない「眠い」だとは思ってます。
 とはいえ、実際に夜勤による生活リズムの乱れに加えて家事や育児の疲労などはあるかと思います。少なくとも、私も夜勤の経験やスーパーの繁忙期の無謀な早出と残業(16時間立ちっぱなしとか)の経験もあります。
 当然、最後はフラフラでしたし、夜勤でもリズムがとれないとかなりの眠気に襲われます。
 だからこそ看護師さんには、しっかり休養をとってもらいたいという思いが個人的にもあります。

 看護師さんは基本的に真面目ですし、勉強(学習)の量もかなり多いと聞きます。
 そもそも、普段から勉強しているのですから、例えば無理に睡眠時間を削ってまで勉強をするよりは、休養(睡眠)をしっかりとって、短時間で質の良い勉強と、日常の看護師の仕事に取り組んでいただけたらと思います


 最後に復習して終わりにします。

 第5位 明るく健康的で清潔感がある

 ・明るい・・・元気をもらえる。患者が明るく振る舞えるきっかけになる。
 ・健康的・・・患者は自分を任せる事ができる。つまり、信頼に繋がる。
 ・清潔感・・・精神的にも物理的にも近寄りたいと思う。患者も最低限の清潔を保ちたいと思える。

 “好感を持つという事は、影響を受けているという事”でもあります。
 影響力のある見た目、立ち振る舞いは好感度に繋がります。

 第4位 話しかけやすい・気づかいができる

 ・思い込みの行動は気づかいではない
 ・話しかけやすいから、患者さんの求める気づかいができる

 気づかいに繋がる“話しかけやすい”は、ただ世間話をするなどの話しかけやすいではなく、患者さんの悩みや要望を聞き出せる事です。

 第3位 親切・丁寧

 ・受け取り手が親切と思える事が親切
 ・丁寧さを感じるのは技術より見せ方

 思わせる、見せるができるという事は実際に親切・丁寧な行動をとれているという事でもあります。

 第2位 判断力がある

 適切な提案、アドバイスができるという事は、知識や経験がある事の裏付けになります。

 医療の知識が無い患者さんに対して、適切な提案やアドバイスができるという事は、実際に看護師さんに知識や経験があるという事です。

 第1位 ミスをしない

 患者の立場から言うと、命を預けているので、少しのミスでも発生してほしくないわけです。少しのミスでも積み重なっていくと、好感度や信頼度は上がりません。

 ミスをしない仕事が、絶大な信頼と好感を得るための土台です。他に積み上げが無い看護師さんがミスをすると、全てが崩れ去ります。

 たどり着く1つの結論

 特に、病気やケガへの不安を抱えたまま、慣れない入院生活になるので、患者さんに“安心”を与えるというのが全ての本質になります。

 看護師さんに求めること

 休養をしっかりとってほしいという事です。
 疲労や睡眠不足は確実に判断力の低下に繋がりますし、注意力が散漫になり、ミスの発生に繋がります。

 休養(睡眠)をしっかりとって、短時間で質の良い勉強と、日常の看護師の仕事に取り組んでいただけたらと思います。

看護師さんに言うべきこと(褒めかた)の記事です。患者が看護師に言うべきこと(褒めかた)5選【コミュニケーション】好感度上がります|けいゆう https://note.com/onemaster/n/n35747d60f12e

看護師さんに嫌われる患者と好かれる患者についての記事です。
快適な入院生活 看護師さんに嫌われる患者と好かれる患者② 好かれる秘訣5選|けいゆう https://note.com/onemaster/n/n488b54afc82e

患者さんに薦めてほしいアイテムも紹介しています。
抗がん剤の副作用 経過を画像で解説 脱毛時に使えるアイテムもご紹介|けいゆう https://note.com/onemaster/n/nda2ef4501f58

入院生活で役に立つアイテムについての記事です。入院生活を快適にする 必需品 ベスト5 入院グッズ全般も紹介|けいゆう https://note.com/onemaster/n/n09f92487915b

頑張っている看護師さんに差し入れやプレゼントをしたい患者さんに
看護師さんにプレゼントしたい患者さん向け【喜ぶプレゼント】差し入れの参考にも|kazuki-ONEMaster(けいゆう) https://note.com/onemaster/n/n7ab0a5e05139

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