「勉強する意味が分からない」子どもに教えるべき勉強の意味3つ
「大人になってから使わないことを何で勉強しないといけないの?」
「こんなことしても将来絶対役立たないじゃん!」
「勉強って受験のためだけのものなの?」
子どもがよく投げかけるこんな疑問にあなたならなんと答えますか?
ついつい
「つべこべ言ってないで勉強しなさい」
「たくさん勉強したらきっと将来のためになるから」
などと言ってしまっていませんか。
これでは、子どもは勉強する意味があまりよく分からないまま。以下のようになんとなく漠然と勉強に取り組むことになります。
・とりあえず受験に受かるために勉強する
・勉強するのが当たり前だから勉強する
・将来のためになるらしいから勉強する
子どもが疑問に抱く「勉強する意味」を大人が正しく答えてあげられるかどうかで、子どもが意欲的に勉強に取り組むかどうか変わってきます。
子どもが勉強する意味を正しく捉えるためにもまず、大人がしっかりと理解して答えられるようにしましょう。
そこで今回は勉強をする本当の意味とは何なのかを見ていきます。
1.自分を成長させる型が身につく
勉強とは成長する型を身につける上で最も役立つものです。
つまり、最も型を身につけやすいものです。
まず成長の型を身につけるとは、
出来ないことを試行錯誤を繰り返しながら出来るように方法を学ぶということです。
知らないことを授業や教科書で学び、
問題を解いて間違えて、
何で間違えたか考えてやり直して、
次解いた時には出来るようになっている。
勉強は自然とこの繰り返しで進んでいきますよね。
さらに各教科ともどのように勉強すればよいかというものがかなり確立されており、やればやるだけ比較的だれでも結果が出しやすいものです。
学生時代に勉強して成績や偏差値を伸ばしていくという経験で身につけた成長の型は、仕事でもなんでも自分を成長させるうえでのベースとなるのです。
2.問題解決が出来るようになる
勉強することは問題を解決する力を引き上げます。
数学などの問題を解いている時、人は仮説を立てて検証するというサイクルを自然と回し答えを導いていきます。
分からない問題に対しては様々な角度からアプローチして何とか答えにたどり着けないか探っていきますよね。
また、解けなかったとしても解答を理解して解きなおし、自分のものへとしていくことで問題解決への引き出しを増やすことが出来ます。
この問題解決のスキルは大人になってから非常に役立つものです。
それどころか仕事においては毎日が問題解決の繰り返しです。
勉強と異なるのは、
大人になってからは問題の明確な答えがないということです。
明確な答えのない問いに、様々な角度から、試行錯誤を繰り返して答えを出していきます。
子どもの頃の勉強への姿勢がそのベースとなります。
勉強への姿勢が大人になってからも役立つのです。
3,頭を強くすることが出来る
勉強への姿勢しだいでは頭を強くすることも出来ます。
「頭が強い」とは頭が良いとは違って、
難しいことでもあきらめずに、頭を使ってひたすら考え抜いていくことが出来ることを言います。
頭の強さは頭の良さより大切といっても過言ではありません。
たとえ頭がよくなくても最後まで考え抜く頭の強さによってカバーできます。さらには頭の強さが頭の良さへとつながります。
分からない事に対してすぐに諦めることなく考えぬくというのは簡単なことではありませんが、子どもの頃に身につけておくことは大切です。
まとめ
今回は「勉強する意味が分からない」という子どもに対して大人がなんと答えるべきかについて見てきました。
今回紹介した3つは勉強をする意味の一部でしかありません。
勉強をすることは一見受験のためと思われがちですが、
大人になってから必要になる大切なものを身につけることが出来ると理解できたと思います。
これらをしっかり答えてあげられると子どもも納得感をもって勉強できるのではないでしょうか。
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