フィルムカメラを買った。PENTAX SP編
オールドレンズを使っているうちに、フィルムカメラで撮りたくなった。
自然な流れ
M42のレンズがあれば、PENTAX SPに行き着くのは 必然だろう。
買いに行った時の様子は こちら。
初めて手にしたフィルムカメラ
露出の電池が入り、露出計が動くけれど
全部自分でやる 機械式のカメラ。
家で 取り扱い説明書を確認したりもした。
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/man-pdf/sp.pdf
こういう所も PENTAXって好きなんです。
デジタルで自由に設定して撮っていて 使えない写真も量産していました。
実験のようにチャレンジしてもデジタルなんて それが普通と思って。
しかし、フィルムはそうはいかない。
フィルムで失敗したくない気持ちもあり
スマホで露出を測ったりもしました。
たくさんのアプリがあります。
EV値の表を持ち歩いたこともあります。
でも、適正とされる写真を撮っても 楽しくなかった。
もともと デジタルでも明るめで撮っていたのもあり
注いで撮った1本の仕上がりが つまらなかった。
1ヶ月に1本くらいを丁寧に撮り
現像に出し、お金を振込んで、届くのを待つ。
待っていると 長い時間です。
そうして待った写真が 思っているのと違う。
撮り直したくても、季節の花は終わっています。
たぶん、ここがフィルムから離れるか 好きになるかの 分かれ道。
これが納得のいかない時の写真。(2017年)
これが露出計の電池も抜き、EV値の表も捨て自由に撮った時の写真
(2018年)
使っているフィルムは業務用400のみです。
(今はもう生産されていませんね、わたしまだ在庫があるんです。)
写真にどれが正しいのかはなくて
特にわたしの場合は 気分がいいかどうかです。
使っていくうちに
カメラと自分の感覚のすり合わせができてきたのだと思う。
自分の思ったように撮れるようになり
カメラが可愛く 大事に思えるようになりました。
カメラを手に入れて 9本のフィルムを使い 9ヶ月が経っていました。
わたしがフィルムカメラに馴染んできたことと
そして 現像をお願いする所も色々試してきたことがあると思います。
この9本目の時に
現像をお願いする所 と 撮り方が決まった気がします
そして もう生産されていない このカメラをずっと使い続けたい と強く思うわけです。
フィルムカメラ関連を調べていて オーバーホールという言葉に出会います
そう この PENTAX SPを オーバーホールに出すことにしたのです。
その話はいつかまた。
Nikon F2編の話も いつかまた。
追記 書きました
Ku。