意外と多い!仙腸関節が原因の腰痛!
こんにちは
ONEBODYの谷本です!
・筋肉の張りやコリだと思ってマッサージに通ったけどいまいち痛みがとれない
・前屈みの状態からカラダを起こすとき、腰を反る時に痛みがある(片側のみ)
・腰だけじゃなくて、お尻にも痛みが広がっている
こんな特徴はありませんか?
こういった痛みの場合、
『仙腸関節』という場所からきている痛みの可能性があります!
腰痛といえば、ヘルニアや狭窄症というイメージが多いかもしれませんが、
仙腸関節が原因となる腰痛もたくさんあります!
仙腸関節からくる腰痛は腰痛全体の10%で、
男女比では1:2で女性に多いという特徴があります!
また、一般的に出産後に多いとも言われています!
今回は、意外と多い仙腸関節による腰痛に対して
解決策をお伝えできればと思います。
後半には自分でできる運動の方法も解説していますので、
ぜひやってみて効果を感じてください!
仙腸関節とは?
仙腸関節とは、
骨盤にある『仙骨』と『腸骨』
と言われる骨でできている関節です。
↓仙骨
↓腸骨
↓仙腸関節(青枠内)
仙腸関節は、
関節の周りにある靭帯により、強く固定され連結しています(↓図の白い線維)。
ほとんど動きがない関節ではありますが、
いつも鞄を片側に持ったり
生活や仕事で足をよく組んだり
といったように左右非対称の動きの癖がある場合、
関節がズレるようなストレスがかかってきます。
そういった小さいストレスが仙腸関節の負担となり、
仙腸関節が不安定な状態となり、痛みにつながっていきます。
仙腸関節による痛みの特徴
冒頭でも説明したように
腰だけではなく、お尻にも痛みが出てくることが特徴でもあります!
またひどい場合は脚全体に症状が出ることもあり、
両側にではなく片側にのみ症状があることが多いです!
X線など画像検査のみでは原因がはっきりしないため、
『痛みの場所の確認』や『仙腸関節へのチェックテスト』
により仙腸関節の痛みであると判断することが重要になってきます!
ヘルニアと間違えられやすい特徴もあり、注意が必要です!
痛みを改善するためには『体幹』と『股関節』
重要なことは『仙腸関節を安定させる』ことです!
安定させるためには
マッサージだけでは不十分です。
適切な筋トレを行い、関節を安定させ
仙腸関節がズレるストレスを少なくする必要があります!
筋トレといってもよくあるダンベルやバーベルなど機材を使うものでは
なく、安定性に必要な動きづくりのためのトレーニングです!
仙腸関節を安定させるためには
以下のイラストにある矢印の方向に骨を動かしていくことが大切です!
ポイントは、
・腰の骨(腰椎)と仙骨が丸まって後ろに倒れてしまわないように前に起こすこと
・骨盤が横に広がらないように閉じること
この2つの動きが安定に必須です!
この動きを行うために重要な筋肉こそ
『体幹』と『股関節』の筋肉です!!
体幹の筋肉の中でも『腹横筋』と『多裂筋』
股関節の筋肉の中でも『大殿筋』と『梨状筋』
がポイントとなる筋肉です!
↓腹横筋(青い部分)
↓多裂筋(青い部分)
↓大殿筋(青い部分)
↓梨状筋(青い部分)
これらの筋肉は
骨盤を閉じたり、仙骨を前に起こしたりするための方向
つまり仙腸関節を安定させる方向に向かって活動するもので、
仙腸関節による腰痛の人の多くが弱くなってしまっている場所
でもあります!
仙腸関節を安定させるための運動を紹介
先ほどポイントとした筋肉に対しての運動を3つ紹介します!
今回の痛みや特徴に当てはまる方は、
ぜひこれから紹介する運動を実施してみてください!
①腹横筋・多裂筋トレーニング
右手・左足、左手・右足と交互に伸ばしていく
②大殿筋トレーニング
膝を広げた状態でお尻を上げる
③梨状筋トレーニング
骨盤が後ろに倒れないように固定し脚を動かす
まずはそれぞれ10回程度実施いただき、
痛みの変化があるか感じてみてください!!
それでも痛みが改善しないあなたへ
今回紹介した方法で改善する人もいればあまり変わらないという人もいると思います。
あまり変わらないと感じた人は、より細かい分析、個別の対応が必要になると思いますので、私たちプロにお任せください。
実際にONEBODYには、マッサージだけでは治らなかった方、整骨院で運動も同時にやることを勧められた方が来られています。
あなたは痛みがとれたら何がしたいですか?
カラダを変え、未来を変えていくために私たちが全力でサポートさせていただきます。
少しでも気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください!